☆ NHK ブログ ;
山王メディカルセンター女性医療センター長な、
太田博明さん。
女性医療と骨粗しょう症を研究する第一人者です。

太田さんによると、しわとたるみを防ぐのは…「骨」。
骨といえば、骨密度。
年齢を重ねると、骨密度は急激に低下していきます。

では、この骨密度と、しわ、や、たるみ、との関係性を見てみましょう。
女性の皆さんが気になるものといえば…?
口の両脇にできる、ほうれい線。
アゴに向かってできる、マリオネットライン。
さらに、アゴのたるみ。

これ、いやですよねぇ。
そうした顔の、しわや、たるみに、骨密度が関係している、というのです。
つまり、 老け顔への原因に、骨密度が深く関わっていたのです。
「 しわが多い、という事は、 見た目が、老けている、 という事です。 そういう人たちは、骨密度が低い。 見た目が若そうに見える人は、骨密度が高いのです 」 ( 太田さん ) 。
骨密度とは、何かを、おさらいしてみましょう。
骨密度は、骨の中身が、 どれだけ詰まっているかを教えてくれる値。
スカスカになるほど、その数字は、下がります。
そのため、骨粗しょう症の危険度を知る目安、とされてきました。

骨密度は、 40歳を境に、 大きく下がってゆきます。

すると、 私たちの顔には、何が起こるのか。
太田さんが、ある画像で教えてくれました。
こちらは、 顔の骨を映したものです。
左上は、 20代の女性の目を中心に撮影した画像。
右上は、 60代の女性です。

この2つ、目のくぼみの大きさに、違いがあります。
「 若い年代では、 眼窩 ( がんか ) の拡大が、 小さいけれど、 年をとってくると、左右前後に拡大してくるんです 」 ( 太田さん ) 。
それぞれの年代の目のくぼみは、 この範囲。

重ねてみると…この通り。

骨密度が減ると、実は、骨自体も縮み、 小さくなるのです。
それが、 大きな、しわ、ができてしまう原因。
骨は、 私たちの顔の土台。
その骨が縮めば、表面の皮膚との間に隙間ができます。

すると、あまった、その皮膚は、深い、しわや、たるみになってしまうのです。

しかも、厄介なことに、
顔の下半分こそ、カラダの中で、最も骨密度が下がってしまう場所らの、1つです。

若い女性の平均で、 腰の骨密度は、 1・23 。
そして、下アゴの骨密度は、 1・52 。
上アゴは、 1・76 。

それに対して、 60代になると、この数字は、 3か所とも、減ります。
マイナスの割合で比べると、 腰は、 12 % 、 上アゴは、 14 % 。
しかし、 下アゴは、 22 % 、になってしまうのです。

だから、できてしまうのは、あの、しわ、と、たるみ。
「 下顎骨を中心とした、 顔面骨の減少、
それが、たるみの原因となります。
ほうれい線や、 マリオネットラインの原因になっていると、ある面で、うなずける所があります。 40代から、 部位によっては、 骨密度の減少が起きてもおかしくないのです 」 ( 太田さん ) 。
では、 この、骨密度を下支えし、美顔を保つ、 ヒケツは、あるのか。 福岡歯科大学の客員教授な、 平田雅人さんです。