反物質は、 物質と、 電気的な性質が、 逆で、 宇宙の誕生した時には、 物質と同じ量あったが、 その後に、 その、 ほとんどが消えた、 と、考えられている。
ただ、 加速器を使って、人工的に作ることができ、 アメリカの映画の、 「天使と悪魔」 ( 2009年 ) 、 では、 物質と接触して、膨大なエネルギーを放つ、 「兵器」として描かれた。
京都大の榎戸輝揚・特定准教授 ( 宇宙物理学 ) らのチームは、 新潟県は、 柏崎市で、 雷雲から放出される、 ガンマ線を観測。 その結果にて、 反物質の一種である、 「 陽電子 」 ≒ 通例の物質らの電子らは、 負電荷 、 を帯びてあるが、 この、 陽電子は、 正電荷を帯びてある 、 が、 消滅する際に出る、 特有のガンマ線を検出することに成功した。
また、 雷によって作られた、 窒素 N 、 の、 放射性同位体から、 陽電子が発生する、 仕組みも突き止めた。
雷雲の中では、 1回の放電で、 数兆個の陽電子らが作られ、 10分間ほどの間に、 発生と消滅とを繰り返す、 と、 推定される、 という。
榎戸さんは、 「 反物質が、 実は、 身近な場所で生まれている事が、 明らかになり、 非常に驚いた 」 、 と話す。 ( 石倉徹也 記者 ) 。
☆ ウィキペディア :
反物質 ( はんぶっしつ、
英: antimatter ) は、 ある物質と比して、 質量、 と、 スピン、が、 全く同じで、 構成する素粒子の電荷などが、 全く、 逆の性質を持つ、 反粒子によって組成される、 物質。
歴史
1928年、 物理学者のポール・ディラック氏は、 電子の相対論的な量子力学を記述する、 ディラック方程式を導いたが、
この方程式から導かれる、 負エネルギー状態の電子の解釈について悩んでいた。
負エネルギー状態の電子は、 質量が負であることから、 引っ張ると、 それと、 反対向きに動こうとする、 奇妙な性質を持つため、
ロバに似ていることから、 「 ロバ電子 」 ( donkey electron ) 、 という名前がつけられた。
1930年、 ディラック氏は、 真空が、 ロバ電子で満たされており、 その中の泡に相当する空孔 ( hole ) 、 が負エネルギー電子になるだろう、 という着想を得て、 空孔理論 ( hole theory ) 、 を提出した。
この理論によると、 負エネルギー状態の電子は、 あたかも、 正の電荷を持った電子 ( 陽電子 )、 のように振舞う筈であった。
しかし、 ディラック氏は、 陽電子が、 当時には、 発見されていなかったことから、 負エネルギー状態の電子は、 正電荷を持つ、 陽子に対応している、 という、 アイディアを推し進め、 なぜ、 陽子が、 電子の質量と、 大きく異なっているかについては、 未解決の問題としてしまった。
この点は、 ディラック氏の間違いであり、 この論文が公表された直後に、 他の研究者によって指摘されたが、 ディラック氏によれば、 「 数学上の対称性から、 空孔は、 電子と同じ質量を持つ粒子であるべきだ 」 、 と、 きわめて、はっきり言明したのは、 ヘルマン・ワイル氏であった[注 1]。
1932年、宇宙線の研究をしていた物理学者のアンダーソン氏により、 正の電荷を持つ、の、 電子、 陽電子が発見される。
1955年、 物理学者のセグレ氏とチェンバレン氏により、 前年に建設された、 粒子加速器ベヴァトロンを用いて、 反陽子を発見。 この実験では、 反中性子も発見されている。
1995年、 欧州原子核研究機構 ( CERN ) 、 と、 ドイツの研究チームにおいて、 陽電子と反陽子からなる、 「 反水素 」 、 が生成された事が、 分かり、 翌年の1月に発表。
2002年 、 欧州原子核研究機構で、 日本を含む、 国際共同研究実験グループにおいて、 反水素の5万個ほどの大量生成に成功。