初戦のマレーシア戦を2vs0の危なげない試合でモノにした日本。今回の第2戦はどこか対戦が多い傾向のあるバーレーンとの一戦だった。
日本、バーレーン、シリア、マレーシアが入っているグループCは当初、日本とバーレーンの一騎打ちになると予想されていた。しかし初戦を勝利した日本と違い、バーレーンはシリアとのアウェーゲームを1vs3で落としたため、バーレーンにとってホームゲームでもある今回は是が非でも勝たなければいけない試合だった。
立ち上がり、アウェーの日本は風下の影響もありバーレーンのロングボールに苦しむが、時間が経過していくごとにロングボールやパス交換を上手く使い分け、徐々に日本ペースで試合は進む。そんななか試合が動いたのはロスタイム間際の前半44分、扇原のCKから大津がダイレクトで合わせ先制した。
後半も立ち上がりこそバーレーンのプレスに苦しむが、風上になった利点を生かしロングボールで活路を見出していく。そして後半22分、扇原のクロスボールから山田がシュートを放ち、こぼれたところを東が詰めてリードを2点に広げた。その後集中力の切れたバーレーンのラフプレーに苦しむところもあったが、0vs2で試合は終了し、日本は勝ち点を6とし、バーレーンは2連敗となった。
攻撃に関してはパスを出すときに貰い手のことを考えず出しているため、貰ったとこで行き詰まっていたように思えた。ミスをしないように徹することも大切だが、ゴールを奪うためにはどこかでリスクを冒さないといけない時がくる。その見極めは難しいが、改善することが求められるだろう。
守備に関しては特になかったように思えたが、強いて言うならボールをキープしている選手にもっとプレッシャーをかけたほうがいいのではないかと思う。前半にポスト直撃のミドルシュートを放たれたが、あのシーンでボールを持っている選手へのプレスは皆無だった。風上にたっている相手に対し、何もアクションがないのは非常に危険であり、アウェーでは何が起こってもおかしくないからだ。
2試合が終わり勝ち点6という結果は立派だろう。グループCは他のグループに対してレベルが低いが、公式戦は結果が一番だし、内容が良くても結果がなければ意味がない。4日後にはシリアを国立競技場で迎え撃つ。今後アウェーゲームを2試合残していることを考えれば、勝利が義務づけられる一戦となる。バーレーン戦で見せた課題を克服し、パス交換からの連動性が出せれば勝利が舞い込むだろう。