グループAはバイエルンが頭一つ抜け出し、残り1枠をナポリとマンチェスターCが争う構造。勝ったチームが決勝Tに近づく大事な一戦はナポリのホーム、サン・パオロで開催された。
序盤はシティの素早い攻撃に苦しめられたナポリだが、シンプルにボールを繋ぎシュートまで持ち込むことで徐々にペースを掴んでいく。10分から15分の間で惜しいシュートが3本続き、迎えた17分、左CKをカバー二がニアで合わせナポリが先制に成功する。負けると一転してGL突破が危うくなるシティもここから反撃を開始し、シルバを中心にナポリの堅守を崩していく。33分、ジェコが入れたなんでもないクロスボールをナポリDFアロニカがクリアミスし、それを拾ったシルバがシュート。デ・サンクティスがかろうじてはじき出すが、こぼれてきたボールをバロテッリが落ち着いて流し込みシティが同点に追いついた。
後半に入り早々、ナポリは勝ち越しに成功する。左ゴールライン際からのクロスボールをまたしてもカバー二が右足ダイレクトで流し込む。勝ち越しに成功したナポリはその後もハムシクやラベッシ、マッジョの惜しいシュートを含み、流れを相手に渡さなかった。終了間際こそ相手に押し込まれたものの難なく守りきりナポリがホームで価値ある勝利を掴んだ。
ナポリはこれで2位に浮上し、対戦成績でも1勝1分けの為、一気にGL突破を現実的なものにした。一方、敗れたシティは自力での突破はなくなり最終節のナポリの結果を待つことになった。いつもどおりのサッカーを実践出来たナポリ。主導権を握りつつもモノにできなかったシティ。ダークホース扱いだったナポリがこのままGL突破を決めることが出来るか楽しみである。
