ベルリン・フィルハーモニーで、ミュンヘン管弦楽団を聴きました。ミルガ・グラジニーテ=ティーラ氏が指揮するマーラー第2番。クリアでストイック、重厚で厳かなのに決して大袈裟でもない、作品と曲想を前面に出した鋭利でフレッシュな演奏でした。見事。グラジニーテ=ティーラ氏は、自己パフォーマンス的な要素は一切無いのに、カリスマ性満ちた指揮者。1秒たりとも目を離せませんでした。

因みにこのコンサートは、45分ほど遅れて開演。前日に演奏したケルンからの電車の遅れで、通常は5時間要する所、10時間もかかったようです。

コンサート後にオーケストラの方と言葉を交わしたが、清々しい笑顔で「このような素晴らしい曲を弾けるのなら長旅も厭わない」と仰りました。こちらの方が感謝で一杯。