基礎から学ぶ、 ビタミン E1 ー4.
過酸化脂質の化学、および、
ビタミン E1
( d-αートコフェロール ) 、 の抗酸化作用
三石巌:全業績7、ビタミン E のすべて、より
「図7」に示した、 脂肪酸は、
不飽和脂肪酸で、
( 元の記事にある )、 図に見るとおり、
炭素 C 、の鎖の一部に、
『 二重 結合 』 、 がある。
これが、 不飽和な、 脂肪酸の特徴なのだ。
二重結合があると、
炭素の鎖が、 そこで、 折れ曲がる。
いや、むしろ、 それは、 そこで、
ぶらぶら揺れている。
不飽和脂肪酸をもつ脂肪が、
固形にならずに、 液状を呈するのは、
このためだ。
この運動性のために、
不飽和脂肪酸の頭についた、
水素 H 、を結合させている、
『 共有 結合 』 、 は、 とかく、
不安定になる。
そこに、 活性の高い酸素が存在すると、
共有部分が、はなれ、
頭の水素と、 脂肪酸の本体 L 、とは、
べつべつの遊離基
( ラジカル ) 、 になる。
前者は、 ・O2H、
後者は、 ・L 、 として、 「図7」
(B)、 (C) 、 に、 それが示されている。
この2つのラジカルが、 互いに結合すれば、 (D) 、 のような化合物ができる。
これは、 「 過酸化 脂質 」、 の一つだ。
過酸化脂質は、 LOOH 、 の、
形のものばかりでは、ない。
それをあらわしたのが、 「図8」 、だ。
ただ、 その(A) 、は、
「図7」 、 そのものだ。
(B) 、 では、 不飽和脂肪酸 L一H 、が、 (A) 、で、 生じた、 ラジカル 、な、
・O2H 、からの、
電子を奪い去られる、 攻撃を受けて、
L・ 、と、 H2O2 、 とに変化する、
ことが、示されている。
過酸化脂質、な、 LOOH 、 が、
あるラジカル、な、 R・ 、 からの、
電子を奪い去られる、 攻撃を受けて、
新しいラジカル、な、
LOO・ 、 と、 H・ 、 とに乖離し、
R・ 、と、 H・ 、 とが結合して、
R一H 、 となる一方で、
ラジカル、な、 LOO・ 、 をのこし、
それが、 L・ 、 と結合して、
LOOL 、 となる反応が、 おこり得る。
これは、 図の右半分に、(A) 、から、
(C) 、 にかけての縦の線のなかに、
示されている。
「図8」で、 子宝 ビタミン E1 、は、
A一H 、 で、あらわされている。
不飽和脂肪酸の、 ラジカル、な、
L・ 、と、 ビタミン E1 、が共存すると、 子宝 ビタミン E1 、 すなわち、
A一H 、が乖離して、
A・ 、と、 H・ 、 となり、
H・ 、は、 たちまちに、
不飽和脂肪酸の、 ラジカルな、
L・ 、 と結合して、
元の脂肪酸、 な、 L一H 、にもどる。
そして、 H・ 、 を失った、
ビタミン E1 、 の、 ラジカル 、な、
A・ 、は、
タンパク質を構成する、
アミノ酸の一種である、
システイン 、 に働きかけ、
その水素 H 、 をうばって、
元の、 A一H 、 にもどる。
そこに発生した、システインのラジカルは、 二個ずつで、 結合して、 シスチン 、になる。
この過程で、 子宝 ビタミン E1 、は、
脂肪酸のラジカルに、 水素を結合させて、
元の脂肪酸をつくるわけだ。
これは、 「 ラジカル 除去 作用 」 、
と、 よぶことができる。
そして、 結局は、
不飽和脂肪酸が、 自動酸化によって、
過酸化脂質に変化する現象を防ぐ事になる。
これが、 すなわち、 ビタミン E1 、の、 「 抗 酸化 作用 」 、
「 酸化 抑制 作用 」 、 なのだ。
子宝 ビタミン E1 、 の、
「 ラジカル 除去 作用 」 、 と、
「 抗 酸化 作用 」 、 とは、
表裏一体のものだ。
こうした過程を考えてみると、
子宝 ビタミン E1 、 の、
これらな作用らは、
システイン 、 の存在によって初めて、
実現する事を知り得る。
システイン 、 といえば、
タンパク質を構成する、
アミノ酸の一つであり、
日本人の食習慣のなかでは、 とかく、
不足する、 硫黄 S 、 を含む、
『 含硫 アミノ酸 』 、 の一つである、
ことを、 見逃してはなるまい。
要するに、 良質な、 タンパク 、
を、 無しには、
ビタミン E1 、の、 抗酸化作用が、
期待できない、 ということだ。
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☆ 藤川院長; ここの部分、かなり難解ですけど、 重要です。
「 健康自主管理システム 」 、 にも掲載されていた。
不飽和脂肪酸が、 電子強盗、な、
ラジカル ( 活性 酸素 ) 、 からの、
攻撃を受けると、
2つの脂肪酸ラジカルとなり、
隣接する不飽和脂肪酸を攻撃して、
次々と、 電子強盗、が、 連鎖する。
最後は、 過酸化脂質となり、
この連鎖は、 終了するが、
細胞膜 、などの、 生体膜の膜機能が、
障害されてしまう。
すなわち、 栄養分、や、
酸素 サンソ 、 の、 細胞内への搬入、
排泄物の細胞外への排出機能が低下して、
生体膜の透過性が低下する。
メチオニン、 と、 システイン 、 は、
硫黄を含む、 含硫アミノ酸。
システイン 、 を多く含む食材は、 卵。
高タンパク食 + ビタミン E1、重要です。
ビタミン E1 、 は、 脂肪酸ラジカルを、
もとの不飽和脂肪酸に戻す。
つまり、 子宝 ビタミン E1 、は、
生体膜の機能らを回復し、
生体膜の透過性を改善する。
これは、 全ての慢性疾患への治療において、 最重要。
いくら、 栄養を摂っても、
いくら、 酸素を供給しても、
子宝 ビタミン E1 、 の不足による、
不飽和脂肪酸の自動酸化があれば、
細胞内には、 栄養も、酸素も、届かない。
つまり、 細胞内は、 栄養不足、
酸素不足で、 嫌気性解糖の主導となり、
エネルギー ≒
物を、 ある一つの向きへ動かす、
物理学における意味での、 仕事 、
を成す、 能力 、 出もとに成る、
ATP ≒
アデノシン 3 燐酸 、 の、
不足を成す。
