☆   三石分子栄養学のススメ ;

  三石巌氏の創設した、 メグビー社 ;
  三石巌氏の書籍で、現在は、絶版して、
 読むことができない物の中から  ;
 
  ☆  ユビキノン 、には、 どんな働きがあるか ;

ユビキノン 、は、  子宝  ビタミン E1、 や、
  納得に豊かにある、 ビタミン K 、と、 
よく似た、 物質であるから、 
ビタミン 、と、よばれる、
 資格がありそうだ。

  しかし、 体内で、 合成される物質は、
 ビタミン 、と、 よばれない、 
というだけの意味で、
 ユビキノン 、は、  ビタミン 、 でない。
 
  ビタミン達の一般の働きが、そうである様に、
  『  ユビキノン  』 、 の主要な役割は、 
 助酵素  ジョコウソ   
 ≒    補酵素  ホコウソ   、 としてのもの、だ。

  それぞれを、 「 助酵素 Q 」 、 とよぶ。

  英語では、 「 コエンザイム Q 」 、 だ。

  コエンザイム Q 、 が、 
 体内で合成される時に、   原料は、
 恐らく、  子宝  ビタミン  E 1 、であろう。

   したがって、
 子宝  ビタミン E1 、の服用は、
 コエンザイム Q 、への服用と、
 ほぼ、同様の意味をもつ。

 生体が、 ブドウ糖、や、脂肪酸、 の、
  酸化     
 ≒      酸素  サンソ O 、 と、 結び付く、 
などして、  電子強盗化する事      、によって、
 エネルギーを発生する     ≒
  『 アデノシン 3 燐酸 』 、 を作る      、
  『  代謝  』 、 において、
  『 コエンザイム Q 』 、は、 
 重要な、助酵素としての役割りをもっている。

  従って、  コエンザイム  Q 、 を服用すると、
  心筋、や、骨格筋、 の機能らが、よくなる。

 心臓が悪い時には、   心筋の中で、
 エネルギー 、 の発生が、 低下している。

  ここに、 コエンザイム Q  、を与えると、
 呼吸困難、や、 不整脈、 に、 動悸、 や、
 息切れ、 などが、 改善される。 

  心臓の拍出量の増大、 や、 血圧の下降、 
 なども、みられる。

  ラットは、  
 子宝  ビタミン E1 、の、 欠乏食で、
 『  筋 ジストロフィー  』、 を起こすが、
 この時には、   血潮の中の、
  コエンザイム Q 、 の量が、 低下している。

   『 コエンザイム Q 』 、 は、
 歯槽膿漏、への、予防、ないし、 治療や、
 ダウノマイシン、や、 アドリアマイシン、
 などの、  「 抗ガン剤 」、の副作用ら、
 への、 防止に使われる。

 メグビーメールマガジン 1月号 Vol.106 
 三石巌全業績 17、老化への挑戦  ;
 
    ☆    電子強盗、な、  「  過酸化 水素  」 ;

 電子強盗、な、 活性酸素 、が、
  4種 、があること、 それが、
  一重項酸素 、 ・スーパーオキサイド 、
 ・過酸化水素 、 ・ヒドロキシルラジカル 、
 である事を、頭にたたきこんで頂きたい。

  ☆   電子強盗、な、 スーパーオキサイド、
 への、除去とは、 どういう事か。
   
  それは、 スーパーオキサイド 、をして、
  電子強盗を働かない、  普通の、 
 酸素、 つまり、  三重項酸素    サンソ  、
  にする、  という事であるのなら、
  分かり易い、が、 そうでないのだ。

   電子強盗を差し止める、  SOD  、 は、
  電子強盗な、スーパーオキサイド 、 をして、      普通の、酸素にかえる訳ではない。

   それを除去する、  というのは、
  なぜか、 といえば、   SOD  、は、
  スーパーオキサイドをして、
  より、 活性の低い
   ≒     より、 電子強盗を働けない    、 
  別の、  電子強盗な、 活性酸素   サンソ  、
 に、 変える事になるからだ。

 SOD  、 によって、
 スーパーオキサイドから、 つくられた、
 より、低い、 活性の、 活性酸素 、 は、
  読者諸君の知識の中にある、 物質 、で、
  その名は、  『  過酸化水素  』 、 だ。

  オキシフル・オキシドール 、 などとして、
 昔は、消毒薬として市販されていた、あれだ。

 過酸化水素、の、 分子式 、は、
  H2O2  、 であって、
  水素  H 、 と結合した形の、 
  酸素  O  、 がある事が、 わかる。

  そのために、
  三重項酸素、 や、 一重項酸素 、に、
 スーパーオキサイド 、 のように、
 単純に、 酸素分子の、 一形態として、
 紹介することは、 できない。

  はっきりと言える事は、  これが、
  電子強盗を働く、  ラジカル
  ≒      遊離基    、   でない、 という事だ。

 スーパーオキサイド 、は、 
 普通の酸素  O  、  に、    負電荷 、な、
 電子  E 、 の、一個が加わった物であった。

   これを、 《  一電子  還元  》 、  という。
  ここに、 さらに、 一個の電子が加わると、
 《  二電子  還元  》  、   となって、
  『  過酸化  水素  』  、   ができる。

   この反応は、
 スーパーオキサイド 、を除去する、
  タンパク質から成る、  酵素    コウソ  、な、
  SOD    、   または、
  『  ビタミン   C  』  、  や、  
 ・ユビキノン 
  (  コエンザイム   Q  ) 、 の、
  媒介によって、 おこる。

   この時に、   水素イオン  、 が参加する。

   そして、  生成物として、
  『  過酸化  水素  』 、  のほかに、  
 普通の酸素が、  あらわれる。

 さきに、 細胞外液中に、
  セルロプラスミン 、 という名の、
  『  銅  タンパク  』 、が存在する事を述べた。

   この物が、 スーパーオキサイド 、に働くと、
  『  過酸化  水素  』  、 の発生は、 なく、
 それを、 ただの水    ≒     H2O 、たち     、
 に、 変えてしまうのだ。

 スーパーオキサイド 、の寿命は、 短く、
  千分の一秒の桁  ケタ  、である。

   その意味は、
  SOD  、 などの、
  除去物質の介在がなくても、
  スーパーオキサイド、な、 分子同士、の、
  反応によって、  それが、 消滅する、
  という事だ。

   ただし、  その時には、
 スーパーオキサイド 、 は、
  『  過酸化  水素  』、と、 
  『 一重項  酸素  』 、   とになる。

   後者は、 強力な活性酸素だから、
 こうなってしまう事は、 好ましくない訳だ。

 『  銅 タンパク  』 、 な、
  『  セルロ・プラスミン  』 、  ならば、
  電子強盗、な、  スーパーオキサイド  、を、
  水に流してしまうので、
  一番に、ありがたいが、
  この物は、 ほんのわずかしか、存在しない、
  ので、 頼りになるものとは、いえない。

 一方で、  『  過酸化  水素   』  、は、
  電子強盗な、 活性酸素としては、 弱い、
 もの、 とはいえ、
  タンパク質から成る、 遺伝子の本体な、
   『  デオキシリボ 核酸  』    ≒     DNA      、
 の、  縄梯子から、  『  電子を奪って  』 、
 これを切るだけの、エネルギーを持っている。

   しかもなお、  水溶液の中では、 中々に、
  こわれる事が、 なく、
   『  タンパク質から成る、  酵素   コウソ  、
  たちが、  最も、能  ヨ  く、  代謝 、 の、
  働きようらを成す  』  、
  『  37度の温度  』 、  での、 
  寿命は、  100億年 、 と、 長い。

   おまけに、  これは、
  細胞膜、 などの、   
  生体膜  、を通過する性質をもっているので、     遺伝子にとっては、 強敵である。

 むろん、  生きてある体、な、 生体 、は、
  これに対して、 手をこまねいている、
  訳では、ない。

   タンパク質から成る、  《  カタラーゼ  》 、 と、《  グルタチオンベルオキシダーゼ  》 、
 という、  2つの酵素らの用意がある。

   後者は、    セレン 、と結び付いて、働く、
   《  セレン  酵素  》  、  であるから、
  『  セレン  』 、   という、  
  ミネラル 、の補給がなければ、 つくれない。
 
    ここまでくると、   活性酸素に対する、
  防御機構の全貌が、つかめたことになる。

  まず、  生体が、
 スーパーオキサイド  、 に出会う。
  すると、   SOD  、  が出動して、
 これを、  『  過酸化水素  』  、 に変える。

   これを、  
 タンパク質から成る、 カタラーゼ  、と、 
 グルタチオンペルオキシダーゼ  、  とが、
  迎えて、 ただの水、 と、
 ただの酸素にしてしまう、    という、
   仕組み、 だ。

 若いうちなら、 これらな、
  除去物質らの活性が、 十分だから、
  超大量のスーパーオキサイドの発生がない、
  かぎりは、
  備えは、 万全、  と、いえるだろう。

   40歳をすぎる頃になると、
 活性酸素への除去酵素の低下は、顕著になる。

   ジョギングの開祖な、
  ジェームス・フィックス氏も、
 老年学の最高権威金子仁氏も、
  ジョギングで発生した、
  電子強盗、な、 スーパーオキサイド 、
 への、 除去に失敗して、 
 命を落としたのであった。

 この頃は、 ジョギングの前に、
 ドクター・チェックが必要だ、 という、
 医師は、 少なくなった。
  金子氏の教訓があるからだろう。
  SOD活性は、 現行の、
 ドクターチェックの対象には、
 ならないのだ。
 スポーツマンの突然死は、
 スーパーオキサイドが、原因といってよいが、
  事故への、 直接の犯員は、
  スーパーオキサイド 、でも、
 過酸化水素 、 でも、ない。

   過酸化水素を除去しそこなった為に、
 発生した、《  ヒドロキシルラジカル  》 、だ。

   この物は、 最強の活性酸素であって、
  生体の、 どんな組織に対しても、
  その、 電子を奪う、
  傷害作用を行使することが、できる。

 体内に発生した、 過酸化水素 、は、
  容易に、  『  二価  鉄  イオン  』 、 に出会う。

  すると、 これが、 さらに、
  『  一電子  還元  』 、   されて、
  ヒドロキシルラルジカル  、になるのだ。

   この時に、  『  二価  鉄  イオン  』 、 は、
  一個の電子を失って、
  『  三価  鉄  イオン  』 、  になる。

   ここに、  ビタミン  C  、  があると、
  『  三価  鉄  イオン  』 、   を還元して、
  『  二価  鉄  』 、 に、 もどすので、
  これがまた、 過酸化水素に働いて、
  ヒドロキシルラジカル  、 をつくる。

   従って、  ヒドロキシルラジカル  、 への、
  除去の方策のないときに、
  ビタミン  C  、 を摂取するこは、 危険だ。

   これと同様の現象は、
 『  一価  銅  イオン  』 、 でも、おこる。
 
    私    ≒      三石巌先生    、 は、
  ビタミン  C  、   を増量する時には、
  子宝  ビタミン  E1 、 も、 並行して、
  増量する事をすすめてきた。

  子宝   ビタミン  E1 、  には、
 ヒドロキシルラジカル  、 への、  
 除去の作用があるのだ。

  「  ラジカル老化説  」 ;
 老化という現象は、 古くから、
  色々な学者らにより、  多種多様な学説が、
 発表されている。    その中で、 最新の、
  科学上の知見らと照合して、 どれよりも、
  説得力をもつのは、 
 ネブラスカ大の、 ハーマン教授の、
 《  ラジカル老化説  》 、  であろう。
 この学説の発表は、  1956年だから、
  むしろ、 古い話といって、よい。
  彼は、 
「   老化過程は、  細胞や組織に生じる、
  ラジカル 、 らがおこす、 連続的な、
 有害反応による、 傷害の蓄積である    」 、
   とした。
   その根拠として、 放射線の照射をすると、
   動物の寿命が縮まる事が、あげられた。
   放射線の照射によって、
  ラジカル 、たちは、 発生する。
 
  ラジカル 、への、正しい呼び名は、
  《  フリーラジカル  》 、 で、
  日本語にすれば、  これは、 遊離基 、
  または、  自由基  、 となる。
 フリーラジカル  、 という名は、
 その本性をあらわす、  という意味では、
  好ましくはあるが、 いかにも、長い。
  それで、 日本語としては、  
  フリーをぬかして、 単に、
 《  ラジカル  》 、 と呼ぶ、
  習慣が、 普遍化している。

   ラジカル 、 という言葉に出会ったら、
  それが、  自由であることによって、
  傷害作用を発揮し、 細胞や組織を傷害し、
 老化現象をもたらす、 危険分子 、 だ、
と、 思って頂きたい。
  この名称から、 想像できるように、
 ラジカル 、は、 電子強盗を働き得る程に、
  自由な状態にある、  分子、 または、
 原子 、 なのだ。

   ここでいう、  自由 、は、 人間でいえば、
  自由奔放のことであって、
  勝手に、 動きまわって、 他の、
  分子、や、 原子 、 にくっついたり、
 そこから、 電子を奪いとったりする、
  ことを意味している。

 その自由性は、 どこからきているか、
  というと、
  電子状態の不安定性に、 原因がある。

   それも、 ラジカルの場合には、
  電子の数の問題なのだ。
  一般に、 その電子の不安定な状態は、
  一個の電子を、 どこかから、奪いとって、
  自分の物にすることによって、解消する。

  この電子への獲得の要求が、余りに、激しく、  相手を選ばないに等しいことから、
  フリー 、 の名が、ついたのだ。

  2つの、 原子ら、または、 原子団らが、
 2個の電子らの介在によって、 結合した、
 形の、 分子、 が割れるときに、
  『  不対電子  』 、 をもつ、  
  二つの、 フリーラジカル、達が、 できる。

  また、 分子に、電子が押しこまれた時にも、
  ラジカル 、  ができる。

   ラジカル 、は、 猛烈な勢いで、
 他の分子から、 電子を奪いとったり、
 別のラジカル 、と、結合したりする。

  ラジカル達の中で、最近に、
  クローズアップされるようになったのは、
  《  酸素  ラジカル  》  、だ。

   活性酸素 、 と呼ばれる物らのうちで、
  『  酸素  ラジカル  』  、 が、  
  2種、が、 あって、  そのほかに、
  ラジカルでない、 酸素 、が、 二種がある。

 前記のハーマン氏は、
  子ネズミを、 二群に分け、 第一群には、
   『    魚の油、 のように、
  より、  他者と、 結びついて、
  溶けやすい   』  、 
  『  不飽和  脂肪酸  』  、  を与え、
  第二群には、 
 『  飽和  脂肪酸  』 、 を与える事にした。
  
   飽和脂肪酸とは、  水素原子の入り得る、
  空席を残した、 脂肪酸 、 のことだ。
 
   ハーマン氏が、このような実験を計画したのは、    『  不飽和  脂肪酸  』 、  は、
  『  飽和  脂肪酸  』 、 と、 ちがって、
  ラジカルの攻撃の対象になるから、
  第一群の方が、 傷害されやすい、
  という、 予測があってのことだ。

   哺乳類の、 脂肪酸は、 不飽和のものでも、
  二重結合が少なくて、  飽和に近い。

   第一群には、  魚油や植物油が与えられ、
  第二群には、 牛脂や豚脂が与えられた、
 と思って、 大した見当ちがいは、あるまい。
 
   ハーマン氏の実験の目的は、
  二群のネズミらの寿命の比較であった。
  結果は、 彼の予想通り、
  第二群の寿命が、 第一群の、
  2倍に近いほどに、 長かったのだ。

   彼は、 これによって、
 ラジカル老化説の正しいことを、
 証明したのであった。
 
    ラジカル分子の特徴は、
  一つの分子が、 2つの部分らから成り、
  その結合が、 電子の、 2個の介在によって、
  成立している場合に、   これが、
  2つに割れて、 それぞれが、
  『  一個の不対電子をもつ  』 、  
  形になっている点にある。

  この電子が、 2個になると、安定する為に、    ラジカル 、  は、  よそから、 
 一個の電子を奪いたがることになる。
   
  二個の、 ラジカル 、達が、一緒になれば、
  電子を、 一個ずつを持ち寄る事になるから、
  安定するわけだ。

   従って、  ラジカル 、が、
  結合の相手を求める時には、 その相手は、
   ラジカル 、でなければ、ならない事になる。
 
  ラジカル 、は、 強い攻撃力をもつので、
  そばにいる分子が、 ラジカル 、でなければ、
  それを、 ラジカル 、 に変えてしまう。

   それには、 その分子を、 2つに割って、
  両者をして、  『  一個ずつの電子をもつ  』、
  ラジカル 、 に変えれば、 よい訳だ。

  もとの、 ラジカル 、は、
  新生の、 ラジカル 、の、  一方と結合し、
  片割れの、 ラジカル 、 をして、
  孤立させる事になる。
 
  一個のラジカルの出現は、 この様にして、
  次つぎと、  新生な、 ラジカルをつくる、
  ので、
  この反応は、 くりかえされて、
  《  連鎖反応  》 、  の形をとる。

  そして、 このような、  電子強盗化、の、
  連鎖反応をおこしやすいのが、
 例の、  『  不飽和  脂肪酸  』 、  なのだ。

 ハーマン氏の実験の説明を、
 短絡的に、いってしまえば、
 『  不飽和  脂肪酸  』 、 を与えられた、
  鼠  ネズミ  、  の体内に、
  この連鎖反応がおきて、
  それが、 寿命を縮めた、  という事になる。 

 『  不飽和  脂肪酸  』 、  が、
  ラジカル  、  例えば、 
  酸素 ラジカル   、  に出会うと、
 その分子は、  2つに割れて、
 《  脂肪酸  ラジカル  》  、  と、
  『  活性  酸素  』 、   とになる。

  両者は、 さらに、 第二、第三の、
 不飽和脂肪酸を攻撃して、活性酸素を発生し、 また、 『  過酸化  脂質  』 、  をつくる。

   『  過酸化  脂質  』 、  には、
  脂肪酸を、  1個、を、 ふくむ物、と、
  2個、を、 含む物、  などがあって、
  いずれも、 一応は、 安定だが、
  二つ三つと集まって、 重合物をつくったり、
  それが、 亀裂を生じたりする。

  亀裂ができると、 活性酸素が出て来るので、
  過酸化脂質 、 とよばれる、  過酸化物は、
 電子強盗を働く、 危険物、 という事になる。

 ここまでの予備知識らをもって、
 ハーマン氏の実験への、
  本格的な説明に入る  ;

  それには、 まず、 
  不飽和脂肪酸の所在が、 問題になる。
  
  この物は、  細胞の、 《 細胞膜 》 、にある。

    これの、 主な成分は、 
 《  リン  脂質  》  、だが、
  この分子への必須の成分として、
  オメガ  3  、 などの、   
 『  不飽和脂肪酸  』、 が、含まれているのが、  通例だ。

 細胞の中には、 一つから、千ほどもある、
  『  ミトコンドリア   』  、 や、
  ・小胞体 、 に、  ・ゴルジ体 、な、
  ・リゾゾーム 、 に、 
  ・ペルオキシゾーム 、  などの、
  いくつかの細胞小器官が存在し、
  これらは、 すべてが、 膜につつまれている。
  
   その膜は、   細胞膜と、
 同じ構造の物である所から、 ひっくるめて、
  《  生体膜  》 、  と、呼ぶ事になっている。

   燐  リン  P 、 を含む、 『  リン  脂質  』 、 は、  びっしりと、 ならんで、
  生体膜 、  を構成している訳だから、
  一旦は、おこった、  ラジカル反応が、
  自動的に、 拡大する、  
 条件は、 整っている事になる。
 
   そこで、 ハーマン氏の実験の話になるが、
  『  不飽和  脂肪酸  』 、 を、たっぷりと、
  とる事が、  寿命を縮めたのは、
  なぜか、  という問題が、ここに出て来る。

  それが、 ラジカル反応だ、とすると、
 これが、 なぜに、 おきたか、
 この反応への引き金をひいたものは、 何か、
 という問題も、出て来る。

 餌  エサ 、 の、 『  不飽和  脂肪酸  』 、は、
  血液に運ばれて、 『  生体膜  』 、 に、
 おちつく。

  生体膜は、 細胞膜だけでは、ない。

  ここに、  電子強盗、な、 ラジカル 、または、
  活性酸素  、  が、  攻撃をかける。

  過酸化の連鎖反応がおこる。

  すると、  リン脂質、の、 不飽和脂肪酸は、
 次つぎに、   『  過酸化  脂質   』 、になる。

   この毒物は、 そばから、 徹去されて、
 『  新しい不胞和脂肪酸  』 、 に置換される。

  この交換作業が、  よほどに、 てきぱきと、
  進行しないと、
  生体膜は、 破れてしまう、

   この時に、    細胞膜の形を支える、
  《  骨格  タンパク   》  、 も、
  代謝を担当する、
 《  酵素  タンパク  》  、も、
  酸化によって、  変性している。

   これは、  細胞の命の一巻の終わり、に、
 ほかならない。
  
   『   不飽和  脂肪酸  』 、  には、  
  エネルギー源として、
  また、 『  プロスタグランディン  』 、への、
 材料として、 重要な役割がある。

  活性酸素がくれば、そんなものは、
 どこかへ、けし飛んでしまうのだ。
 
   要するに、  活性酸素には、
  細胞を殺すだけの力が、 確実に存在する。

   そして、 それが、
  不飽和脂肪酸を与えられた、 ネズミの、
  短命化に対する、  理論的根拠、
 不飽和脂肪酸老化説の理論的根拠なのだ。

 ラジカル連鎖反応は、 
  永久に続くものでは、 ない。
  ラジカルが、不飽和脂肪酸を攻撃する前に、
  他の、 ラジカル 、に出会えば、 そこで、
 反応が終わる。

 また、ラジカルに、一個の電子を与えて、
 電子数を、 一個から、二個に変えて、
  その原子なり、分子なりを、
 安定状態にもってゆく、
 《  ラジカル除去物質  》 、  もある。

  その具体例として、   
 子宝  ビタミン  E  、 を、あげる事ができる。

 子宝  ビタミン  E  、は、   ラジカル 、に、
  一個の電子を与えて、
 それを安定化させたのちに、
  アミノ酸、な、 『  システイン  』 、 から、
  一個の電子を奪って、  みずからを、
  元の、 ビタミン  E 、 に、 もどしてしまう。

   電子の一個を奪われた、
  『  システイン・ラジカル  』  、は、
  二個が結合して、
  シスチン 、 という、  安定分子となる。

  これで、  連鎖反応は、  ピリオド
  ≒       終止符    、    を打たれるのだ。

   ≒    細胞ごとの、物流、を、 よくしたり、
  改善したりし得る、 ものは、
 子宝  ビタミン  E1  、 であり、
 子宝  ビタミン  E1 、 を、 不足させる事は、
   細胞ごとの、 物流を阻害し、
  細胞たちの死や老化を促し、
   ビタミン  C 、 の、 電子強盗化を、
  より、 放置してしまう、 
 余計な、 負の度合いらを成す事を意味する。

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不飽和脂肪酸の自動酸化への対策には、
  子宝  ビタミン  E1  。
  NAC  (  N アセチルシステイン  ) 、も、
  ビタミン  E 、 の効果を高める。

  SOD  、には、   
  マンガン   Mn 、と、結びついて、 働く、
  MMn 一 SOD  、と、
  亜鉛   Zn 、 や、 銅   Cu 、 と働き合う、  Zn  /  Cu  一 SOD   、がある。

  タンパク質から成る、  酵素   コウソ 、な、
  カタラーゼ 、には、    
   『   鉄  Fe   』  、が必須で、
   グルタチオンペルオキシダーゼ  、には、
   『   セレン   Se   』  、 が必須。

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