☆       サイトカイン嵐❗    ;
    を、  より、呼ばない、  アセトアミノフェン❗   ;
      
   ☆     ドクター江部の糖尿病徒然日記❗  ; 
     2019年。  インフルエンザと解熱剤。
  使ってもいいのは、
  『  アセトアミノフェン  』 、だけ❗ 。
    2019/  11/20  11:38 5 -    ;
  こんにちは。

   全国的な、インフルエンザの、
  流行期に入った、 ということを、
   2019/11/18 、の、
  ブログの記事に書きました。

    インフルエンザに罹患した患者さんで、
  高熱がでれば、
  私も、 解熱剤を処方することがあります。

    インフルエンザと解熱剤に関して、
  ブログの読者の皆さんを始め、
   日本中の人に、是非、
  知っておいて欲しいことがあります。

     それは、
 「    インフルエンザ罹患のとき、
  使ってもいい解熱剤は、
  アセトアミノフェンだけ❗  」
  、 ということです。

   その商品名は、  カロナール、 コカール、
  アンヒバ 、などです。

    それ以外の、ロキソニン、 ボルタレン、
  ポンタール、インダシン、アスピリン・・、
  これらの、一般的な、  NSAIDS  、 は、
  脳症、への、 リスクがある❗ 、
  ので、 その全てを、
  使用しては、いけません❗ 。

    <  脳炎と脳症の違い  >    ;

     病理学的には、   脳炎    ;
 (   encepahlitis   ) 、  とは、
   ウィルス 、たちが、 直に、脳に侵入し、
  脳な、 細胞に感染して、
  増殖し、 炎症を起こすもので、
    脳の、 細長い、 神経な、 細胞が、
   ウィルスによって、直に、破壊されます。

    実は、  インフルエンザ、の、
  ウィルス、な、 自体による、
 脳の細胞への、 直接の障害は、
  あり得ない❗ 、
   ので、 
  「  インウルエンザ  脳炎  」、  という、
  病は、 ありません。

    脳症    ;   (   encephalopathy  )  、 は、
   脳の中に、  ウィルスが存在しない❗ 、
  のに、  脳が、 腫脹します。

    インフルエンザ、の、 ウィルスの、
   感染により、 まれに、 脳症が生じます、
   が、
   原因は、不明❗ 、  と、 されています。

    何らかの原因により、
  高サイトカイン血症、  などが、
  引き起こされて、
  脳に、浮腫     ;      むくみ    、  などの、
  障害をひき起こします。
   
   すなわち、   病理学的には、
 「  インフルエンザ脳炎  」、は、
   存在せず、
  「  インフルエンザ脳症  」、 が、
   存在する、 
   ということになります。

   <    インフルエンザ、の、 ウィルスは、
  血潮らの中に、入れない❗   >   ;

   現時点で、 
  インフルエンザのウィルスは、
   A型も、B型も、新型も、
   血潮の中に入れません。

   従って、
   インフルエンザ、の、 ウィルスが、
  脳へ直に、感染することは、ないのです。

     インフルエンザのウィルスは、
  上気道・下気道・肺と、消化管、
  以外には、 感染できません。

     マスコミで、
  インフルエンザ脳炎とか、
  インフルエンザ脳症、 と言っているのは、
  正確には、
 「   インフルエンザ  関連  脳症  」、という、
  病名が、一番に、適切です。

   <   麻疹の、ウィルスや、
  ヘルペスのウィルスは、血の中に入れる  >   ;

   麻疹のウィルスは、血潮の中に、
   入れるので、
    脳にも、 感染して、
   まれでは、ありますが、
   麻疹脳炎を生じ得ます。

    ウイルス感染性脳炎としては、
  単純ヘルペス脳炎が、最も多いです。

   日本脳炎ウィルスや、
   狂犬病ウィルスも、 脳炎を起こします。

  <   インフルエンザ脳症と、
  サイトカイン・ストーム  >   ;
   
    インフルエンザ脳症、への、
   鍵となる現象は、
  サイトカイン・ストーム、  と呼ばれる、
   免疫系での、 異常な反応です。

     免疫細胞の活性化や、
   機能への抑制には、
   タンパク質な、 サイトカイン 、
   と、総称される、 
   生理活性蛋白質が、 
 重要な役割を担っています。

    サイトカインは、
  免疫系のバランスの乱れ、 などによって、
  その制御が、うまくいかなくなると、
   サイトカイン・ストーム      ;
   嵐     ;   ( ☆ ) 、  と呼ばれる、
   サイトカイン、への、
  過剰な産生の状態を引き起こし、
   ひどい場合には、
   致死的な状態に陥ります。

     全身の細胞から、通常の量を、
  はるかに超える、
   サイトカイン  、たちが放出され、
  体内を、 嵐のように駆け巡ります。

     この過剰な、
   サイトカイン嵐により、
   インフルエンザ関連脳症が生じる❗ 、
  と、 考えられています。

    サイトカイン嵐が起こる原因は、
  今の所では、 不明です。

    しかし、   解熱剤が、
  サイトカイン嵐に悪影響を与えている、
  可能性が示唆されています❗ 。

    <  解熱剤  >    ;
    平成21年の厚生労働省の、
  インフルエンザ脳症ガイドラインには、

    ジクロフェナクナトリウム     ;
 (   商品名 ;    ボルタレン    )、
    メフェナム酸     ;
 (   商品名  ;   ポンタール    )  、
    の内服は、
    インフルエンザ脳症、への、
  予後不良因子らの一つ、に、 
  挙げられています。
   
    これらな、解熱剤らが、
   インフルエンザ脳症、での、
  死亡率を上昇させている❗ 、
   可能性が示唆されています。

   また、  これらな、解熱剤ら、が、
   サイトカイン嵐を生じた、
  きっかけになっている❗ 、
   可能性も、否定できません。

    結局は、  安全性が確立している、
   解熱剤は、
   『  アセトアミノフェン  』❗ 、 だけです。

     アセトアミノフェンの商品名は、
  カロナール、 コカール、
  アンヒバ座薬 、 などです。

    インフルエンザにかかったときは、
   アセトアミノフェン ❗ 、 以外の、
    他の解熱剤      ;
 (   ロキソニン、  ボルタレン、   
  ポンタール、  インダシン、  ブレシン、
  セレコックス、   アスピリン・・    )  、
  は、  使用しては、 いけません。

     要するに、  安全なのは、
  『  アセトアミノフェン❗  』、 だけです。

   なお、  風邪 、 などの、
  ウィルスによる感染でも、
  同様の危険性は、 有り得ますので、
   私は、子どもは、 勿論なことに、
   大人にも、 解熱剤は、基本的に、 
  アセトアミノフェンしか、
   処方しません。

http://www.jst.go.jp/crest/immunesystem/result/05.html    抜粋  ;

 5.     免疫系における、
   サイトカインの役割❗   ;

 病原体に対する、 
  免疫系の攻撃としては、  主に、
   好中球や、  マクロファージ     ;
   ≒      大食い細胞    ;      、   などの、
   自然免疫系の貪食細胞による、
   貪食作用❗ 、
   キラーT細胞による、
   細胞傷害性物質の放出による、
   宿主細胞への破壊❗ 、
   B細胞が産生する、 タンパク質な、
  抗体による、
  病原体への不活化❗ 、
   などが、あります。 
 
    このような、 免疫細胞の、
  活性化や、 機能らへの抑制には、
   サイトカイン 、と、 総称される、
  生理活性蛋白質が、
   重要な役割を担っています。

    サイトカインには、
   白血球が分泌し、
  免疫系の調節に機能する、
  タンパク質な、  インターロイキン類、
   白血球の遊走を誘導する、 
    タンパク質な、 ケモカイン類、
   ウイルスや細胞の増殖を抑制する、
   タンパク質な、インターフェロン類、
   などの、  様々な種類があり、
   今も、 発見が続いています❗ 。

     サイトカインは、 
   免疫系のバランスの乱れ、などによって、
  その制御が、 うまくいかなくなると、
   サイトカインストーム、 と呼ばれる、
   サイトカイン、への、
  過剰な産生の状態を引き起こし、
   ひどい場合には、
   致死的な状態に陥ります。

    サイトカインは、
   本来の、 病原体から身を守る、
 役割の他に、様々な疾患に関与している❗ 、    ことが、 明らかになってきています。

  平野チームは、自ら発見した、
  サイトカインの一種である、
   IL-6  、が、
   自己免疫疾患への発症の制御において、
  中心的な役割を担っている❗ 、
  ことを、 独自に開発した、
   疾患モデルのマウスを用いて、
  明らかにしています。

   また、  免疫細胞の、
  中枢神経系への侵入口を発見した❗ 、
   ことから、
   神経系での、 自己免疫疾患の、
  発症、への、 仮説を提唱しています。

     岩倉チームは、
   炎症性サイトカインである、
  IL-17ファミリー分子の、
  機能的な役割を解析する中で、
  これらな、 ファミリー分子らが、
   感染への防御と炎症への抑制において、
   役割らが分担されている❗ 、
   ことを見出しています。


      ☆     ドクター江部❗   ;

   インフルエンザ、への、
  ワクチンを接種した人も、
  接種してない人もいる、 と思いますが、
  是非、 知っておいてほしいのは、
  インフルエンザ・ワクチンは、
  万能ではない❗ 、  ということです。

    すなわち、
   感染への防御力は、 基本的に、なくて、
    重症化を防ぐ❗ 、 ことが、
   期待されるていどの効能です。

    ワクチンを打っている人も、
  打っていない人も、
  手洗い、うがい、マスクが、
  インフルエンザへの予防の基本ですね。

   特に、 手洗いが、
   思った以上に、有効❗ 、 です。

   ドアのノブや、 電車のつり革、などの、
   様々なものに触れる❗ 、
   ことにより、 
  自分の手にも、   ウイルスたち、が、
  付着している、 可能性があります。
   
    外出先から、 帰宅時や、 調理の前後、
  食事前、などに、
   こまめに、 手を洗いましょう❗ 。

    咳や、くしゃみで飛んだ飛沫が、
   服についても、  数時間で、
   感染力を失う❗ 、
   と、 されています。

    外出から帰宅したら、   着替えする❗ 、
  ことも、 予防に役立ちます。

      以下の青字は、
  厚生労働省サイトの記載です。

    インフルエンザへの予防には、
   みんなの、 
  「  かからない  」、「  うつさない  」、
  という、 気持ちが、 大切です。
    手洗いで、 インフルエンザを予防して、
  かかったら、
マスク等、 せきエチケットも、
  忘れないでください。

   インフルエンザにかかった人は、
  必ず、 マスクをして、
  他人にうつさないようにする❗ 、
   配慮が、必要です。

    <  インフルエンザ・ワクチンの有効性  >  ;

    インフルエンザ・ワクチンは、
  A型にも、B型にも、対応しています。

    しかし、  実は、 現行の、
  インフルエンザ・ワクチンには、
  水際で、感染をシャットアウトする様な、
   効果は、 ありません❗ 。

   感染した後に、  重症化を防ぐ❗ 、
  効果が期待される、 という程度なので、
  過信するのは、禁物です。

     理論的に考えても、
  ワクチンを接種することにより
    タンパク質な、  『  IgG  抗体  』 、
  が、  血液や、体液の中へ、
    産生されます、
   が、
   粘膜面を防御している、
   タンパク質な、  『  IgA  抗体  』、
  は、  全く、 できません❗ 。

     従って、
  インフルエンザ・ウィルスが、
   咽や鼻の粘膜を突破して、
  細胞の内側に侵入した後     ;
 (    感染が成立した後    )    ;      
    に、
   はじめて、  
   『  IgG   抗体  』 、 たちが、
  かけつけて、  戦うことになります。

       欧米では、  鼻への噴霧ワクチンで、
   粘膜面の、  『  IgA   抗体  』、
  を、 つくる試みも、されていますが
   あまり、上手くいっていません。

    『  IgA  抗体  』、 を、 
  充分な量に増やす技術が、難しいようです。

     下記の青字は、
  国立感染研究所のホームページからの、
抜粋です。
http://www0.nih.go.jp/niid/topics/influenza01.html

【   7.インフルエンザ・ワクチンの問題点  ;

  (2)「    現行ワクチンの、
  感染への、防御の効果や、発症への、
  阻止の効果は、完全では、ありませんので、
   ワクチンの接種を受けても、
  インフルエンザに罹患する場合があり、
   この場合には、  患者は、
   ウイルスを外部に排泄し、
  感染源となります。

   従って、 集団接種を行っても、
  社会の全体での、インフルエンザの流行を、
    完全に阻止することは、 難しい❗ 、
  と、 考えられます。  」

(6) 「    現行の、  
  インフルエンザ・ワクチンは、
  皮下接種されています。

   しかし、
   不活化ワクチンの皮下接種では、
 インフルエンザ・ウイルスの感染、への、
  防御に、 中心的な役割を果たす❗ 、
  と、 考えられる、
    気道の粘膜での免疫や、
   回復の過程に重要である、 と考えられる、
   細胞性免疫が、
   ほとんど、 誘導されません❗ 。

    これは、
  インフルエンザ・ウイルスによる、
 感染、な、 そのものを防御する、
   と言う面では、
  大きな短所である、
   と、 考えられています。

   しかし、 この様な欠点を持ちながらも、
  先に述べたように、
   ハイリスク群に対する、 現行の、
  インフルエンザ・ワクチンの効果は、
  明らかに認められています❗ 。

    また、  ワクチンの皮下接種でも、
  血潮の中での、  抗体への産生は、
  十分に、刺激できる❗ 、
   ので、
   インフルエンザに続発する、
  肺炎、 などの合併症や、
  最近に、 問題となっている、
  インフルエンザ脳炎・脳症の、
  発生を抑える❗ 、  ことは、
 期待出来る、 
   と、 考えられています。 」  】。

    <  集団感染  >   ;

    東京都内で、   今シーズン     ;
 (   2019年  9月2日以降   )   、  において、
     都内の学校や社会福祉施設、 
  等で発生した、 
 インフルエンザ様疾患の集団感染事例は、
     9月22日までで、すでに、
   55件、が、 報告されています。

    これらな、集団感染らにおいて、
  少なくとも、 社会福祉施設では、
    ほとんどの人は、
 インフルエンザ・ワクチンを接種しています。

   このような事例で、 証明された❗ 、
  と、 言えますが、
  感染への防御には、
  インフルエンザ・ワクチンは、
  実際に、 まったく、 無力❗ 、な、
  ことが、 明らか、 と、なりました。

  そもそも、 インフルエンザ・ワクチンは、
  「    感染への防御は、 できないが、
  重症化を防ぐ❗   」 、    ということが、
   その効能です。

    感染を防ぐためには、
「   手洗い、うがい、マスク   」、
  が、 必須です。

    <  誤解  >   ;

   ところが、  相変わらず、
   多くの患者さんや医師が、
  ワクチンを接種していれば、
  水際で、 感染への防御できる、
  と、 誤解しておられるのです❗ 。

    私は、過去に、 長年を、
  友人の医師などに、
  感染への防御は、 できない❗ 
  、と、 口を酸っぱくして、
  言い続けてきたのですが、
  皆に、 なかなか、
  信じてもらえませんでした。

   どこかで、 誤った情報が、
  流され続けていたのでしょうね。

   ここ数年に、  新聞、 などでも、やっと、
  「   感染への防御はできないが、
  重症化を防ぐ❗  」、  という、
  真実が、報道されるようになりました。

    逆に言えば、  過去の長年にわたり、
  あたかも、 感染への防御ができるような、
   内容の報道に、 終始していたわけで、
   そのことに関して、
  自己批判も、反省も、 ないのは、
  如何なものでしょう❗ 。

    インフルエンザ・ワクチンの、
   注射を希望する患者さんが、こられたら、
    私は、 このことを説明して、
  「    手洗いや、 うがい、
   人混みを避ける❗ 、 などの、
   基本的なことが、
  感染への防御には、 大事なので、
   ワクチンを接種したからといって、
  油断しないでくださいね。  」
  、と、 付け加えます。

    <  必要性  >   ;

   別に、 私は、  ワクチンが、無意味、
  といっているのでは、ありません。

     65歳以上の高齢者、
  呼吸器系や循環器系に、
  慢性の疾患を持つ患者、
   糖尿病、腎臓病、 などの、
  慢性の疾患の患者、
  免疫の低下している状態の患者、
    などでは、
   インフルエンザに罹患し、重症化すれば、
   肺炎❗ 、 などの、
   重篤な合併症を成し、
  生命に危険が及ぶ❗  、
   ことも、ありますから、
    必要だ❗ 、 と、 思います。

    若い人でも、   受験生などは、
  重症化したら、困りますから、
    接種する意味は、 ありますね。

    <   感染への防御  >    ;

   ①       医療関係者は、
  インフルエンザ患者を診察するときは、
  マスクをする❗ 。

   診察が終わったら、必ず、 手洗いをし、
  使い捨て紙タオルで、 ふく❗ 。

    マスクをはずしたときは、
   うがいをする❗ 。

   ②      急性の咳や熱がでている当事者は、
   エチケットとして、 マスクをする❗ 。

  ③      満員電車の中などの、
   避けようがない、 
   密閉された場所にいくときは、
   マスクをして乗る❗ 。

   ④     人混みにでたあとは、
  手洗い・うがいを励行する❗ 。

  ⑤     家族が、 一人で、
   インフルエンザに罹患したら、
  家の中でも、 当事者は、  マスクをする❗ 。
 
      その一人は、 違う部屋で寝る❗ 。

  ⑥     咳で、 飛沫が飛ぶのは、
  約   1m  、 である❗ 、
  ので、   当事者から、 距離を取る❗ 。

   ⑦      鼻水や痰を封じ込めるために、
   ティッシュを使用し、
  使用後のティッシュは、
 できれば、  ノンタッチごみ箱に、
   廃棄すること❗ 。

      ブログ読者の皆さん、
  インフルエンザ・ワクチンを接種している、
  人も、
   感染への防御の効果は、ない❗ 、
  ことを、 しっかり認識して、
 上記の、  ①~⑦を励行してくださいね。

   これらが、実行されていれば、
  上述のような院内感染が、
  猛威をふるうことは、なかったでしょう。


         ☆     劇訳表示    ;     
    中国❗   ;   「    初期の感染者は、日本人。
  ウイルスは、米の研究所から漏れた   」  ;
    2020/   4/22    ;
       ・・ 続きは、  務録    ブロク    ;
 『    夜桜や    夢に紛れて    降る、寝酒    』
 、で❗。