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『士』業で成功にトライアル中

士業とは具体的には不動産鑑定士と土地家屋調査士ですが、様々な自己啓発本でロバートキヨサキ氏のいう『B』クワドラントが勧めてありますが、私があえて士業で独立した理由、そうなった過程、なぜ士業がよいと思うのかなどを書いて行きます。

私はど田舎で土地家屋調査士と不動産鑑定士をしています。

そのど田舎は私が生まれ育った土地です。

私の父は昨年亡くなりましたが、このど田舎の中でも、さらのさらにど田舎で育ちました。

その父の育った家は農家で、父は教師になったものの週末は農業をする兼業農家でした。

父は結婚した時に、ど田舎の県庁所在地に母親と転居したものの、週末は車で1時間かけて生家に戻り、農業をしていました。

私が産まれてからも農業は続けており、私も週末は車で1時間のさらのさらにど田舎に連れて行かれていました。

父は、平日、スーツでばっちり決めていたものの、週末は正に農家という格好をして長靴をはいて農業をしていました。

私が小さい頃、父の背中追いかけて歩いていた頃、長靴を履いて歩いた際に出る独特の音が耳に残っていました。


話は変わり、土地家屋調査士の業務の大半を費やす境界確定業務について話します。

足下の悪い場所で測量をするので、測量の時は作業靴に履き替えます。

開業した時からティンバーランドのスニーカータイプの靴で測量をしています(現在3代目です)。

私の地域では雪が積もります。なので、冬場はスノーブーツでした。

スノーブーツは浅い水路なら入っていけるのでスノーブーツで浅い水路に入って測量をしていました。

つまり、長靴は持ってませんでした。


ところが先日、境界立会をするのにどうしても長靴が必要だろうという現場があり、長靴をホームセンターから仕入れました。

それ以来、今までなら水路に入らずに測量していた現場でも長靴を活用して測量しています。


そこで、長靴を履いて歩いていると、小さな頃に父親のそばで聞いていたあの音が、自分の足音からしてきます。

去年亡くなった父のかっこよかった時代を思い出します。

晩年の父は体を悪くして性格が変わり尊敬できなくなってました。

長靴の音は、かっこよかった昔の父を思い出します。


かっこよかったと書きましたが、幼い頃も含めて若い頃はカッコ良いなんて思ったことはありません。

私が大人になり、

はじめて尊敬できるようになり、

カッコ良かったと思えるようになりました。


はじめて尊敬できるようになり、

今の私は父にたくさん影響を受けているんだなと自覚しました。

遺伝子的なものではなく、父が見せてくれていた背中で影響を受けているんだなと自覚しました。


父は田舎者のくせにかなりスーツにこだわる人間でした。

ビジネスマンでなく、教師なのにスーツにこだわってました。

でも、週末は打って変わって作業着に長靴です。

私も、私服には大してこだわりませんがスーツにはかなりこだわります。

私は不動産鑑定士として、お客さんと会う時はそのこだわったスーツを着ます。

一方で、土地家屋調査士として測量の時には平気で作業着です。

このギャップを受け入れれるのは父の影響があるんだろうなと思いました。


父から説教を受けたことはほぼありません。

ですが、自分に厳しい人で、その背中で私に見せてくれていました。 


私も口ではなく、背中で見せれる父親になりたいと思います。

息子の何年か先のために。