☆ 再生医療の最先端; 「ミニ肝臓」とは? ;
弱冠 32歳の教授が見つけた大発見❗;
2019/ 7/26 ライフハッカー[日本版];
人体で、 最も大きく、
重要な役割を果たしている臓器、肝臓。
症状が発生しても、 気づきにくく、
自覚症状がないまま、 重症化する、
こと、 などから、 「 沈黙の臓器 」 、
とも、呼ばれています。
IBMが運営するWebメディアMugendai
( 無限大 ) 、 にて、 「 ミニ 肝臓 」 、
と呼ばれる、 新技術を開発して、
注目を浴びる、 若手研究者が、
登場していました。
世界から注目される、その技術とは。
わずか、 24歳での快挙 ❗ 。
「 ミニ肝臓 」、 が秘める可能性とは ;
ロング・インタビューに登場していたのは、
弱冠 32歳にして、 東京医科歯科大学と、
横浜市大の教授を務める、武部貴則さん。
iPS細胞からつくられた、「 ミニ肝臓 」 、
と呼ばれる、 新技術を、 24歳で確立し、
英国の科学誌な、 「 Nature 」で、
大反響を呼びました。
「 万能 細胞 」 、 とも呼ばれる、
iPS細胞は、 体のあらゆる組織の成分に、
変換が可能です。
しかし、 それは、 平面に限ったことで、
立体的には、 難しい、
ことが、課題となっていました。
その点で、 ミニ肝臓は、
3種類の細胞らを立体化することに成功。
iPS細胞が抱える課題の克服は、 もちろん、
現時点でも、 肝臓の機能が欠けている、
新生児や、急性肝不全患者への、
再生医療、 など、
応用できる疾患が多くあるそうです。
☆ ドクター志望だった学生を変えた、
移植手術の現実 ❗;
そんな武部さんですが、当初は、
臓器の移植を行う医者を目指していたそう。
実際に、 医学部時代に、
アメリカの大学で研修を受け、
手術で救えた命に、
大きな喜びを感じていたそうです。
しかし、 その一方で、 多くの人が、
ドナーを待ちながら、亡くなる、
現実も目にした、武部さん。
手術を手掛ける医者ではなく、
研究者としての道を選んだ決断について、
以下のように語っています。
1人の命を救う陰には、
多くの救えない命がある。
それが、自分の志していた、
移植医療というものだ、 ということに、
あらためて、気づいたのです。
Image:Mugendai ( 無限大 ) ;
結果的に、大発見となった、
ミニ肝臓への研究でしたが、 何と、
当初は、 「 きたない研究 」 、
と、 言われていたそう。
「 きたない 」 、 とは、
研究者らの間での、 スラングで、
「 説明が、 合理的でない 」、
「 論理を詰め切れていない 」 、
といった、 ニュアンスを指し、
理論化が求められる、 日本 、の、
科学研究の現場では、 あまり、
評価されなかった、 と、いいます。
しかし、
「 そう言われて、 逆に発奮した 」 、
という、 武部さんは、
以下のように語っています。
臓器の機能や連携は、 複雑です。
ミニ肝臓も、 1種類の細胞のことだけを、
考えていたら、 成果は、
得られませんでした。
常識的な発想では、ない、からこそ、
問題への解決の糸口が見つかる。
ですから、 「 きたない研究 」 、
と、 言われると、 やる気が出て、
すごく燃えます ( 笑 )。
☆ 病気への予防を、 もっと楽しく。
「 広告 医学 」、という、
新しい取り組み ;
医学的な研究の一方で、 武部さんは、
先進的な取り組みも行っています。
その一つが、 「 広告医学 」 、
という、 新領域。
これは、 「 生活習慣病を抱える、
現代人が、 楽しみながら、
生活習慣を改善したくなる仕組み 」 、
のことで、 デザインや広告の手法を、
取り入れているそうです。
具体的には、
以下のような例が挙げられていました。
@ 上がる度に、 先を見たくなる、
トリックアートを利用した、
「 上がりたくなる階段 」 。
ウエストの太さを感知し、
色の変化で、 肥満を警告する、
「 アラートパンツ 」 。
特定の場所に行くと、 メールが届く、
「 歩きたくなる靴 」 。
Image:Mugendai ( 無限大 )。
まさに、 現代人の健康のために突き進む、
新進気鋭の研究者といえる武部さん。
他にも、肝臓につながる、
胆管、膵臓、 などの再生を目指す、
「 多臓器 再生 」 、 など、
興味深い話題が、 盛り沢山の、
ロング・インタビューは、
Mugendai ( 無限大 ) 、より、
続きをお楽しみください。
Image:Mugendai(無限大)
Source:Mugendai(無限大)
☆ ドクター江部の糖尿病徒然日記❗ ;
糖質制限食に対する、
米国糖尿病学会の見解の変遷。
2019/ 7/25 17:08 10 -;
【 19/7/24;りんご;
糖質制限について、
https://ojyokoita.blog.fc2.com/blog-entry-921.html
こちらのブログで、 糖質制限について、
論文を用いて、 危険性について、
書かれています。
江部先生のブログも、こちらのブログも、
両方の全てを読みましたが、
言っていることが違う点が、 多々あり、
混乱しています。
どちらが、 正しいのか、わからず、
色々と、 自分なりに調べても、
結論を見出だせず、 毎日に、
何を食べたら、いいのか、
わからなくなり、 苦しいです。
江部先生からみて、 何か、
反論する所は、ありますでしょうか。 】。
こんにちは。
りんごさんから、糖質制限食について、
賛成や反対のサイトがあり、
何を信じたらよいか、わからない、
との、コメントを頂きました。
確かに、ネット上には、
情報があふれていて、
どのサイトが信頼できるのか
判断が難しいことも、多々あります。
ネット上で、一個人が何を言うかは、
個人の自由です。
しかし、 例えば、
米国糖尿病学会の見解と、
一個人の意見では、
エビデンス・レベルが、
全く、異なります。
いわば、 「 月とスッポン 」、くらいの、
差ですので、
惑わされないようにしましょう。
『米国糖尿病学会が
「成人糖尿病患者の食事療法に関する声明」、
で、 糖質制限食を正式に容認』
このように、米国糖尿病学会は、
2013年10月、
「成人糖尿病患者の食事療法に関する声明」、
で、 糖質制限食を正式に容認しました。
すなわち、長年の、
『糖質制限食の是非論争』に関して、
国際的には、 是として、決着がついた、
と、言えます。
糖質制限食の安全性と有効性に関しては、
米国糖尿病学会 ( ADA ) 、によって、
下記のような経過を経て保証されています。
米国糖尿病学会の糖質制限食に対する、
見解の経年的変化を見れば、
わかりやすいです。
1) 2007年までは、
糖質制限食を否定です。
2) 2008年に、 肥満を伴う、
糖尿病患者に、 1年間の期限つきで、
有効性を認めました。
3) 2011年に、肥満を伴う、
糖尿病患者に、 2年間の期限つきで、
有効性を認めました。
4)2013年10月、
「成人糖尿病患者の食事療法に関する声明」、
を、
2008年以来、 5年ぶりに改訂し、
適切な三大栄養素比率は、
確立されていない、
ことを明言しました。
そして、 「 糖質 130 g / 日 、
が、 平均的な最小必要量 」 、 という、
文言を削除し、
肥満の有無は、 関係なく、期限なしで、
正式に、 糖質制限食を容認しました❗ 。
そして、 患者ごとに、 個別に、
様々な食事パターン
〔 地中海食,ベジタリアン食,
糖質制限 食,低脂質食,
DASH
( Dietary Approaches to Stop Hypertension )
食 〕、が、 受容可能としました。
つまり、米国糖尿病学会は、
2008年以降、
数々のエビデンス
≒ 『 証拠 』 、
らに基づいて、
糖質制限を容認の方向に踏み出しました。
その後、5年間のエビデンスの蓄積
( 糖質制限食への肯定も否定も含めて ) 、
を経て、
2013年に、
糖質制限食を正式容認です。
米国糖尿病学会の見解は、
個人の医師の見解や動物実験とは、
異なり、
多くのエビデンスらに基づくものですから、
信頼度は、高く、
意義は、 大変に大きいです。
2型糖尿病に対する食事療法として、
米国では、 今や、 糖質制限食は、
重要な位置を占めるようなってきています。
例えば、米国のデューク大学
( 米ノースカロライナ州ダーラム ) 、
は、
糖質制限食に関する、
臨床研究を積極的に行っています。
デューク大学の、 William S. Yancy Jr.准教授は、
2013年10月の、
ADA声明改訂委員の1人でもあります。
一般内科の、 Eric C. Westman 准教授は、
同大学生活習慣医学クリニック所長です。
Westman 准教授は、
炭水化物 20 g / 日 、 未満を、
クリニックで実践しています。
このように、 デューク大学では、
高雄病院のスーパー糖質制限食より、
さらに厳格な、
『 ケトジェニック・ダイエット 』
≒ 脂肪酸、への、代謝から、
出る、 『 ケトン体 』 、らを、
ブドウ糖の代わりに、
脳の細胞などへの、 栄養分として、
より、 利用し得るようにして、
より、 その体の外部から、
摂取する、 『 ブドウ糖 』、 への、
依存性の度合いを下げる、 ダイエット 、
糖尿病への治療食の標準として、
実践しています。
2013年10月に、
米国糖尿病学会( ADA ) 、が、
糖質制限食を正式に容認した、
という事実は
日本の糖質制限食推進派医師にとっても、
大きな追い風となりました。
例えば、 東大病院で、
2015年4月から、 摂取比率 40%の、
『 緩やかな糖質制限食 』 、
が、 導入されたのも、
米国糖尿病学会の見解の影響、
と、 思われます。
さらに、米国糖尿病学会は、
2019年4月、
「 成人糖尿病患者、 または、
予備軍患者への栄養療法 」
コンセンサスレポート
において、『 糖質制限食
( Low-carbohydrate eating patterns ) 、
が、
血糖コントロールに関して、
エビデンスが、 最も、豊富である 』、
と、 明言しています。
このように、 糖質制限食の信頼度は、
ますます、高まっています❗ 。