「 我々が話している声は、 宇宙に届いている 」 ; 物理学者が提唱! 。 “死後”も、 永遠に宇宙でこだましていた!
tocana2018年8月8日07時30分

イエス・キリストの言葉は聖書に残っていても、 彼の肉声を聞くことはできない。 昨日、 あなたが、 家族や友人に話しかけた声も、録音でもしていない限り、もうこの世には存在しない。
声とは、 その本質からして、 目の前にいる者に語りかけるためにある。
聞き手の同時性と近さを要求する一回性のものだ。
しかし、 音響物理学者の、 ジョン・スチュアート・レイド氏によると、 常識に反して、 声は、 刹那的なものではなく、 あなたの声は、 あなたが死んだ後も、 永遠に、 宇宙をこだまする“歌”になるという。 一体、 どういうことだろうか?
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科学ニュース「Space News」の記事(7月30日付)によると、 これには、 エネルギーが大きな役割を演じている、 という。 エネルギーは、 通常の意味では、 見ることができない。 我々が知覚するものは、 様々な物理的プロセスの末端製品だからだ。
エネルギーレベルで考えると、 音声も光も、 原子の相互作用の結果に過ぎない。 すべての感覚、知覚される音や色は、 原子の振動が生み出している。
このことを確認する簡単なテストがある。
数秒間を、 両手をこすり合わせれば、 温もりが生じる。 この熱は、 どこから来たのだろうか? 赤外線の電磁気、言い換えれば、光が原因だ。
手をこする、 といった、 簡単な動作の背後にも、 エネルギーの複雑な相互作用がある。
同様のことは、 我々が、 言葉を発する時にも、 起こっている。 あなたの声によって、 原子の衝突が引き起こされ、 わずかに、 熱 ( 赤外線 ) 、 を生じる。
レイド氏によれば、 この時に発生した、 熱は、 光の速さで、 空中を飛ぶ、 という。
距離とともに、 エネルギーは減少するが、 高密度の分子に邪魔されない限り、 あなたの声から生じた熱は、 永遠に、 宇宙空間を飛び回る。
ということは、 誰も知らない遠い惑星に住む、 地球外生命体が、 あなたの声を聞いている、 可能性もある、 ということだ。
実際に、 科学者らは、 星の声を聴いている。
惑星の振動を分析する、 星震学、 という、 研究分野も存在する。
科学者らは、 宇宙人のメッセージは、 音ではなく、赤外線の“歌”として、地球に届くと考えているのだ。
宇宙は、 決して、 沈黙の世界などではなく、 喧騒に溢れた、 騒々しいところだったようだ。
(編集部)
「ゾウはなぜ、がんになりにくいのか」という記事から。
1970年に、 上記の疑問を投げかけた、 オックスフォード大学の疫学者の、 Richard Peto 氏。 通常は、 ゾウのような大きな動物や、 高齢の動物は、 細胞分裂をたくさんしている分だけ、 変異の確率が高く、 がんになりやすいはず。
それにも関わらず、 象は、癌になりにくい。
Peto 氏は、 細胞が、 がん化しないようにする、 生物学的機能が、 もとから、 備わっているのではないか、 と推測した。
この動物の体の大きさ、 と、 がんになりやすさの関係のパラドックス(矛盾)を、 「Petroのパラドックス」 、 といい、40年近くのあいだを、 難問とされてきたのです。

Richard Peto (画像:IEA)
その矛盾に対する、1つの答えが最近でました。 記事によると、 なんと、ゾウのゲノムには、 タンパク質から成る、 ガン細胞らを抑制する、 遺伝子である、 「 p53 遺伝子 」 のコピーが、 20個も存在していた、 というのです。
ヒトや、 その他の哺乳類には、 1コピーしか、 存在しない。
p53遺伝子は、 細胞が、 がん化した際に、 アポトーシス ( 細胞の自殺 )を起こさせる。 ゾウの細胞は、 タンパク質から成る、 遺伝子の本体である、 DNA ≒ デオキシリボ 核酸 、 が損傷したときに、 DNA 、 を修復するよりも、 発生した原因を早めに摘み取る、 という、 機構がうまくできている、 という事でした。
