☆      三石先生 ;      私のアドバイス、
 
     全身性   エリテマトーデス
    (    SLE    )     、  は、
   自己免疫病   、  もしくは、
    膠原病   、  と、  よばれる病気で、
     難病の一つです。

     『    膠原    』   、  は、    
  繊維状な、 タンパク質である、
   『    コラーゲン    』  、  の意味ですから、

    この病気は、 
   コラーゲンの病気であり、
   血管や結合組織の病気  、
   という事になっています。
 

      あなたの場合、は、
   副腎 皮質 ホルモン  、  をのんでいる
    訳ですが、
    すなわち、   コーチゾン  、 が効く、
  ということは、
    膠原病への診断の目安の一つ、 
   と、  されています。

     だから、  あなたの場合にも、
   これが、 効いているはずなのです。

     何もせずに、 ほうっておけば、
   関節痛  、 が、  おきます。

    胸膜炎、や、 腹膜炎もおこるでしょう。


    また、  腎臓が、悪くなったり、
   肝炎  、 が、おきたり、
   リンパ節 、が、  はれたり、
   脾臓 、 が、  はれたり、
   
    その名のとおり、に、
   これは、  まさに、  
   全身病に発展する傾向をもつ病気です。


    コーチゾン  は、    たしかに、
   すばらしい薬です。   
     SLE   、  とあっては、
   他に、頼りになる薬が、 無いのです。

   SLE   、 の特徴として、
    患者の、   30  %   、  に、
   自然治癒がみられる 、
   という、  事実のあることです。

     自然治癒  、  といえば、
   何もせずに治る   、
   ことを意味するでしょうが、
    現実には、  そこに、
   重大な転機があったはずです。

     私の立場からすれば、
   当然の事として、 そこに、
   焦点を合わさない訳には、いきません。

  まず、   SLE 患者の血液を調べると、
    そこに、   遺伝情報らを帯びてある、
     遺伝子  、 とも言う 、
   『   核酸    』   、や、
    『    核  タンパク   』   、 にたいする、
     タンパク質である、
     『    抗体    』  、  が、  みつかります。

     『    核酸   』  、  とは、
   遺伝子のそのものや、
   遺伝子のコピー  、  への、 材料ですし、

    『    核  タンパク    』   、   とは、
   遺伝子の核酸に結合した、
   タンパク質   、  です。

    そして、   抗体   、  とは、
    悪さをする、 相手方の活動を、
   おさえる、  働きをもつ、  分子で、
   これは、   タンパク質   、  です。

    抗体が、 とりおさえる相手を、
   抗原     、  と、  いいますが、
   一般に、    抗原になるものは、
   「   非・自己    」  、   つまり、
    自分ではないもの、 の、  ことです。

    すると、    あなたの場合、は、
    自己であるべき、
   核酸、や、 核タンパク  、  が、
   まちがって、   非自己   、  とされ、
   抗原  、 になってしまっている訳です。

     一般に、   抗原があると、
   それに対して、  抗体を作る  、
    こと  、を、   
     『    免疫  応答     』   、    
    と、  いいます。

     この場合には、    自らへ対して、
    免疫  応答   、が、  おきているので、
   これを、    自己  免疫病    、 
    という訳です。

   じつをいうと、 自己免疫病   、
   という名の難病のからくりは、
   現在でも、  全く、 不明ですが、
  ここに、  私の仮説を紹介します。

    そのアウトラインは、 こうです。
 
   まず、   自己 、と、  非自己  、 とは、
   どこが、 どう違うかを、
   考えてみなければ、 なりません。

    核  タンパク   、でも、  何でも、
   タンパク質   、と、  名のつくものは、
   組織ごとに、  構造が、 違います。

    その構造の違いから、
  自己と非自己との区別が、つくはずです。

   もし、  なにかの原因で、
   核タンパクの構造が、  
   本来のものと、違った、 
   と、  仮定しましょう。

      その時に、  それは、
   もう、  自己では、ありません。

   それは、   非自己  、と、みとめられ、
   それを、 とりおさえる、
    抗体   、 が、  作り出されて、
    よい 、 はずです。
 
     この仮説が、 正しいとすれば、
   核  タンパク  、  の、  構造が、
   違ってしまった、  原因 、を、
   考えることが、  たいせつ、
    という、  結論になるでしょう。

    もっと単純に、  それを、
   『   低   タンパク   食    』   、   
   と、 みる、  余地がある、
    ような気がします。