江戸時代の書物の紙に含まれていた、 毛髪を分析したら、 当時の庶民の食生活が見えてきた――。
そんな研究結果を、 14日に、 龍谷大などの研究チームが発表した。
時代が進むにつれて、 海産魚を、 よく食べるようになったことなどが、 元素らへの分析から推定される、 という。
龍谷大の丸山敦准教授 ( 生態学 ) によると、 江戸時代の都市らでは、 出版ブームが起こり、
たくさんの書籍が発刊された。
大量の紙が、必要なことから、
古紙の回収や、 再生紙づくりも、
盛んになり、 この過程で、
毛髪が、 紙に埋め込まれた。
これらの毛髪は、
たまたま混入した可能性のほかに、
耐久性を上げるための材料として、
意図的に混ぜられた、
とする説もある、 という。
チームは、
江戸時代に作られた書物らから、
130サンプルの毛髪を採取。
炭素 C 、 や、 窒素 N 、 の同位体の割合を分析し、食生活を調べた。
その結果にて、
1700年以降の、 200年間に、
海産魚を食べる割合が、
徐々に増加していったことが、
裏付けられた。
漁業技術が発達し、
ニシン、などの漁獲量が増えたことが、背景とみられる。
地域別にみると、 江戸では、 ヒエや、アワ、 などの、 雑穀を食べる割合が、 比較的に、 多かった。
ビタミン B 1 ≒
炭素 C 、 の、 12個 、 に、
水素 H 、 の、 17個 、 と、 窒素 N 、 の、 4個 、 に、 酸素 O 、 の、 1個 、 と、 硫黄 S 、 の、 1個 、 とから成る 、 C12 H17 N4 O S+ 、
を、 欠く事による、
「 江戸患い 」 、 と呼ばれた、
脚気 カッケ 、 が流行したために、
ビタミン 、らを、 豊かに含む、
雑穀、を食べる健康法が広まっていた、 可能性がある、 という ≒
より、 炎症を成し難い、
オメガ 3系 の、 脂肪酸ら、を、
一定量を飲み食いする事に加えて、
より、 高度に、 タンパク質ら、と、
ビタミンら、を、 飲み食いし得てある 人々の方が、
より、 そうではない、 人々より、 生きのびてゆく、状況ら、を、 より、 能 ヨ く 、観察し得ていた人々においては、 その、飲み食いようら、が、 より、能く、 模倣される事が、 あり得た 。
丸山さんは、
「 今後、 飢饉 ( ききん ) 、 などの、 大きな出来事の前後で、 食生活が変わったか、 どうかについても、 詳細に調べたい 」 、 と話している。
( 野中良祐 記者 ) 。