広い部屋の中央。

ガラステーブルにソファー。




そこに座っているヴォルグは、

さめきったコーヒーを一気に飲み干して、横に居る黒いユンクを見た。

そして。視線をコーヒーカップへもどして、一言つぶやいた。



「さみしすぎる。」




☆リヴラヴ同盟☆   第一話


黒ユンク・・・・・・・リーダーの紅苺、通称イチゴと、

その横に座っている紺色ヴォルグのカルマ。


「えー。」

「いや、えーじゃなくて。会員増やせよ。」

「めんどうくたいです。」

「・・・・・・・。」


無意味な誤字と、やる気のなさすぎるリーダーを前に、

カルマはあきれて物も言えなかった。





ピン、ポン。


「あ、カルたんでて。」

「リーダーが出て下さい。」

「なんで?」

「リーダーだからだよ、ハイ任務!!!」

「副リーダーとしていってきてね。」



しょうがなく席を立って玄関に向かうカルマ。


ガチャ。


「こ、こ、こ、こ、ここ。」

「こんにちは?」

「はいっ!」

「ハイ・・・・・・・?」

ドアの向こうには小さな初期色のオオツノワタケ。

緊張のせいで口はパクパク目はうつろ。

「大丈夫ですかー。」

「リーダー・・・どうせくるならもっとはy」

「あのっ!」

オオツノはカルマがしゃべっているにもかかわらず

必死で一言ふりしぼり、勢いに乗って一気にいった。

「あのっあの・・・・・りぶらぶどうめぇにはいられてください!」

「何?りブドウめぇめぇ?」

「リヴラヴ同盟にはいりたい、って事?」

「あっはいっ!」

「うぃ。いいよー。」

「リーダー・・・・・・・安易すぎます。」

「いんだよぉ。あ、オオツノちゃん入んなー。」

「リーダーがオヤジみたいになっ」

次いったら殺します。

「はい。」

カルマはにらみ付けられ発言を中断した。


部屋の中央にもどると、オオツノは落ち着いて話し始めた。

「えっとあたしはエルっていいます・・・・・パークで二人が話してるのが楽しそうで、友達いないからはいりたいなぁって・・・」

「・・・リヴリー、好きですか。」

「え・・・・・・?」

「リヴリー、好き、ですか?」

「はい・・・・・・。」

「楽しいと思ってますか。」

「はい。」

「ここにきて良かったと思ってますか。」

「ハイッ!」



「宜しく、ね。エル。」


「よろしくおねがいします!」


「タメ口でいいぜぇ」


「じゃぁ・・・よろしく・・・・・!」


「うちはいちご。」


「おれはカルマ。」



「よろしく!」










いっておきますが実際のリヴリー界ではありえないことがおきまくり。波乱万丈。




リーダー:紅苺(べにいちご)

♀。通称はイチゴ。

天然入りまくり。ボケありツッコミあり。

黒いユンク。



副リーダー:カルマ

♂。紅苺に「カルたん」とよばれるのが嫌。

紺色のヴォルグ。