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仮説 2 : やる気が低下するから、疲れる ;
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もう1つの仮説は、やる気が関係する、
というもの。
つまり、 何か、 仕事を進めるうちに、
だんだんと、集中できなくなってきて、
やがては、 それに対する、
興味を失ってしまう。
やる気が失くなる、 ということだ。
私たちは、 やらなくてはならない事よりも、 やりたい事の方に、 関心が向く。
この両者の間に生じる、 緊張、が、
疲労への原因だ、 という考えだ。
これについては、 最近に、
アバディーン大学の研究が、
間接的な証拠を提示している。
研究では、 看護師の、 百人に協力を請い、 12時間シフトの勤務中に、 定期的に、
疲労感について、申告してもらった。
また、 勤務中は、
体の活動量を計測できる、
機器も着用してもらった。
自己申告と機器のデータからは、
労働時間が長くなると、
疲労感も増す、 という、
結果が得られたが、
データらを詳しく調べると、
面白いことが、分かった。
看護師の体の活動量と疲労感とには、
相関が、なかったのだ。
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「 体を動かすことで、疲れる人もいます。
でも、 反対に、
元気になる人もいるのです 」 、 と、
研究を行なった、
デレク・ジョンストン氏は、言う。
さらに、 その看護師が、 その仕事を、
どのくらいに、 大変と思っているかも、
疲労感とは、 関係がなかった。
では、 小さな相関が見られたもの、
とは、何か? 。
それは、 仕事を、
コントロールできている、
という感覚と、 そこから、
報酬を得ている、 という感覚だ。
これらを感じているほどに、
疲労感が少なかったのだ。
こうした感覚らがあると、
やる気が増すことだろう。
だから、 元気も出てくる、 というわけだ。
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他にも、 トロント大学の、
マイケル・インズリット氏と、
カールトン大学のマリーナ・ミリャフスカヤ氏が、 マクギル大学の学生たちを対象に行った研究がある。
この研究では、 1週間にわたり、
その瞬間瞬間に、 「 誘惑されること 」 、
「 やりたいこと 」 、
「 自分を制御しながら行っていること 」、
「 疲れているか、どうか 」 、
といったことを、 定期的に、
メールで、 学生に質問して調査を行った。
すると、 学生たちの疲労に、
一番に、 関係していたのは、
何かをやる際に、
自制心を発揮して、
強制的に行っているか、 どうかではなく、
誘惑の多さだった。
例えば、 デスクワークをやっている時に、 お気に入りのサイトを開いたり、
ツイッターを眺めてみたりと、
いくつもの、誘惑に駆られることだろう。
これらが、 仕事へのやる気を失わせ、
疲労につながる、 とも、 考えられるのだ。
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じつは、これ、 進化上の理由がある。
生物は、 生きるために、 何か、
1つの事だけをやればいい訳ではない。
食料を探し、配偶者を見つけ、眠り、
情熱を追求する……
健康的に生き、種として繁栄するには、
色々な事らをやり続けなければならない。
このために、
「 それは、もういい、別のことをしよう 」、
という、 サインを出す仕組みが必要である。
それが、 疲労 、 というわけだ。
このように考えると、
仕事に対する、 やる気を出させてあげれば、 疲労を感じにくい、 ということになる。
実際に、 疲れが見えたら、
お金をあげると、
人は、 働き続けることができる、
という研究結果もある。
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疲労を研究するべき必要性 ;
最初に述べたように、
専門家たちも、 疲労について、
完全には、まだ、理解していない。
その解明が、 なかなかに進まない、
理由らの1つとして、
人のやる気や、 欲求、と、
それに関連する、 疲労、
といったものを、
ずっと観察するのは、
難しいことが、 挙げられる。
スマホや、 ウェアラブル機器の登場により、
それも、 以前よりは、
簡単になったかもしれないが、
それにしたって、 大勢の人々を対象に、
研究しなければ、ならない。
だが、疲労を研究するのは、大切な事だ。
人は、 疲れると、 集中力を失い、
間違いや、事故を起こす、 リスクが高まるし、 何より、 仕事や勉強が、
楽しくなくなってしまう。
それがために、 疲労について、
理解を進め、
疲れにくい環境を用意するべき、
必要性があるのだ。
これを読んだだけで、 疲れたって?、
それじゃあ、 好きな歌でも聞きながら、
ゆっくりと、 お風呂に入って、気分転換だ。
References:Why work is exhausting even when it involves no physical labor - Vox/ written by hiroching / edited by parumo
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