◎オペラ学研究会第31回例会

日時:2019年4月17日(水)17時~
場所:早稲田大学早稲田キャンパス8号館105

オペラ学ワークショップ第8回

越境とアマルガム"19世紀の首都"パリのオペラ文化

タイトル:パリ・オペラ座の《魔弾の射手》(1841)
お話:嶋内博愛(しまうち・ひろえ、武蔵大学人文学部ヨーロッパ文化学科教授)
専門は、民間伝承研究、ドイツ語圏民族学、文化人類学。オペラに関する著作に『キーワードで読むオペラ/音楽劇研究ハンドブック』(共著。アルテスパブリッシング、2017年)がある。

ヴェーバーの《Der Freischuetz》は、1821年にベルリンにて初演され、パリでは、1820年代にそのフランス語翻案作品《森のロバンRobin des bois》が、オデオン座の人気演目として上演されました。
この発表では、ヴェーバーの死後、ベルリオーズが手を入れて1841年にパリ・オペラ座で初演された《Le Freyschutz》を軸に、独仏語版《魔弾の射手》の比較検討を試みます。