糖質制限食とコレステロール値について
コメント・質問を頂きました。
『 ブドウ糖負荷検査で、
1時間後 血糖値 、が、 2百 、 を越えたが、
2時間値が、 百30 mg / dl 』
このデータなら、 診断基準的には、 正常型です。
2時間値が、 百40 ~ 百99 mg / dl 、
なら、 境界型 、 です。
しかしながら、 1時間後 血糖値 、 が、
2百 、 以上で、
百80 mg / dl 、 を越えているので
将来に、 糖尿病になる確率が、 高いです。
従って、
糖質制限食を開始されて、 正解 、 と思います。
『 総 コレステロール 、が、 3百 前後 、
糖質を制限して、 2年かまたった今でも、
同じくらい、
( 血潮において、 コレステロール 、 を、
体のあちこちへ、 配り届ける、
運び員をやっている、
低分子 コレステロール 、 な ) 、
悪玉コレステロール 、 が、
2百 前後も、 2年を続いている。
中性脂肪は、 40 、 前後、 で、
( 血潮にあって、 コレステロール 、 を、
体のあちこちから、 回収しては、
肝臓 、 などへ、 送り届ける、
高分子 コレステロール 、 な ) 、
善玉コレステロール 、 が、
90 ~ 80 mg / dl 』 。
総コレステロール値は、 診断基準から、
外されていますので、 とりあえず、
気にしなくて良いと思います。
次に、
HDL コレステロール 値 ≒
高分子 コレステロール 値 、 が、
80 ~ 90 mg / dl 、 と、
60 、 以上 、 があり、
中性脂肪値が、 40 mg / dl 前後 、と、
60 、 以下 、 ですので、
真の悪玉の、「 小粒子 LDL コレステロール 」、 ( 電子強盗、 な ) 、
「 酸化 LDL コレステロール 」 、
ほぼ皆無と思われます。
従って、 えりちゃんの、
「 低分子 コレステロール 」 、 は、
悪玉ではなくて、
標準の大きさの、 善玉 、
と考えられますので、 心配ないです。
『 平成 28年 夏の人間ドックで、
心臓の血管に、 動脈硬化。
先週 ( 平成 31 年 ) 、 足のだるさから、
血圧脈波 、 という、
両手両足の血圧を比較する検査を受けたら、
右 R一 ABI 、 が、 0.88 、 という、
数値で、 末梢動脈疾患の疑い 』 。
糖質制限食の開始前の、 平成 28 年の時点で、
心臓の血管に、 動脈硬化ですので、
今回に、 平成 31 年の、
末梢動脈疾患への疑いも、
平成 28 年の時点で、 既に存在した、
可能性があります。
ともあれ、 本当に、 末梢動脈疾患があるか否か、
『 下肢動脈エコー検査 』 、 を実施するのが、
良い、 と思います。
これは、 侵襲のない楽な検査です。
① HbA1c ≒
ヘモグロビン・エーワン・シー ≒
タンパク質、 と、 糖質、 とが、
結び付き合ってある、 物であり、
血潮をゆく物である、
グリコ・ヘモグロビン 、 の数値 、 が、
糖質制限をする前と、 変わりがないのは、
なぜか 。
HbA1C ≒
グリコ・ヘモグロビン 、 が、
5.9 % 、 なら、
平均血糖値は、
百22.6 mg / dl 、 です。
HbA1c 、 5.7 % 、なら、
平均血糖値は、
百16.9 mg / dl 、 です。
もともとが、 正常範囲の血糖値が、
基準値内でも、改善しています。
糖質制限前も、 基準値なので、
改善も、こんなもの、 と思います。
② 糖質制限を始めて、 2年がたっても、
総コレステロール値や、
悪玉コレステロール値が、落ち着かないのは、
なぜか。
上述の如く、問題ない、と、思います。
③ 処方された薬を飲んだ方が、いいのか。
内服の必要は、ない、 と思います。
④ もしかしたら、 タンパク質でも、
血糖値が上がる体質なのか。
1型 糖尿病 、 でないなら、
タンパク質での心配は、まず、必要ないです。
⑤ 動脈硬化が進んでいるようだ。
主治医は、
総コレステロール値、と、 悪玉コレステロール値が、 高いせいだ、 と言う。
今後に、 糖質制限食で、 これ以上の、
悪化するのを防ぐことができるか。
上述のように、 悪玉ではないので、
問題ない、と思います。
コレステロールに関して、より詳しくは、
2018年10月30日 (火) の、 本ブログの記事
『LDLコレステロール、HDLコレステロール、中性脂肪。善玉。悪玉。』
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-4722.html
をご参照頂けば、幸いです。
現時点で、相変わらず、
日本動脈硬化学会、と、 日本脂質栄養学会が、
バトル中であり、 前者は、
コレステロール値は、 低いほど、 良いとし、
後者は、
コレステロール値が、高いほうが、長生き、
という、
全く異なる見解をだしています。
世界的にも、日本と同様、
コレステロール低下派の医師と、
コレステロールは、 高値で、 OK 、という、
立場の医師が、 対立している状況です。
私は、 小粒子 LDL コレステロール 、や、
酸化 LDL コレステロール 、 がないなら、
LDL コレステロール 、が、 高値でも、
OK 、 という立場です。
江部康二 医師 。