☆    カルシウム  Ca 、 が、
   筋肉らの各々をちぢこめる、 のに対して、
  筋肉をゆるめる、  マグネシウム  Mg  、は、
   インスリン 、が、  血の糖 、  を、 
 細胞たちの各々へ送り届ける、 のに対して、 
  細胞の内側に、 十分に、 あり得てある、
  場合には、   血の糖 、 を、 
  その細胞の内側へ、引き入れる、
  働き、 などをしており、
   マグネシウム  Mg 、 を、 不足させる事は、
 心臓の筋肉らのちぢこまりをゆるめ得ずに、
  突然死 、 を招く事さえある。         

     ☆      ドクター江部;

    ・・インスリン 、は、  同化ホルモンであり、
  極めて重要な、 ホルモンです。
 インスリンが分泌できないレベルの、1型糖尿病は、
     インスリンが発見されるまでは、
   余命が、 半年の、 不治の病でした。
 そのインスリンが、炭水化物への過剰な摂取により、
   肥満ホルモンと化してしまっているのが、
  現代の状況と言えます。

1) 
基礎分泌インスリンは、ヒトの生命維持に必要不可欠。 

2) 
スーパー糖質制限食でも、
基礎分泌の、 2~3倍レベルの、 インスリンは、追加分泌される。

3)
インスリン注射で、1型糖尿病患者の命が助かるようになり、近年に、1型糖尿病患者の平均寿命が延びた。

4) 
過剰なインスリンは、
  電子強盗、な、 活性酸素     ≒   必ずしも、 酸素を含まない      、    を発生させ、
 酸化ストレスとなり、
  がん、老化、動脈硬化、
 糖尿病合併症、アルツハイマー病、などへのリスクとなる。 

    ☆     インスリン 、  には、  24時間を継続して、
   少量で、 出続けている、 基礎分泌 、 と、
    糖質を摂取したときに、 大量に出る、
  追加分泌 、 との、   2種類があります。

    タンパク質 、への摂取でも、   少量の、
  インスリン  、 が追加分泌されますが、
  脂質  、 への摂取では、
  インスリン 、は、  追加分泌されません。

    <  糖質  +  蛋白質  >  、  だと、  一番に多くの、
  インスリン  、   が追加分泌されます。

    これで、 まず解るのは、 食物を摂取していない、
  時でも、
    人体の代謝には、  少量のインスリン 、 が必須、
   ということです。

 この、 インスリン 、 の基礎分泌がなくなったら、
  人体の代謝らの全体が、崩壊していきます。
     つまり、 基礎分泌のインスリンがないと、
   全身での、 高度な代謝らでの失調が生じ、
  生命への危険性があります。
   1921年に、  インスリン 、  が発見され、
   1922年から、   臨床応用されるまでは、
   1型糖尿病で、 内因性インスリン 、が、
  ゼロの場合は、   平均余命は、僅か半年でした。

     例えば、   「    運動をしたら、
  インスリン非依存的に、  血糖値がさがる   」  、
   といっても、
   インスリンの基礎分泌が、 確保されているのが、
   前提のお話です。
   もし、  基礎のインスリンが不足している状態で、
  運動すれば、
   運動で、 血糖値は、かえって、上昇します。

  また、    肝臓で行っている、  糖新生も、
  基礎インスリンが分泌されていなければ、
   制御不能となり、
   空腹な時の血糖値が、  
   3百  mg / dl    ~    4百 mg / dl   、    或いは、
  これ以上にも、なります。

  また、  糖質を食べて、 血糖値が上昇したとき、
  追加分泌のインスリンが、でなければ、
  高血糖が持続します。

   高血糖の持続は、  糖毒 、  といわれ、
  膵臓の、 β  ベータ  細胞を傷害し、
  インスリン抵抗性を悪化させます。

     さて、  ブドウ糖が、 細胞膜を通過する為には、
  特別な、 『 膜輸送タンパク質 』 、 が必要です。

   それが、  糖輸送体   (   GLUT  ) 、 であり、
  現在では、    GLUT 1   ~   GLUT 2   、
  まで、 確認されています。

      GLUT 1  、は、    赤血球・脳・網膜 、
  などの、  糖輸送体で、 常に、 細胞の表面にあり、
  血流さえあれば、 即、 血糖を取り込めます。

    これに対して、
  筋肉細胞、と、 脂肪細胞 、に、  特異的なのが、
    GLUT 4   、 で、
  基礎分泌のインスリン・レベルだと、    通常は、
   細胞内部に沈んでいます。

     GLUT 1  ~  GLUT 14   、  の中で、
  インスリン 、  に依存しているのは、
   『  GLUT 4 、だけ  』   、 で、  特殊です。

   筋肉細胞と脂肪細胞にある、  GLUT - 4 、は、
  インスリン 、 の追加分泌がないと、
  細胞内に沈んでいるので、
  ブドウ糖  、  を取り込めません。

    インスリン  、  が追加分泌されると、
   GLUT - 4  、  は、   細胞の表面に移動して、
  血糖  、  を取り込むのです。

このように、  インスリンは、
  生命の維持に必須の、 重要なホルモンであることが、確認できました。

また近年に、1型糖尿病患者の寿命は延びています。
    以下、  糖尿病ネットワークから一部抜粋。
http://www.dm-net.co.jp/calendar/2016/024725.php
  1975年に、 米国で行われた調査では、
  1型糖尿病患者の寿命は、
健康人に比べて、 27年は短い、とされていました。

    スコットランドのダンディー大学が、
   2万4,691人の、 1型糖尿病患者を対象に行った調査では、
  20代前半の糖尿病患者の予想される平均余命は、
   健康な人に比べ、  男性で、   11.1年、
   女性で、  12.9年は、 短い、 
  という、 結果になりました
  (   2015年1月報告  )。

    このように、  インスリンの使用法や種類が、
  改善されたことで、
  1型糖尿病患者の寿命は、 かなり、
  改善されてきています。
  インスリン注射が、 大いに役に立っている訳です。

    一方で、  過剰なインスリンの害には、
  エビデンス    ≒      証拠   、   があります。
   たとえ、     基準値内でも、
  インスリンの血の中での濃度が高いほど、
  アルツハイマー病、がん、肥満、高血圧、 
  などへの、 リスク 、  となります。
   これは、  内部で産生した、  インスリンでも、
  外部から注射したインスリンでも、 同じことです。

   また、 高インスリン血症は、
   電子強盗を働く、  活性酸素  、   を発生させ、
  酸化ストレス  、 を増加させます。

    ☆     酸化 ストレス  、 は、  老化・癌・動脈硬化・その他の、 多くの疾患への元凶とされていて、
 パーキンソン病、狭心症、心筋梗塞、
 アルツハイマー病、 などにも関与しています。
   つまり、   過剰な、 インスリン 、は、
  『  百害あって、一利なし  』 、  ということです。

     ロッテルダム研究によれば、
  インスリン 、を使用中の、  糖尿人では、
  アルツハイマー病の相対危険度は、 4.3倍です。

Rotterdam研究
(  Neurology 1999:53:1937-1942  )
  「  高齢者糖尿病における、   脳血管性痴呆
 (  VD  ) の相対危険度は、   2.0倍。
  アルツハイマー型痴呆  (  AD  ) の
 相対危険度は、  1.9倍。
インスリン使用者の相対危険度は、 4.3倍  」

    インスリン注射をしている糖尿人は、
  メトグルコで治療している糖尿人に比べて、
  ガンへのリスクが、  1.9倍 、  という、
  カナダの研究もあります。

   2005年の第65回米国糖尿病学会、
カナダのSamantha博士等が、 1万3百9名の、
  糖尿病患者の研究成果を報告、
その後に、 論文化。  コホート研究。
 「    メトフォルミン
  (   インスリン  、の分泌を促進させない薬   ) 
 を使用しているグループに比べて、
  インスリンを注射しているグループは、
  癌での死亡率が、   1.9倍に、 高まる。
   SU剤  (   インスリン 、の分泌への促進剤   )
  を内服しているグループは、  
   癌での死亡率が、  1.3倍に、 高まる   」 。 
Diabetes Care February 2006 vol. 29 no. 2 254-258 

  このように、 インスリンの弊害を見てみると、
 インスリンは、  血糖への制御ができている限りは、
  少なければ、 少ないほど、
  身体には、 好ましいことが、 わかります。

     別の言い方をすれば、  農耕の開始後の、
  精製炭水化物の開始後に、
  特に、  第二次大戦後に、  
  世界の食糧事情が良くなってからの、 
   糖質の頻回・過剰な摂取が、
  インスリンの、頻回・過剰な分泌を招き、
   様々な生活習慣病らへの元凶 、  となった、
  構造が見えてきます。

    スーパー糖質制限食を実践すれば、
   血糖コントロール・体重コントロールは、   
  勿論のこと、
 インスリンの分泌が必要最小限で済むようになり、
 様々な生活習慣病への予防・改善が期待できます。

  ☆☆インスリンの作用 ;

   インスリン 、 は、  グリコーゲン、への合成、
  ・タンパク質 、への合成、  ・脂肪 、への合成、
  など、
   栄養素の同化を促進し、
  筋肉、脂肪組織、肝臓に取り込む。
    インスリンが作用するのは、主として、
  筋肉  (  骨格筋、心筋  ) 、 脂肪組織、肝臓である。

    A)糖質への代謝 ;
   *ブドウ糖の、筋肉細胞・脂肪細胞内への取り込みを促進させる。
*グリコーゲン 、への合成を促進させる。
*グリコーゲン 、の分解を抑制する。
*肝臓での、 糖新生 、 を抑制し、
  ブドウ糖の血中への放出を抑制する。

    B)タンパク質への代謝 ;
*骨格筋に作用して、 タンパク質 、 への、
  合成を促進させる。
*骨格筋に作用して、 タンパク質の異化を抑制する。

    C)脂質への代謝 ;
 *脂肪 、への合成を促進する。
  *脂肪 、 の分解を抑制する。


    ☆      細胞の          表へ浮かぶ          潜水艦

   GLUT 4  、 へと      目指す、 血の糖・・。