こんばんは。
今、新企画の糖質制限の本を書いています。
糖質オフとか糖質ゼロとかいろいろ出てきます。
読者の皆さんも、糖質「オフ」と「ゼロ」は同じなのか違うのかとか、
気になるところと思います。

それで、今回の記事は
低糖質、糖質ゼロ、糖質オフ、カロリーゼロ、カロリーオフなどの意味について
調べてみました。

まず、低糖質ですが「低糖質」の法的な定義は、ないと思われます。
低糖質と表記されている商品をみると
例えばそれぞれのメーカーが100g当たり糖質5gまでを
当社では低糖質と表記していますという風に書かれています。
なので各社によって低糖質の基準設定が違う可能性もあると思います。

以下は
「健康増進法」の基準に則り、それぞれの表示基準を整理してみました。

<カロリー>
食品100ml当たり 5kcal未満:無、ゼロ、ノン、レス
食品100g当たり  5kcal未満:無、ゼロ、ノン、レス
上記基準を満たせば、『カロリー無』『カロリーゼロ』などと表示可能

食品100ml当たり 20kcal以下:低、ひかえめ、小、ライト、ダイエット、オフ
食品100g当たり 40kcal以下 :低、ひかえめ、小、ライト、ダイエット、オフ
この基準を満たしていれば、『低カロリー』『ロリーオフ』など上記表示可能。

<糖類>

健康増進法の「栄養表示基準制度」で糖類とは、
「単糖類+二糖類、但し糖アルコールは除く」です。
単糖類にはブドウ糖、果糖などがあり、
二糖類には砂糖(ショ糖)、乳糖などがあります。

<糖類ゼロ>

チョコレートなどで、よく「糖類ゼロ」とうい表示がありますが
具体的には砂糖、ブドウ糖、果糖が含まれていないという意味で、
ほとんどの場合、「マルチトール」が甘味料として使用してあります。
マルチトールは、   糖アルコールの一種ですが、
 砂糖の、半分から9割くらい
血糖値を上昇させる、という報告もあるので、
 糖質制限的には
「マルチトール」は、NG食材です。
つまり、  糖類ゼロという表示は、糖質制限的には、
 ほぼ 、NG 、 と考えた方がよいです。

<糖質に関する規程>
糖質の定義は、 「炭水化物-食物繊維」です。

    ≒    炭水化物から、 食物繊維をとりのけた、
  その、 残りの物が、  糖質 
    ≒     C6    +   H12      +   O6   、 など。

   
     糖質ゼロ 、と、  糖質オフ。
①糖質ゼロ表示できる基準として、
「糖質ゼロ」:食品100gあたり0.5g未満の糖質。
「糖質ゼロ」:一般に飲用の液体では100mlあたり0.5g未満の糖質。

  ②糖質オフ表示できる基準として
「糖質オフ」:食品100gあたり5g以下の糖質。
「糖質オフ」:一般に飲用の液体では100mlあたり2.5g以下。

結論としては
基本的に、「糖質ゼロ」「カロリーゼロ」なら、まず糖質制限OK食品です。

一方、糖質ゼロ表示でも、
100gあたり、0.4g以下の糖質が含まれている可能性がありえることも
知っておく必要があります。

   江部康二 医師