ベルリンフィルで、ショスタコヴィチの交響曲第七番『レニングラード』を聴きました。指揮はヤニック・ネゼ=セガン。
第二次世界大戦中のさなか、ナチス・ドイツ軍に包囲されたレニングラードで作曲された交響曲。ショスタコヴィチが故郷サンクトペテルブルクに捧げた、戦争をテーマにした壮大な作品です。
扇動的でソ連のプロパガンダを感じさせる要素が多いので、辛辣な評価をされた事が多い曲です。しかし、戦中、戦後、そして今日まで至る歴史に現在私たちが置かれてる状況と重ね合わせると、現実味を帯びて普遍的なテーマが力強く感じます。
独裁国家の重圧、戦争の暴力と悲壮感を見事に表現した演奏でした。
