この代謝システムは、 心臓、 肺、 筋肉 、 といった部位らでは、 何の問題もなく、機能する。
だが、 1日の消費カロリーの4分の1を占める燃費の悪い器官、 すなわち、 脳 、 は、 脂肪を燃焼できない。
このために、 脳は、 グルコース ≒ ブドウ糖 ≒ C6 H12 O6 、 がない時に、 ケトン体 、 と呼ばれる、 肝臓での、 脂肪酸 、 へ宛てた、 代謝 、 での、 副産物 、 を利用する。
これが、 ケトン体ダイエット ( 英語では、 ketodiet ) 、 と呼ばれるゆえんだ。
ケトン代謝には、 ほかにも、 メリットがある事を示唆する証拠が、 徐々に積み重なってきている。
カリフォルニア州にある、 バック加齢学研究所の最高経営責任者 ( CEO ) 、 を務める、 分子生物学者な、 エリック・ヴァーディン氏は 、 ケトン体の一種な、 β-ヒドロキシ酪酸 ( BHB ) ≒ C4H8O3 、 に対する、 人々の考えを、 2010年に、 一変させた。
彼の研究チームは、
BHB 、 たちが、 脳内を、 受動的に漂う、 単なる燃料ではないことを発見したのだ。
BHB 、たちは、 シグナルを発し、
脳内の分子レヴェルの経路を調整して、
炎症や、 電子強盗、な、 フリーラジカル ≒ 遊離基 、 による、 損傷 、 を抑制していた。
この発見により、
BHB 、 たちに、 抗 老化 作用 がある、 のではないかと、 研究者たちは、 考えるようになった。
もしかしたら、 ケトン生成食にも、 同じ効果があるのかもしれない。
そこで、 3年前に、 ヴァーディン氏をはじめとする、 バック研究所と、 カリフォルニア大学デイヴィス校の研究者たちは、 マウスを飼い始めた。 1歳までは、 標準的な、実験動物用飼料を与え、 そのあとで、 一部のマウスたちについては、 完全に、
炭素 C 、と、 水素 H 、 とから成る、 炭水化物 、 を断った。
マウスの、 約 3分の1 、を、 ケトン生成食に移行させ、 続く数年間は、
カロリーの、 90 パーセント を、 脂肪から摂取。
残りは、 プロテイン・サプリから摂取させた。
その結果にて、 先述の、2つの研究らの内の1つで、 大豆油とラードを継続的に摂取させた、 マウスは、 通常よりも、 4カ月を長生きした。
もう一つの研究では、 糖を欠く状態におかれた、 マウスは、 炭水化物を与えられた、マウスよりも、 迷路課題で、 好成績をあげた。
この課題は、 記憶力や新たな情報を認識する能力を試すものだ。
☆ 重要な事 ; ブドウ糖をしか、自らへの栄養分にできない、 と、 観られていた、 脳 、の、 細胞たちは、 ケトン体の一種員な、 βヒドロキシ酪酸 、も、 自らへの栄養分にできる事が、 判った。