「 長鎖 脂肪酸 」 、 への、 代謝 、 に、 必要な、
タンパク質から成る、 酵素 コウソ 、 に、 ヘテロ、の、 遺伝子変異のある方 ( 保因者 ) 、 が、 理論上では、 日本人の場合は、 92人に、 1人か、 それ以上は、 いる可能性がある――。
これらの、 ヘテロ変異の方たちには、 厳しい、 糖質の制限が、 向いていない、 可能性があります。
特に、 妊娠中は、 母親の肝臓への負荷が増えるので、 向いていない、 可能性があります。
妊娠の初期の重症悪阻 ( つわり ) 、 の症状が大変に強い人は、 その、 ヘテロ変異を持っている可能性があるのです ( 仮説です )。
さらに、 父親も、 ヘテロ変異を持っていて、 お腹の赤ちゃんが、 ホモ変異だった場合には、 妊娠脂肪肝、などの、 危険な妊娠合併症が起こるかもしれない。
その場合には、 糖質の制限は、 その症状を増悪させる、 可能性があります ( 仮説です )。
以上のように、 前回の記事では、 かなり難しい問題について、説明させていただきました。 では、 そのような方の存在を考慮した場合には、 妊娠中には、 糖質の制限に、 どのように、取り組めば、いいのでしょうか?
妊娠中の食事の糖質制限は体調を見ながら変えていく
ヘルスプレスの以前の記事で、
「 妊娠中の糖質制限は、 理論的には、 問題ない 」、 と私は書きました
(参考:妊娠中に糖質制限して大丈夫?「つわり」のメカニズムと糖質制限の安全性)
それは、 脂肪酸への代謝らの機能に、 問題が、無い、 方々を前提として、 考えた場合です。
しかし、 長鎖脂肪酸への代謝に関わる酵素に、 ヘテロの遺伝子変異のある保因者の方々が、 日本人でも、 92人に、1人程度は、いる、 可能性があるとすれば、
妊娠中の食事は、 どうすればいいのでしょうか? 糖質制限は、 すべきではないのでしょうか?
いいえ、 それでも、 妊娠中の、 糖質への摂りすぎや、 頻回の食後高血糖は、 回避すべきです。
できるだけ、 そうならない、 糖質の摂取に努めるべきで、 私は、 以下のように思います。
妊娠中の糖質摂取、6つのポイント
① 妊娠前から、 糖質制限を開始していて、 調子の良い人は、 そのまま、続けてみて、 つわりが酷いようであれば、 糖質摂取量を少しずつ増やしてみる。
症状が軽くなったところの糖質量で、維持する
( 逆に、 糖質量を増やして、 つわりが悪化するような場合は、 無理をして増やす必要は、ない ) 。
妊娠中に、 肝機能での異常が見つかった場合には、 以下の、 ③を参照のこと。
② 妊娠前の糖質制限が、 そもそも、 うまくいかない、 あるいは、 体調不良を伴う場合には、 糖質制限は、 継続せずに、 以下の、 ③を参照のこと。
③ 妊娠前、 現代人の標準である、 精製されてある、 糖質、を、 60 % 、か、 それ以上を、 食べていたような、 妊婦さんの場合には、 精製されてある、 糖質、 を、 玄米、や、 全粒粉のような、 食物繊維を多く含む、 糖質に代える。
さらには、 「 食べ順 」 、 を考えることで、 食後高血糖を回避する。
調子が良ければ、 徐々に、 糖質への摂取量を減らすが、 1食当たり、 で、 20 ~ 40 g 、 の、 糖質制限までに、 とどめる。
調子が悪ければ、 糖質摂取量を増やす。
④ 妊娠中に、 妊娠糖尿病を指摘された人も、 上記の、 ③からスタートする。 いきなり、 厳しい糖質の制限に走ってはいけない。
⑤ 先に生まれた子供や、 血縁に、 脂肪酸代謝異常症の方がいる場合には、 医師に相談の上で、 玄米、や、 全粒粉のような、 食物繊維を多く含むような、 糖質に代えて
≒ より、 消化され難いがゆえに、 より、 遅れて、 吸収されたり、 吸収されなかったり、 ビタミンらを作り出して、 その人の体の健康性への足しにも成ってくれる、 腸にいる細菌たち、への、 栄養分に成ってくれる 、
さらには、 「食べ順」、 を考えることで、 食後高血糖を回避することに努めるが、 糖質摂取量は、減らさない。
⑥ 前の妊娠中に、 厳しい、つわり ( 妊娠悪阻 ) 、 に苦しんだ人、 あるいは、 血縁関係者に、厳しいつわりで苦しんだ人がいる場合も、 ⑤から、 スタートして、 調子が良ければ、 上記の、 ③に進む。
前の妊娠中に、 肝機能異常を指摘された人、 あるいは、 血縁員に、 妊娠中の肝機能異常を指摘された人がいる場合も、 上記の、 ⑤からスタートしてみる。
以上になります。 非常に面倒くさい、 と思われるかもしれませんが、 人間の体質は、 一人一人で、 異なるので、 万人に共通する食事方法というものは、 存在しません。 上記のような対応が、 現実的かと思います。
もちろん、 これは、 妊婦さんに限ったことではなくて、 男性でも、 女性でも、 厳しい糖質制限をすると、 体調を悪くする人は、 このような体質 ( 脂肪酸代謝にかかわる、 酵素のヘテロ変異 ) である可能性を考慮する必要もあると思います ( 理論上です )。