☆  ビタミン A 、は、何からとれるか ;

 ビタミン A 、を含む食品として有力な物は、
  卵、 バター、 ニンジン、 ホウレンソウ 、 
などだ。
  ただし、 後の2つは、 
 カロチン 、 という名の、  火朱  ホアケ  色
   ≒    オレンジ色   、  の色素だ。

 体に入った、 カロチン 、は、
  小腸の壁で、 分解し、 
  二分子の、 ビタミン A 、 たち、 となる。

  これらな食品らで、 ビタミンA 、を補給するとなると、
  卵なら、 4個 、 バターなら、 1/6 ポンド 、
  ニンジンなら、 50グラム 、
 ホウレンソウなら、 80グラム 、 という事になる。

   これだけをとっていない人は、
 ビタミン A 、の欠乏症に見舞われる。

  鱈  タラ 、  の肝油は、 昔から、栄養になる、 と、されてきた。    やがて、 
  その有効成分が、  ビタミン A 、な事が、
 つきとめられたのであった。
  今から、 20年余り前に、
 ビタミン A  、の、 合成品があらわれ、 
 タラの肝油を大幅に駆遂した。

  肝油の名のもとに売られる商品も、
  大部分は、 合成品といってよい。
 
  ビタミンA 、による副作用も、 合成品によって、  確かめられたものだ。

 ビタミンAの名で総括される、 化学物質らは、
  その立体構造らにおいて、  互いに、
  20種類程の、異なった分子をかかえている。

   天然の、 ビタミン A 、は、
 体内で、 その構造を変えて、 働く。

  ビタミンA 、の過剰な摂取による害が、
よく、いわれるが、
  これが、 現実のものになるのは、
  『  低 タンパク 食 、 の場合に、 かぎる 』 。

  天然の、 ビタミン A 、 は、
  鱈  タラ 、 の類の、 魚の肝油から抽出する。

  この作業で、 収率をあげるためには、
  化学物質の添加が、効果的だ。
  そうして、つくった、 ビタミン A 、は、
  メチル基   ≒   CH3   
  ≒   炭素 C 、の、1個  ➕  水素 H 、の、3個
  か、  
  パルミチン酸基 、 が、  付加されていので、
 純正品に比べて、  活性が、低い。

 〔 健康ものしり事典  P182より抜粋 〕。

  【  パルミチン酸  さん 】 ;                                               炭素数が、 16個の、 飽和脂肪酸。                      白色の蝋  ( ろう )  状の固体。 動植物中に、広く分布し、  木蝋・パーム油に多く含まれる。             化学式   CH3(CH214COOH   。

   ☆    カルボキシル基  ;     COOH  ;  
   これの、 水素 H 、 は、  
  水素 イオン 、 として、 遊離しやすく、
   カルボキシル基、 は、
  電子強盗を働く、 酸性 、 を帯びてある。 

   ☆    カボチャ、などの、 カロチン達は、
  人々の体らにおいて、
  その必要に応じて、 
   粘膜の多糖体などを成す働きをする、
  ビタミン A 、 に、 仕立てられる 。

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ビタミンAの働き

油に溶けやすい脂溶性ビタミン。
体内で、 ビタミン A 、として働く物質には、

 動物性食品に含まれる、 レチノール 、 と、

主に、植物性食品に含まれ、

「 プロビタミン A カロテノイド 」 、と呼ばれる、

β-カロテン、α-カロテン、β-クリプトキサンチン 、等とがあります。
プロビタミンAカロテノイドは、 体内で、 一部が、

 レチノール 、 に変換されることから、 

 ビタミン A の量は、  レチノールに換算した、

 「   レチノール  活性  当量  ( RAE ) 」 、

  という、 単位で表します。
レチノールを、 ビタミン A  、 と呼ぶこともあります。
皮膚や喉、鼻、消化器官、 などの粘膜を正常に保ちます。
網膜細胞の保護や、 視細胞の光刺激反応に、 重要な物質で、

 薄暗い場所に、目が慣れるのに関与し、夜盲症を防ぎます。

ビタミンAの欠乏症

乳幼児では、 角膜乾燥症から、失明に至ることもあり、

 成人では、 夜盲症、 角膜上皮や、結膜上皮の角質化。
免疫機能の低下や、粘膜上皮の乾燥、 などから、 

感染症にかかりやすくなります。

ビタミンAの過剰症

サプリメント、あるいは、 レバーの大量摂取により、

  ビタミン A  (   レチノール   ) 、 の過剰症をおこす可能性があり、レチノールについて、耐容上限量が設定されています。
  過剰症の症状は、 急性のものが、 頭痛、 脳脊髄液圧の上昇。

  慢性のものが、  頭蓋内圧の亢進、 皮膚の落屑 ( らくせつ ) 、

  脱毛、筋肉痛、

 肝臓に過剰に蓄積されることによる、 肝臓障害。
また、妊娠初期の過剰摂取は、 

 胎児に奇形を起こす可能性を高める、と、されています。

 妊娠中の方に加え、 妊娠を計画されている方も、

 摂り過ぎとならないよう、 ご注意ください。

 ビタミン A  (  レチノール  ) 、の耐容上限量

  (   18歳以上、 男女とも  ):    2千7百  μg RAE  。


※β-カロテンや、 β-クリプトキサンチン 、 等の、

 プロビタミン A カロテノイド 、 に関しては、

 耐容上限量は、 設定されていません。

緑黄色野菜や果物から摂る、 β-カロテン 、 等は、

 体内で必要な量だけが、 ビタミン A 、に変換されるので、

  ビタミン A 、 の過剰症は、生じません。

ビタミンAの推奨量(レチノール活性当量)

成人男子:850  μgRAE (  18~29歳、 50~69歳  )、
900  μgRAE  (  30~49歳  )、
800   μgRAE  (  70歳以上  )
成人女子:650  μgRAE  (  18~29歳、70歳以上  )、
700  μgRAE  (  30~69歳  )
   妊娠中は、 後期のみ、 推奨量が、  + 80  μgRAE、
  授乳中は、  + 450  μgRAE  、 となります。
 30代であれば、  妊娠後期で、 780  μgRAE、  授乳中は、 1150  μgRAE   

ビタミンAの多い食べ物

レバー、緑黄色野菜に多く含まれます。

(  妊娠初期では、レバーによるレチノールの過剰摂取に注意が必要  

ビタミンAの上手な摂り方

緑黄色野菜に含まれる、 β-カロテン 、 は、 油と組み合わせて、

調理すると、 吸収率が、 アップします。

 炒めたり、 揚げたりが、 効果的。
油分を含む、 胡麻や、クルミ、 で和えても、 同様の効果があります。

 ※カロテノイド 、 には、 ビタミン A 、に変換される、

  プロビタミン A カロテノイド

 (   β-カロテン、 α-カロテン、 β-クリプトキサンチン 、 等   ) 、 

 のほかに、   ビタミン A 、 に変換されない、

  リコピン、 ルテイン、 ゼアキサンチン 、  等があります。

  

   プロビタミン A カロテノイドは、 必要な量のみが、

  ビタミン A 、 に変換され、 残りは、 

 リコピン、 ルテイン 、 等とともに、

 体内の、  電子強盗な、 活性酸素 、 を除去し

 (   抗酸化作用   )、      免疫力を高めます

  (  免疫賦活作用  )  。

レチノール活性当量について

プロビタミン A カロテノイドは、  体内で、 

 レチノール  、 に変換されるのですが、

  変換効率は、 高くはなく、   食品に含まれる、 

  β-カロテン 、の、 ビタミン A 、としての、  生体利用率は、 

   1 / 12    。

 つまり、   β-カロテン 、 の、  12  μg   、 が、

  レチノール 、の、 1  μg   、  に相当します。

  α-カロテン 、と、 β-クリプトキサンチン 、 は、 各々、

  24   μg   、 が、  レチノール 、の、  1   μg   、 に相当。
ビタミン  A  の量を表す、   「  レチノール  活性当量 (  RAE )」は、   レチノールの量に、  レチノールに換算した、

 このカロテノイドの量を足し、 以下の式で算出します。

レチノール(μg)+β-カロテン(μg)× 1/12 + α-カロテン(μg) × 1/24 + β-クリプトキサンチン(μg) × 1/24
(β-カロテン、α-カロテン、β-クリプトキサンチン以外の、 その、 他のプロビタミンAカロテノイドをプラスする場合は、
「+その他のプロビタミンAカロテノイド(μg) × 1/24 」)
※ビタミンAの単位の名称は、「レチノール当量(RE)」から、
 「レチノール活性当量(RAE)」へと変更されました
(『日本人の食事摂取基準(2015年版)』)。