☆   ドクター江部❗   ;

  糖質への制限食の実践中に生じる、
  ことがある、 好ましくない、 
  症状・変化について    ;

   ⑥   高血糖の記憶   ;
   2019/   8/29   16:26  ;  
  こんにちは。

    糖質への制限食の実践中に、
  好ましくない症状が出現する、
  ことが、あります。

   「   全身での、 倦怠感  」、
  「  こむら返り  」
  ≒
     マグネシウム    Mg ❗  、 の、
  不足性にも、 要因性がある❗     、

   「   高尿酸血症   」、
 「  高  LDL  コレステロール血症   」、 
  「  便秘  」、
  「  高血糖の記憶  」
  、 などです。

   これらのほとんどは、 予防、
  あるいは、 対処が可能なので、
  その方策などを説明しよう、
  と、 思います。

   今回は、 糖質制限食の実践中に生じる、
  ことがある、  好ましくない、
  症状・変化について    ;
   ⑥  「  高血糖の記憶  」 、
   に、 ついてです。

  「  高血糖の記憶  」、な、 そのものは、
   消えないので、
   対処しようがないようにも思えますが、

   糖尿人においては、 前もって、
  頸動脈へのエコーや、心臓への検査、
  などをしておくことは、 大切です。

    例えば、
  高血糖の記憶により、
  冠動脈での狭窄、 などがあった場合、
  検査で発見されれば、
  心筋梗塞を起こす前に、
  ステントを入れて、
  予防することが可能です。

   ⑥   <  高血糖の記憶  >   ;

  糖質への制限食を実践中に生じる、
  ことがある、   好ましくない、
  症状・変化について    ;      ⑥  、 は、
  「  高血糖の記憶  」  、
  に、 ついてです。

    糖尿病による、 血管での合併症、
 の、 メカニズムを特徴的に説明する、
  高血糖の記憶
   (   hyperglycemic   memory    )  、
  と呼ばれる、  概念があります。

   「  高血糖の記憶  」 、  とは、
   過去の高血糖レベルと、
  その曝露の期間が、
   生きてある体、な、
  『  生体  』、  に記憶され、
  その後の、 血管合併症の進展を左右する、
   という、 考え方です。

    ヒトの糖尿病において、
  この、  「  高血糖の記憶  」、
  の存在を示す、  エビデンス
   (  証拠  )  、   として、
  米国の、  
  【    より、   インスリン
  ≒      血潮、の、 ブドウ糖、らを、
  細胞たちの各々へ、 送り届ける、
  血潮をゆく、  ほとんど、
  タンパク質、な、  ホルモン  、
  が、  より、  その生産工場な、
  膵臓のベータ細胞ら、 が、 
  自らの免疫細胞らにより、
  壊されるなどして、
  より、  分泌されない、 
  状態をなしてある    】、  
  『  1型糖尿病  』  、な、 患者、の、
  大規模臨床研究・DCCT 、 の、
  フォローアップ試験である、
  EDIC - DCCT、 の、
  報告があります。

   DCCT  、 では、
    【    より、  自前の、 
  インスリン、が、  湧かない    】   、
  1型糖尿病、な、 患者を、
  従来の通常療法群、 と、
  より厳格に、
  血糖への管理を行う、
  強化療法群に分け、
  平均で、  6・5年間、 を、
  追跡しました。

    その結果にて、
  通常療法群に比べ、
  強化療法群で、
  平均の、   HbA1c
   ≒
     エイチ・ビー・エー・ワン・シー   ;
   血潮にある、  赤血球ごとの内側に、
  沢山で、ある、  鉄分、 と、
  タンパク質 、とから成る、
  『  ヘモグロビン  』   、へ、   最大で、
  4個まで、  『  ブドウ糖  』、   が、
   くっついて、    細胞たちへ、
   酸素    サンソ  O  、 を送り届ける、
  その能力性の度合い、を、
  相応に、 低められる、
   『  糖化  タンパク質  』、
   『  糖  タンパク  』 、
  『  グリコ・ヘモグロビン  』     、
  の、  値が、   
    1・9   %  、を低下し、
  強化療法群で、
  血管合併症の進展への、 リスク、が、
  大幅に減少しました❗   。  (*)

   同研究の終了後に行われた、
  EDIC -  DCCT  、 では、
  通常療法群にも、
   強化療法を実施し、
  両群を、 さらに、  平均で、
  11年間、を、 追跡しました。

    つまり、
 「   継続的な強化療法群  」、と、
 「  通常療法→  強化療法群  」、 の、
  2つのグループらの比較が、
   DCCT、の終了後の、
  11年間を行われたことになりますね。

     その結果にて、
  開始から、   3  ~  4年で、
  両群の平均な、  
  HbA1c  、の値が、
  ほぼ、 同等となった、
   にも関わらず、
   11年間の、 心筋梗塞、脳卒中、
   心血管死 、への、  リスクは、
  「  継続的な強化療法群  」、  の方が、
   やはり、 低かった
   (   相対  リスク   ;    57  % 、を低下   )   、
   ことが、 報告されたのです。  (**)  

   すなわち、  糖尿人において、
  一定の期間での、
  血糖への制御が、 不良であれば、
   高血糖の記憶が、
  「  借金  」、 のように、
   生体内に、 残り、
  その後に、 
  良好な制御が得られても、
  血管合併症、への、 
  リスクの差は、縮まらない、
  ことが、 示されたわけです。

    この借金の正体が、 
  組織に沈着せる、  「   AGEs  」
   ≒      終末糖化産物    ;
     『  糖  タンパク質  』    、
   ではないか、
   と、 言われています。

   まだ、  仮説ではありますが、
  組織に沈着した、  AGEs  、
 が、 血管を傷害し続け、
  動脈硬化への元凶となり、
  「  高血糖の記憶  」、 を、 最もよく、
  説明する、  
  と、 されています。  (***)

    高血糖の記憶・借金を残さない、
  ためには、
   糖尿病の発症の初期の段階から、
  血糖への制御性を保つことが、
   大切です。

   当然に、 早ければ早いほどに、
  いいわけです。

  体内で蓄積される、
  AGEs 、 の量について、
   考察してみると、
  「   AGEs 、  の蓄積量    =
   血糖値の高さ    ✖    持続期間     」 、
  で、 予測できる、
   と、 思われます。

   糖尿人の皆さん、
  カロリーへの制限食
   (   高  糖質  食  )    、では、  必ず、
  食後高血糖が生じ、
   AGEs 、 も蓄積していき、
  将来に、 借金を残します。

   是非、 糖質制限食で、  速やかな、
 血糖への制御を目指して下さいね。

「  高血糖の記憶  」、 が存在すれば、
  例え、  糖質制限食で、
  血糖コントロール良好になっても、
  半年後や、 1年後や、 2年後に、
  過去の借金の動脈硬化のために、
   狭心症や心筋梗塞などの、
  糖尿病合併症をおこしえる、
  ということです。

  (*)   N Engl J Med 1993; 329: 977-986
(**)  N Engl J Med 2005; 353: 2643-2653
(***)   AGEs

   ブドウ糖、や、 果糖、 は、
  生体内で、  蛋白質にへばり付く、
  性質を持っています。

   血糖は、糖化反応により、
  血管壁の、  繊維状、な、
   タンパク質である、
  『  コラーゲン  』、   などの、
  色々な、タンパク質に付着します。

   糖、と、 タンパク質、との結合物は、
  変性して、
  『  アマドリ  化合物  』 
  、と、なります。

   ここまでが、
  糖化反応系の初期の段階で、
    HbA1c  、や、
   グリコ・アルブミン
   ≒
   タンパク質から成る、
   アルブミン、 は、 血潮をゆく、
  空母のような、 運び員であり、
  薬、な、分子、や、 栄養分ら、と、
  毒、な、分子、 などを、
  自らへ結び付けて、
  肝臓へ送り届けては、
  処理させる、 などの、
  働きようらを成すべくある、
  が、
   それに、  糖    ;     グリコ    、
   の、 結びついて、
   その、 健全な、 働き得よう、
  らを、 より、 阻害されて成る、物     、
   も、
  この、 アマドリ化合物の一種です。

   この段階だと、まだ、
  分解・代謝が、 可能です。
    
   ≒     その為の、
  特定の、 必ず、 一方に、
  タンパク質らを含む、
  代謝員ら、への、
  あるべき、度合いら、での、
   摂取ら、が、 必要❗  。

    この、 アマドリ化合物は、
   糖化反応の後期の段階になると、
  さらに、 変性して、
     AGEs   、 と、 なります。

   Advanced   Glycation   End-products   、
  の、 頭文字をとって、
   AGEs  、 と、 呼ばれます。 

   日本語では、
  『  終末  糖化  産物  』 、
  と、 訳されています。

    AGEs   、は、
  分解・代謝は、 困難であり、
  消えない借金 ❗ 、
  と、 なります。

   AGEs 、 たちの在る事は、
  糖尿病での合併症らを引き起こす、
  重大な原因らの、 1つです❗ 。


    ☆     医師水野のブログ   ;

    ケトン体を使ったら、
  ケトン体は、 減る?  ;
    2019年  8月29日   ;

  今回は、
  「   ケトン体の消費と産生   」、
   について。
  「    ケトン体を使いまくったら、
   減るのか?   」  ;
「    ケトン体を作る能力は、
  どうなのか?   」  、 という、  
 疑問が湧く方も、いるかもしれません。
 

    @     ケトン体の消費量は、
  分かってない❗  ; 

   ケトン体の消費については、
  臨床の現場で、気軽に、
  きちんと計測する方法が、
  現在は、ありません。

   ですので、現在では、
  ケトン体への消費が、 どうなのか、
  あまり、 ハッキリと、
  分かっていません。

  という事で、考えるだけ、
  考えてみましょう。
 
  エネルギー、への産生というのは、
  エネルギーへの消費、と、 
  常に、 表裏一体です。

   表裏一体でない場合は、
  何かの病気がある場合です。

  例えば、
  甲状腺機能亢進症は、
  甲状腺ホルモン 、 が、
  過剰に、 分泌され、
  エネルギー、 への消費だけが、
  大きくなり、
  どんどん、やせていってしまいます。

   こういう場合は、 病気があります。
 
    健康な状態では、
  エネルギーへの消費と産生は、
  釣り合った状態、 となります。

    つまり、  いっぱいに、
 エネルギーを消費する人は、
  いっぱいに、 
  エネルギーを作り出しているのが、
  通常 、という事です。

   糖質への制限をしていて、
  活動的な方でも、
  高ケトンな方は、います。

    糖質への制限をしていて、
  活動的でない方で、
  低ケトンの方も、いっぱいにいます。
 
   なので、
  ケトン体を増やすには、
  消費は、
  あまり、考慮する必要は、なく、
  糖質への摂取と、
  糖新生
   ≒      
   【    人々の体の、  肝臓、 などが、
  ブドウ糖では、ない、
  アミノ酸、 などの、 物から、
   『  ブドウ糖  』、 を、自前で作り出す、
  代謝、な、働き    】    、
  を、 いかに抑えて、
    【     ケトン体を成す、
  タンパク質への構成材、な、
  アミノ酸、たちもあるが、
   脂員らへの代謝らからも、
  ケトン体、は、 作り出されるので     】    、

    【    その不足性が、 
  若年死を増やす事が、
  判明し得てある、
  『  ビタミン   D  』   、への、
  原料でもある    】、
     
    『  脂質  』、  を、
  いかに、しっかり摂るか、
  という点が、 大切です。
 
   ケトン体を増やすには、
  糖質をオフして、 
  脂質を多く摂る。
 
  釣り合いが取れていない場合   ;

   甲状腺機能亢進症、 などの、
  病気でなくても、
  釣り合いが取れていない場合も、
  あります。

  それは、 単純に、
  エネルギーへの摂取量が、  
  少ない、 場合です。
 
   その場合は、 体重が減りますので、
  分かりやすいですね。
   
  体重で、
  エネルギーの釣り合いを見ます。
 
   体重が、  BMI  ;     20   、より、
  減っていれば、   
 【    飲み食いなどして、 摂取する   】、
  タンパク質と脂質を増やした方が、
  よい、 状況です。
 
    @    タンパク質についいての戦略  ;

   糖質 、をオフして、
  脂質をしっかり摂る❗ 。

  では、 タンパク質は、
  どうでしょうか?  ;
 
  タンパク質を摂取した時も、
  【   タンパク質への構成材、 な、
  アミノ酸、たちの中には、
  ブドウ糖 、を、出かす、
  もとになる物らも、あり    】  、
   『  インスリン  』、は、
   分泌されます❗  。

   つまり、
  タンパク質を大量に摂った時も、
  『  インスリン  』、 
   は、  多く、 分泌され、
  ケトン体は、減ります❗  。
 
   内臓脂肪が多い方の場合は、
  少量の、 タンパク質を摂取しても、
  『  インスリン  』
  、が、  大量に出る、
  事が、 分かっています。
 
   では、  ケトン体を、 なるべく、
 多く保つための、
  タンパク質、への、 摂取の方法は、
  どうしたら、よいでしょうか?   ;
 
    @    タンパク質を、 少量ずつを、
  頻回に摂る❗   ;

    タンパク質への摂取をして、
  少量ずつで、 頻回にする、
  というのが、  1つ。

   「   ブドウ糖   ;    5 g   相当    」
   ≒
     熱量   ;        5    ✖    4    Kcal     、
  までなら、
  『  インスリン  』 、 の、
  追加での、 分泌は、
  あまり、 起きません。

   ≒      インスリン、の、 
  基礎分泌、 な、 分は、
  何を、どうやっても、
   大して、 変わらない❗  。 

    この量に相当する、 タンパク質を、
  少しづつ、を、 何度も摂れば、
  「  理論的には   」、  
  最小限の、 インスリン 、の、
  分泌量で、済みます。
 
   そう、理論的には・・。

  その、  「  ブドウ糖  ;   5 g  相当   」、
  の、  タンパク質は、
  どのぐらいかは、 人によって、
  かなり、 差があります。

   『  インスリン  抵抗性  』
   ≒
     血潮を渡る、 インスリン、 が、 
   細胞ごとへ、送り届ける、
  血潮の、 ブドウ糖、 らを、
   細胞らが、 より、 受け入れない、
  現象のある事や、 その度合いだが、

   マグネシウム    Mg  ❗  、
  が、  細胞ごと、で、
  不足性を成されてある場合にも、
    マグネシウム   Mg 、 により、
    細胞の内側へ、 ブドウ糖、 が、
   引き入れられる、
  あり得る、 度合いらが、
  より、 減らされてしまう、ので、
  『  インスリン   抵抗性  』、は、
  より、 高められる❗  。

   マグネシウム   Mg 、らは、
  細胞の内側、と、 血潮に面する、
   細胞の外側、とに、 
  不足させられずに、 ある場合に、
    血潮の、 ブドウ糖、 らを、
  細胞ごと、へ、 引き入れ得る、
  のだ、 とも、言う   、  

   また、 
   マグネシウム   Mg 、 たちは、
  カルシウム   Ca  、たちが、
  収縮させる、 筋肉らを、
  より、 ゆるめる、働きもし、
   心臓での筋肉らの攣縮をゆるめて、
  あり得る、 突然死、を防いで、
  いたりもするので、
   マグネシウム   Mg  、についても、
   より、 不足性を成さないようにすべく、
   誰もが、ある     、
   
  や、
    代謝の特性、 などによって、
  かなり、 幅があります。
 
   しかし、
 「   ブドウ糖  ;   5 g  相当   」、 の、
  タンパク質は、 それほど、
  多い量では、ないでしょう。

   それを、 ちょこちょこと、
  時間をあけて、 1日中を、
  取り続けるのは、 あまり、
  現実的では、ありません・・。
 
   1食にまとめて、 ドカっと摂る。

   この場合は、 ドカっと食べた後には、
  ケトン体も、 ドカっと減ります。

   しかし、その他の、
  23時間程度は、
  ケトン体が、増えます❗ 。
 
   もし、空腹感が出るなら、
  純粋な脂質を摂ると、良いでしょう。
 
    しかし、この戦略も、
  「  条件が厳しく   」、  1回で、
  1日分のタンパク質を、
  ドカっと摂れる人に限ります。
 
     つまり、
   ステーキを、
  2ポンド  (  6百  g  ) 、を、
  一気に食べられる人、のような、
  人に限ります。
   
  そうでないと、
  タンパク質不足になってしまいます。
 
   私?、  私は、  2ポンドでも、
  ちょっと足りない時が、あります。
 
   以上、
 ケトン体の消費と産生について、でした。