☆   酒に糖       代謝に要るは       微汰 B1 

    欠けて、万病         湧く、乳酸ら  ;

  ☆  『  チアミン  』 、と呼ばれる、 
  ビタミン   B1
≒    C12  ➕   H17   ➕   N4   ➕  O  ➕  S

   三石巌:全業績一15 、 
 DNA、と、 メガビタミン、より ;

  ビタミン B1 、 の生理作用の第一は、
  エネルギーへの代謝におかれるだろう。

  生体のエネルギーは、 筋肉を動かすために、
  必要であるばかりでなく、
  すべての代謝らにとって、 必要なのだ。

   ビタミン B1 、は、 ある意味において、
  命をにぎっている。
 ビタミン B1 、は、 すべての細胞たちの各々の内側に、 千程もある、 ミトコンドリアで、 
 働いているのだ。

 ワールブルク氏の、 ビタミン B1 、に関する考え方は、   その、 エネルギー 、 への、
  代謝にかかわってくるが、
  結局は、 ビタミン B2 、や、 ニコチン酸
  (   ナイアシン 、 B3   )   、 とともに、
 抗がん作用をもつ、 ビタミン 、
 として位置づける、ことになる。

  ビタミン B1 、の作用は、
 クレプス・サイクル    (  クエン酸 回路  ) 、 
 を中心とする、物ばかりではない。

 その例として、 面白いのは、 第二次大戦中に、
シンガポールのチャンギ収容所におしこめられた、
 イギリスや豪州の将校に、観られた現象だ。

  ここで、栄養と健康管理とを担当した、
 クルクシャンク・ブルゲスの二人の医師の、
 詳細な報告がのこっている。 

  チャンギ収容所では、
  数千人の、 『  脚気  』、 の患者が出た。

  そのうちの、 インテリな、 4百名を選んで、
3年間の追跡調査をしたのであった。

   対象者の大部分は、 
一日に、 8 ~ 12 時間の重労働をやらされていた。

 食事は、 白米のカユが、主であった。

患者たちには、 イライラ、 居眠り、 物忘れ、
 『  他人の足を引っ張る  』 、 などがみられた。

 この現象は、「 チャンギメモリー 」 、 
と、 よばれるようになった。
これは、 エンセファロパチア
  ( 潜在性 脚気 ) 、 の症状だ。

  戦争がすんで、 それぞれが、本国に帰り、
食生活が、 もとにもどると、
 チャンギ・メモリー 、 という名の、
 物忘れ傾向は、消えた。

  そこで、 例の、 2人の医師らは、
  前に調査した対象者のうちの、 有志の人を集めて、
白米のかゆ、を中心とする、 戦時中の食生活を試みた。

すると、 予想通り、 エンセフェロパチアが再発した。
ビタミン B1 、 の欠乏だ。

  脚気という病は、 4千5百年前から、 
 シナで知られていた。
これは、 米を主食とする地域らに広くみられる。

  エイクマン氏が、 ジャワの刑務所で、
 脚気患者の割合が、 玄米食なら、 1千万人に、1人、
白米食なら、 3千9百人に、 1人 、
という、 実験データを発表したのは、
20世紀の初頭であった。

  彼は、 米糠   コメヌカ  、 によって、 
これへの治療ができることを発見していた。

 米糠や酵母から、
「 抗 脚気 因子 」 、 を分離した人は、 
フンク氏だ。
この物質に、 ビタミン 、 という名をつけたのも、
フンク氏であった。

 ところで、 ビタミン B1 、は、
神経らの機能を正常に保つのにも、 不可欠な物質だ。

これが、欠乏すれば、 色々な神経障害がおきてくる。

 主な症状としては、 筋力の低下、 皮膚感覚の消失、
足のしびれ、 心臓の肥大 、 などから、
エンセファロパチア 、までが、 あげられる。 

 わが国では、 食生活の改善によって、
ビタミン B1 、 での、 不足は、 ない、
と考える人が、多いが、
それが、 虚構であることを示す事実が、
数年前に、 みつかった。

スポーツをする高校生たちに、エンセファロパチア、
が、 広くみられたのだ。

 インスタント・ラーメンや、清涼飲料、 などの、
ビタミン B1 、 を、含まない、 飲食物に、
カロリーを仰いでいる食生活のツケ、といって、よい。

 例のチャンギで、 収容後の、 1ヶ月以内に、
 脚気になった人が、 3人がいた。

 この、 3人は、 例外なく、 
 アルコール中毒患者であった。

  アルコール中毒の場合には、
ビタミン B1 、での欠乏がついて回っているのだ。

  慢性アルコール中毒には、 ウェルニッケ脳症 、が、
しばしば、みられる。

  これは、 強度の、 ビタミン B1 、の、 
 欠乏症による、 病であって、
 意識での障害、  運動での失調、  眼球の振盪、 
  呼吸での障害、   視力での障害、 
 末梢神経での障害 、 などを特徴とする。

ひどくなれば、 筋無力症、 作話症、 言語障害、
頻尿、 起立性低血圧、 などが併発する。

 要するに、 ビタミン B1 、の欠乏は、
 様々な形の神経障害らをおこすのだ。

これをさして、 ビタミン B1 、には、
「 抗 神経炎 作用 」 、 がある、 という。

脚気の本名は、「 多発性 神経炎 」 、だ。

 多発性神経炎で、 死にそうになっている、 ネズミに、
ビタミン B1 、の、 大量注射をすると、
30分以内で、 元気をとりもどす。

この段階では、 神経に、 炎症はあっても、
変性は、 無いが、
ひどくなると、 変性や壊死にいたる。

 なお、 この壊死した動物の脳をしらべると、
 大量の、 『  乳酸  』
  ≒    『  C3   ➕   H6  ➕  O3  』
  、 が発生している。

  ビタミン B1 、の、 大量注射をすれば、
この乳酸は、 1時間以内に、 消失する。

 慢性 アルコール 中毒患者 、の、
ウェルニッケ 脳症 、 の、 脳神経には、
変性の壊死 エシ 、 もあろうが、
乳酸の蓄積による影響もあるのだろう。


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   ☆  藤川院長❗ ;

   B1 、 B2 、 
ビタミン B3 、な、 ナイアシン 、に、
抗がん作用があることは、 80年前に、 
ワールブルグ氏が発見し、
30年前の、 三石先生の本にも、 
はっきり、 書かれている。

しかし、 どうして、 医学教育で、
これを教えないのだろう?。 不思議だ。

B1 、での不足 = がん = 脚気
= ウェルニッケ脳症 。

そういえば、  精神科病院での勤務時に、
アルコール症患者が入院してくれば、
ウェルニッケ脳症への予防、 および、
ペラグラへの予防のために、 
B1、と、 ナイアシン、 入りの点滴をしていた、
ことを思い出した。

 もちろん、 内服薬でも、 B群を処方するが、
最重度の、 B1、での不足なので、
内服薬だけでは、 間に合わない。

  最初の1週間は、 点滴、
B1、の量は、 百 ~ 2百 mg 。

これは、 ビタミン・ケトン療法 ( VKT ) 、 の、
 がん、 への治療と同じだ、 と、 閃いた。

 がん 、でも、 最重度の、 B1 不足のはず。

   外来での、 VKT 、では、
  内服の、 B1 、の投与だけではなく、
 B1 、の点滴を行うことが、 ポイントになる。

 B1 、の点滴で、 急速に、 乳酸 、を消失させ、
炎症を軽減させる。

 イントラリポス点滴    ➕   B1 、 
 百 ~ 2百  mg 、 を点滴をすれば、
  C 、は、 少量で済むのではないか。