ベリーテクノです

現在業界首位の売上で、店舗数も業界トップのスシロー  そんなスシローに回転レーンがない回らない店舗ができたと聞いてその新タイプの店舗に行くことに

回らない寿司というとはま寿司のストレートレーン店舗や魚べいを思い出しますが、なんと去年まではくら寿司同様回転レーンで商品を見て楽しむ路線を大事にしてきたスシローまで回転しない店舗になったんだと半信半疑ながらその店舗へ



本題に入る前に宣伝

僕ベリーテクノはYouTubeで動画投稿してるので是非よろしくお願いします



 





その回らない店舗は僕の故郷(というより生まれた県)に最近リニューアルオープンして誕生した店舗らしく遠出をすることに  そもそも今回の店舗は郊外型店舗なので基本オートウェイターはないはず

僕の地元のスシローは回転レーンの上に注文した商品のみが届くオートウェイターの店舗で、回転レーンには寿司は流れず広告やわさびが流れてますが、スシローは今年の夏に回転レーンで誰でも取れる商品の提供を再開する模様


最寄り駅から暑い中数分歩いてその店舗へ  階段を上がり自動案内で出てきた紙に書かれた席へ

まさかねー 全店舗に回転レーンがあるスシローだからねえ さすがに回転レーンがないわけ…




ホントに回転レーンないじゃないですかああこのスシローッッッ


まさか本当にスシローから回転レーンがなくなるとは(とはいえまだ9割以上の店舗に回転レーンはある)


ちなみにスシローでは既に回転レーンの上に注文品がスムーズに届くオートウェイター(分岐型注文品専用レーン)が都市型店舗や一部の最近リニューアルした郊外型店舗で導入されていて、注文品がスムーズに届き出来たてを提供でき、他の人の取り間違えを防ぐ他、客席前で分岐して届くため商品を取る前から次の注文品を流せる効率的なレーンです  回転レーンはかつては注文品以外の商品が流れ、今は広告やわさびが流れるのみ


8割以上の注文品専用レーン オートウェイターがない店舗では回転レーンのみで回転レーンで注文した商品がやってきます



(2023.7.16追記)

2023年3月から某事件によりこれまで都市型店舗のみ導入していた回転レーン&オートウェイターをリニューアルした郊外型店舗でも導入開始


2023年4月に実験的に改装店舗で回転レーンがないオートウェイターのみの店舗を導入  その後スシローから公式発表はないものの2023年6月より本格的に脱回転路線になり、既存店舗の改装(回転レーンのみの店舗から回転レーンがないオートウェイターのみの店舗へ切り替え)により本格的に回転レーンがない店舗を増やし始めました  今のところ2023年6月からスシローで新たにリニューアルオープンした店舗は全て回転レーンがない店舗になってます


まだスシローからは正式にアナウンスされていないものの今後新規開業したり新たにリニューアルオープンする店舗では回転レーンがないオートウェイターのみの店舗になり、回転レーンを撤去しオートウェイターのみに切り替え回転レーンを随時廃止していくことになりそう


まだ回転レーンがないスシローは数店舗しかないがこのまま脱回転路線が続けば数年後にはほとんどが回らないスシローになり回転レーンがあるスシローがかなり少なくなりそうです







(画像はスシロー 浅草六区店)

スシローのオートウェイター店舗は下段に回転レーン(今は寿司は流れない) 上段にオートウェイターがあるのが基本


スシローのオートウェイターは分岐型レーンで注文品が座席の前に来るとポイントにより座席前の別れたレーンに注文品が止まります


これにより客がレーン上の注文品を取る前から次の注文品を流せて効率がアップし、客側もすぐに寿司を取る心配もありません(しかし注文品をある程度溜めておくと座席側レーンからあふれ後から来た別の席の注文品と脱線するのである程度溜まったら注文品を取りましょう)


今回訪れた店舗ではオートウェイター店舗の回転レーンがないバージョンで、オートウェイターは他の注文品専用レーン導入店舗と同じ仕様  しかし、オートウェイターが低い位置にあるため取りやすいのがポイント



ちなみにスシローは2023年1月までは回転レーンで注文品以外の誰でも取れる商品の提供をしていたが、2023年2月に例の迷惑行為騒動により完全注文制に一時的に移行


スシロー 回転レーン オートウェイター併設店舗ではオートウェイターで注文した商品が届き、回転レーンには広告がわさびが流れ、回転レーン店舗では注文品や広告、わさびが回転レーンに流れます


2023年夏にはスシローで完全注文制を終了し回転レーンでの注文品以外の商品提供を再開すると新聞紙が伝えてますが、詳細はまだ未定


しかし、スシローで2023年6月から回転レーンがない店舗を増やしているのを見るとこのまま完全注文制に移行する雰囲気






完全注文制のためタブレットの注文タッチパネルを取り、頼もうとすると違和感を感じる





座席に湯の蛇口がないじゃないですかああああ  おまけに箸や醤油も無いじゃないですかああああああ どうやって寿司食えとっっっ



やたら席が広いと思ったらなんと蛇口や醤油や箸がないですか  どうやって寿司食うんだと思ったら、、




まさかのセルフサービス


どうやらお茶や箸 醤油はセルフサービスで入口付近のセルフコーナーから持ってくるとのこと  マジですか




このようにセルフコーナーに醤油 箸 甘だれなどがあり、この横にある給茶機から水やお茶を持っていきます




回転しないスシローの座席はこんな感じ  寿司は流れてこなく広告やわさびも流れてきません


座席には蛇口や醤油がなく広々




たまに他のお客さんが頼んだ寿司が比較的速いスピードで流れ




他のオートウェイター店舗同様自分の席でポイントが別れ席の目の前の分岐ゾーンに商品がやってきます  この他の寿司チェーンにはないスシロー独自の分岐レーン良き



2023.7.16追記

ちなみにこの回転レーンがなく分岐型のオートウェイターのみの店舗が新たにリニューアルで川崎南幸店や南葛西店にも登場  なお南葛西店や川崎南幸店は回転レーンは無いものの座席に蛇口や醤油はある模様








今は期間限定の赤シャリで提供され、普段から値段割高でも良いので提供してほしいクオリティの美味さニヤリ


さて、この店舗は回転レーンがなく取り間違えがないので自動会計かなーと思い会計を押すと





店員来るんかーーいッッッ


回転レーンがない店舗なのに会計を押すと店員が来て皿枚数をスキャナーでスキャンし会計札を渡しそれをセルフレジに読み込むスタイル




自動案内のやつが案内札 の時点でまさかねーと思ったけど自動会計には非導入だった模様


実はスシローには店員が皿枚数スキャンをしない自動会計店舗があり、他の寿司チェーンでははま寿司や魚べいは回転レーンがなくタブレットの注文履歴計算により皿枚数カウントがなく、くら寿司も回転レーンに導入したカメラで自動会計となり、スシローも一部店舗には回転レーンにカメラがあり、自分が知ってる範囲では秋葉原や東京八重洲地下、有楽町のスシローでは自動会計となってます


自動会計のスシローでは自動案内で出てくる紙が



(画像は自動会計店舗)

このように案内札兼お会計札になり、タブレットにも最初に自動案内の紙は会計時に使うと案内が出て




(画像は自動会計店舗)

会計を押すとこのように自動で会計が完了し、店員が皿枚数スキャンをせずセルフレジで自動案内の紙をスキャンし支払います


一方で大半の自動会計がない店舗では自動案内の紙が案内札となっていて、最初にタブレットに案内が出ずに会計を押すと店員が皿枚数をスキャンし会計札を渡しその会計札をセルフレジにかざして支払い、というシステム




ではなぜ回転レーンがない店舗では自動会計が導入されてないのか


実は今はスシローの自動会計は回転レーン小型AIカメラでのシステムのみ、つまり自動会計用小型AIカメラがある店舗しか自動会計が導入されてません


まだ回転レーンがない店舗での注文履歴計算による自動会計システムが開発されてないため自動会計が導入されていないんだと思います


今後スシローが回転レーンがない店舗を増やす方針なら近いうちに会計システムが更新し回転レーンがない店舗での注文履歴計算による自動会計が導入されると思います


回転レーンがない店舗が増えることで小型カメラを使った自動会計から注文タッチパネルの履歴による自動会計になりこれまでより低コストで自動会計に対応できるなどのメリットも



2023.7.16追記

ちなみに新たにリニューアルにより登場した川崎南幸店や南葛西店など回転レーンがない店舗も同じように自動会計が導入されてない模様





スシローがついに脱回転路線になりつつある展開へ


こうなることで回転レーンで注文品以外の商品が回らなくなることで商品が誰にも取られなかった場合廃棄されるリスクがなくなり食品ロスを減らせることに


実際とある寿司チェーン店では回転レーンで誰でも取れる商品を流していた頃は商品が取られず廃棄され1ヶ月に4000皿廃棄され年間3トン廃棄されていたが、回転レーンを廃止し高速レーンのみに切り替えたことで大幅に廃棄が減り年間で1億円廃棄ロスを削減できた事例もあるそう


さらに注文品のみにすることで出来たてを提供できる


それ以外に回転レーンで注文品を提供すると他の客が誰でも取れる商品と勘違いして取ったり商品が止まらないため取り逃すなど起きるリスクがあるがスシロー オートウェイター店舗では注文品が目の前で止まるため客が商品を取り逃すリスクもない


脱回転路線にはまだメリットが   回転レーンで誰でも取れる寿司を流している場合 店員が皿枚数を数えて会計情報をレジに送る必要があり、店員の皿枚数を目視でカウントし場合によっては皿枚数が実際より少なく または多くカウントされることもあったが、完全注文制により回転レーンから取った商品の計算が不要になり、はま寿司 ストレートレーン店舗や魚べいみたいに注文タッチパネルの履歴のみで会計が可能で、店員が皿枚数を数えることはなく会計した段階の金額を自動案内の会計時に必要な会計データを転送してそのままレジ会計が可能になる(ただしスシロー 回転レーンがない店舗は例外で店員が皿枚数を数える)


さらに調理スタッフ側も注文品 誰でも取れる商品の2つ作る必要があったが、完全注文制により注文品のみを作るだけになり負担軽減に繋がる


スシローでは回転レーンしかない店舗ではフロアスタッフがドリンク類を客席に提供していたが、オートウェイター店舗ではオートウェイターでドリンク類を提供し、フロアスタッフの負担軽減になります



しかし、スシローは2023年夏から回転レーンで誰でも取れる商品の提供を再開すると読売新聞の記事で発表していたが、2023年6月から本格的に回転レーンがない店舗を拡大しているため、スシローで回転レーンで誰でも取れる商品の提供を今後再開するのか難しいところ



それにしても久々に故郷に行くのも悪くないですなニヤリ





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