はじめは
かすかに
やがて
少しずつ
顕れくる
星々
ついには
満天に
広がりゆく
飛鳥の
天空を
鮮やかに
秋へ
導く
在りし日の
姿の前
遺された
楽器を
手にとり
かすかに
つまびく
何を手向ける
わけでなく
ただ
心と指の
赴くまま
姿の前
遺された
楽器を
手にとり
かすかに
つまびく
何を手向ける
わけでなく
ただ
心と指の
赴くまま
天空高く
燦然と
孤高の光り
強く切なく
尊く射る様に
頭上から
全身を貫く光
神々しい音を
伴って
燦然と
孤高の光り
強く切なく
尊く射る様に
頭上から
全身を貫く光
神々しい音を
伴って
あまりに
悲しく
あまりに
切なく
この上なく
美しい
ワルツの調べ
柔らかい
吐息のような
突き刺すような
鳴咽にも似た
響きを
湛えて
悲しく
あまりに
切なく
この上なく
美しい
ワルツの調べ
柔らかい
吐息のような
突き刺すような
鳴咽にも似た
響きを
湛えて
絵を
描くように
本を
書くように
紡いでゆく。
あるときは
宗教画
あるときは
カリカチュア
この前は
エッセイを
そのつぎは
小説を
ほんの一瞬の後、
読むように
観るように
聴いていく
自分の音を
感覚と
知覚の
微妙な狭間で
たゆたう心を
その耳と指に
託して
描くように
本を
書くように
紡いでゆく。
あるときは
宗教画
あるときは
カリカチュア
この前は
エッセイを
そのつぎは
小説を
ほんの一瞬の後、
読むように
観るように
聴いていく
自分の音を
感覚と
知覚の
微妙な狭間で
たゆたう心を
その耳と指に
託して
緑を映した
静かなる湖面
波一つなく
微かな風に
僅かなざわめきを
起こすのみ
ふと、
一扇の羽音と共に
水鳥が舞出て
目の醒めるような
軌跡を描いていく
あまりにも
鮮やかに
柔らかく拡がる
波影を残して
静かなる湖面
波一つなく
微かな風に
僅かなざわめきを
起こすのみ
ふと、
一扇の羽音と共に
水鳥が舞出て
目の醒めるような
軌跡を描いていく
あまりにも
鮮やかに
柔らかく拡がる
波影を残して
その音は
まるで
まだ彼女が
そこに存在しているような
この世に生きているような
そんな錯覚を
伴った
余韻を
伝えてくる
その人生に
何があったのか
うかがい知れないが
演奏の瞬間は
例えようもない
至福を伝えてくる
アーティストと
いうものは
ひょっとすると
この世で
一番幸せなのかも
しれない
何年経っても
その残像に
その余韻に
想いを馳せる
人がいる限り。
エミリーの演奏に
感じること。
まるで
まだ彼女が
そこに存在しているような
この世に生きているような
そんな錯覚を
伴った
余韻を
伝えてくる
その人生に
何があったのか
うかがい知れないが
演奏の瞬間は
例えようもない
至福を伝えてくる
アーティストと
いうものは
ひょっとすると
この世で
一番幸せなのかも
しれない
何年経っても
その残像に
その余韻に
想いを馳せる
人がいる限り。
エミリーの演奏に
感じること。
六つの弦が
紡ぐ音
ある時は
強く
ある時は
弱く
そして
誇らかに
または
かそけく
響く音は
光を
その間は
闇を
心に描く
その光を
目差して
歩いていく
紡ぐ音
ある時は
強く
ある時は
弱く
そして
誇らかに
または
かそけく
響く音は
光を
その間は
闇を
心に描く
その光を
目差して
歩いていく
産まれた時から
朽ち果てるその時まで
常に、
魂と共に
狂おしいまでの
生命の雄叫びと共に
愛するものの為に
沸々と
脈打つ鼓動を
ともなって
生々しい
息遣いで
遥かな希望を
追い求める
朽ち果てるその時まで
常に、
魂と共に
狂おしいまでの
生命の雄叫びと共に
愛するものの為に
沸々と
脈打つ鼓動を
ともなって
生々しい
息遣いで
遥かな希望を
追い求める
ただただ
自分の為だけに
ただただ
ひたすらに
音を
紡いでいく
他に何も
頼れるものもなく
他に何も
縋れるものもない
そして
紡がれた音だけに
しがみついて
また次の
音を紡ぐ
ただただ
ひたすらに
いつまでも
自分の為だけに
ただただ
ひたすらに
音を
紡いでいく
他に何も
頼れるものもなく
他に何も
縋れるものもない
そして
紡がれた音だけに
しがみついて
また次の
音を紡ぐ
ただただ
ひたすらに
いつまでも
