京都新聞

 京都府海洋センター(宮津市小田宿野)は、

     10日、    京丹後市網野町掛津の海岸で、

   猛毒を持つクラゲに似た「カツオノエボシ」が漂着していた、と発表した。

    府内沿岸で発見されるのは珍しいといい、   同センターなどが注意を呼び掛けている。
 

    同センターと京丹後市によると、    同日の、 午前9時ごろ、 同町の琴引浜で清掃をしていた人が、 打ち上げられた複数の個体を見つけ、  市から連絡を受けた同センターが確認した。
 

    カツオノエボシ 、 は、   クダクラゲ目の刺胞動物で、 浮袋が透き通った青色をしており、  大きさは、 10センチほど。     長い触手部分に、 毒を持ち、    刺されると、  激しい痛みが走る、 という。
    同センターは、   「    見つけても、絶対に、 触らず、 海水浴場の管理者や自治体などに連絡してほしい  」 、  と呼び掛けている。


朝日新聞デジタル

 京都府舞鶴市の竜宮浜海水浴場で5日、  海につかる雄のシカが現れた。     この日の市内の最高気温は、 36・2度。専門家によると、  水辺で涼んでいたとみられる。

【写真】海につかってたたずむシカ=5日午後2時5分、舞鶴市の竜宮浜海水浴場、井上直樹さん撮影

 大阪市旭区から、  家族と友人ら7人で、 海水浴に来ていた井上理代(りよ)さん(37)は、   午後2時ごろ、「きゃーっ」という悲鳴を聞いた。    浜辺で遊んでいるときだった。     見ると、   数メートル先の海中に、   体長が、  1メートル超のシカがいて、    夫の直樹さん (36)が、 スマートフォンで撮影した。

 シカは、  のんびり。  静かに歩き、立ち止まった。    海水浴客は「なんでっ!」と驚いた。    海につかっていたのは、 数分間。

    子どもたちが近づこうとすると、   砂を蹴り上げて、 山に入っていった。    理代さんは、 「本当にびっくり。気持ちよさそうだった」、 と話した。

 奈良の鹿愛護会(奈良市)事務局長の蘆村(あしむら)好高さんは、      「    暑いと、  川に入るので、  同じように、  海につかったのだろう   」   、   と説明。     

関西野生生物研究所 (  東山区  )によると、         シカは、  泳ぎがうまく、  島と島の間を泳ぐこともある。

 地元の三浜民宿組合長の垣田稔さん(72)は、  「   数日前に初めて浜辺で見て驚いた 」、 と話す。(大久保直樹、本多由佳)


    ☆    ダイヤモンド・オンライン :


明日11日の山の日から夏休みという人も多いだろうが、日本列島は台風も去って再び酷暑が予想される。高齢者に限らず、誰でも「熱中症」になることを想定し、症状と緊急対応を頭に入れておこう。熱中症対策について、世代別にまとめてみた。(医学ライター 井手ゆきえ)

乳幼児、子どもの場合
不要な外出を避けるのが大原則

 乳幼児は体温調節機能が発達していない。発汗や体表の血流を増加させて放熱することができず、体内に熱がこもる。

 その一方で、汗や尿として出ていく水分も多く脱水症状を起こしやすい。急にぐったりする、無口になる、大量の汗、逆に暑そうなのに全く汗をかいていない、呼びかけても反応が鈍い、などの症状を認めたときは、水分補給と身体を冷やすことを最優先にしよう。

 もし、自力で水を飲めないようであれば、迷わず救急外来に飛び込もう。

 この時期は、とにかく不要な外出を避けるのが大原則。やむなく外出する際は、以下の4点を心がけたい。

(1)水分をこまめにとり、通気性の高い衣服や帽子をかぶる
(2)アスファルトの放射熱は侮れないので、長距離移動の際はベビーカーを利用する。ただし、ベビーカーはある意味で“高温多湿の密閉空間”だ。時折、日陰に移動して胸の高さまで抱き上げ、全身を風に当ててあげよう。
(3)車内に置き去りにしない
(4)長時間、外にいない

 両親も暑さで注意力が散漫になっているので、わが子の様子から目を離さない意識が大切だ。

児童・学生の場合
体調不良をはっきり伝える“練習”も

 身体の体温調節機能は18歳頃までにはできあがっているが、学校行事や部活動で無理をして熱中症にかかるケースがほとんどだ。

 屋内外を問わず、長時間、暑い場所にとどまらない、定期的に日陰で休憩をとり、水分を補給することを徹底しよう。

 特に課外活動、部活動では周囲を気にして「調子が悪い」と言いだしにくい。日頃から子どもに熱中症の怖さを伝え、

(1)くらくらする。足に力が入らない
(2)だるい、吐き気がする
(3)頭が痛い、ぼーっとする
(4)ドキドキする、脈が速い
(5)理由もなくイライラする

 など初期症状の時点で「熱中症のようだから、休む」と伝え、涼しい日陰に移動して水を飲み「首、脇の下」など、体表の近くにある太い静脈を冷やすことが大切だ。

「弱いと思われる」「迷惑をかける」「恥ずかしい」との思い込みを解消して、体調の不良をはっきり伝える“練習”をしておくと、思いがけないところで役立つ。

 訴えを聞いた大人も、自分の経験や前例からではなく、現在の状況を“客観的”に判断する余裕が必要だ。熱中症を侮ると致命的なことになると理解しておこう。

高齢者の場合
室内でも対策を万全に

 温度、湿度に対する感覚が鈍くなっているので、屋内外を問わず、熱中症リスクが高い。天気予報の「熱中症予報」を参考に、危険度が高い日は、不要不急の外出は避ける、室内でも涼しい服装と水分補給を心がける、電気・ガス代は「必要経費」と割り切って、冷房や扇風機を活用することが肝心。

 高齢者は熱中症、脱水症状を自覚しにくいので、いきなり重症になりやすい。

客観的な目安として、

(1)汗をかけず、肌がカサカサしている
(2)呼びかけても反応が鈍い、関係のないことを言い出す
(3)足に力が入らず、よろけている
(4)ぐったりして、意識がもうろうとしている

 などが見られたら、すぐに涼しい場所に移動し、あるいは運び、救急車を呼ぶことだ。

 救急車が到着するまでに、衣服をゆるめ、後頭部、首、脇の下、足の付け根を冷やし(冷罨法:れいあんぽう)、安静にしておく。無理に水を飲ませようとすると、誤嚥を起こす危険性があるので、まずは身体を冷やすことを優先しよう。

成人の場合
水だけを大量に飲むのは要注意

 成人の場合、一番リスクが高いのは屋外の作業員だ。続いて外回りの営業マン、運送業など暑さと湿気にさらされる人は要注意だ。このほか、休日のゴルフ場、屋外スポーツ観戦は熱中症リスクがある。

 定期的に日陰で休む、水分補給を徹底するほか、水と一緒に塩分をとることを忘れずに。水だけを大量に飲むと体内のナトリウムが不足し、熱性けいれんを起こすことがある。

 江戸時代の駕籠(かご)かきは息杖の先をくりぬいて、塩を詰めていたとかいなかったとか。現代版として、塩の粒やタブレット、塩飴などもある。帽子、日傘、冷却グッズと一緒に暑い夏に常備しておくといい。

高齢者、小児は「熱中症弱者」
自力の予防が難しいので要注意

 7月20日、日本救急医学会・熱中症に関する委員会は、熱中症予防に関する緊急提言を行った。そのなかで、体温調節機能が未熟、あるいは低下している小児や高齢者を「熱中症弱者」と認識して、対応するよう提言している。

資料中に添付されていた「熱中症の応急処置」は次の通りだ。身近な人に異変が見られたら、フローに従って冷静に対応してほしい。