
「甘みのある糖質」はどれも同じ?(depositphotos.com)
一般的に、人間が、 エネルギーに転換し得る炭水化物を、「糖質」と呼びます。
糖質の中で、 一番に小さな基本単位が、 「 単糖 」、 で、 「 ブドウ糖 」 ≒ 炭素 C 、 の、 6個 、 に、 水素 H 、 の、 12個 、 と、 酸素 O 、 の、 6個 、 とから成る、 C6 + H12 + O6 、 「果糖」、 「ガラクトース」があります。
それらが、 2つが、繋がったものが、 「 二糖類 」 、 で、 「 砂糖 」、 「 麦芽糖 」、 「 乳糖 」、 などです。
これらには確実に「甘味」があります。
しかし、 単糖が、 沢山が連なると、 甘みを感じにくくなります。
それが、 「 でんぷん 」 、 などの、 「 多糖類 」 、 です。
今回は、「甘みのある糖質」について、それぞれ説明してみます。
生命の基本エネルギー「ブドウ糖」は、 「糖新生」で十分に間に合う
「 ブドウ糖 ( グルコース 」 、 は、 人間を含む、さまざまな生物の、 血液・体液の中に含まれている単糖です。
人間でも、ニホンザルでも、オオカミでも、ヤマネコでも、ヤギでも、ウシでも、 つまり、 「雑食」でも、 「肉食」でも、「草食」でも、 食べ物に関係なく、 活動的な哺乳類の、平常時の、血中ブドウ糖の値 ( 血糖値 ) 、 は、 百 mg / dl ≒ 十分の一 リットル に、 百 ミリ・グラム 、 前後に保たれています。
@ ある一定の重さの血潮の、 千分の一ほどの重さ、を、 その中の、糖質たち、が、 成してある 。
生命の維持に、とても重要な物質で、 実際、 脳は、ブドウ糖を好みますし、 自分の膜の内側に、 ミトコンドリア、 を、欠いてある、 『 赤血球 』 、 と、 ミトコンドリアが、機能し難い、 ガン細胞たち、は、 ブドウ糖でしか、 エネルギーを得られません。
糖質を摂取しない、「肉食動物」でも、 血糖値が一定に保たれているのは、 なぜか?。
それは、 タンパク質たち、への、 構成材である、 アミノ酸、を、 原料とし、 脂質 、 を、 エネルギーにして、 肝臓などで、 ブドウ糖を合成しているからです。
これを、 「 糖新生 」 、 と呼び、 私たち人間の体内でも、常に起こっている現象です。
ですから、 糖新生能力が、 正常な人であれば、 糖質を摂らなくても、 死にはしません。
このことから、 「 糖質を摂らないと、 低血糖で、 脳が機能しなくなる!。 砂糖をなめろ!、 米を食え! 」 、 と叫ぶ人たちが、 いかに、 非科学的な考えかが、 よく、わかります。
また、 「 糖質を制限して、糖新生すると、 筋肉が、 ブドウ糖に換えられて、 痩せ細り、 サルコペニア 、 になるから、 危険だ! 」 、 と叫ぶ人たちもいますが、 その理屈だと、 肉しか食べない、 ヤマネコや、オオカミ、 などの肉食獣も、 みんなが、 サルコペニアに罹ることになるので、 これまた、変な話です。
なぜ、「糖質制限」が有効なのか?
もちろん、 経済性や、エネルギー効率を考えると、 「 生活習慣病を起こさない程度の糖質の摂取 」には、 メリットもあります。
また、 糖質摂取だけで生きてきた、 「 糖質エンジン 」 、しか、 まともに、 回せない人に、 いきなりの、 厳しい、 「 糖質制限 」 、は、 向いていません。
高~中脂質・中~高蛋白質・低糖質の「山田式」ぐらいの糖質摂取量が、 万人の落としどころだと思います。
ブドウ糖は、 自然界には、 単独では、 存在することが、少なく、
ブドウ、などの、 一部の果物に、 果糖、 などと混在しています。
ブドウ糖のそのもの、の、 甘みは、 砂糖に比べれば、控えめです。
植物の組織内で、 ブドウ糖、が、 2つ、が、繋がったものが、 麦類の新芽に、多く含まれる、 「 麦芽糖 ( マルトース 」、 であり、 水あめの甘みです。 これも、 マイルドな甘みです。