Orthomolecular Medicine News Service(OMNS), July 25, 2014
および、
 国際オーソモレキュラー医学会ニュース、
より ;
執筆者: W. Todd Penberthy, PhD

    ビタミン B 3  、 でもある、
   ナイアシン  、 は、
    60年以上を、 何万人もの患者に使われ、
   極めて好ましい治療効果をもたらしている
   (   Carlson   2005   )   。

   NY Times
  (   ニューヨーク・タイムズ   ) 、
   の、 ベストセラーリストに掲載された、
   一人称形式の
  (    著者が、  一人称で語る    )  本
   「   8 Weeks to a Cure for Cholesterol
   (    和名:    8週間で、
   安全に、 コレステロールを下げる法    」、
   には、
   著者が、  歩く心臓発作時限爆弾であった、
   状態から、   健常人となるまでの、
   遍歴が書かれており、
    ナイアシン  、 へ宛てての、
   高い用量での、 摂取による療法について、
    著者は、
    そのひどい脂質プロフィールへの、
   是正効果が、   他の、 
   いかなる療法らより高かった、として、
   称賛している
   (   Kowalski     2001    )   。

      脳卒中を経験したことがある、
   患者の場合においては、

    ナイアシン  、への、  高用量での摂取
   (     即時放出性の、   簡素な、
   旧型  ナイアシン    3千   ~   5千   mg  、
  を、   一日の間に、 分散させて、
   分割して、 摂取すること     )
    、  により、  
   全死亡率が、 劇的に低下する、
   ことが、      多くの臨床研究らにより、
    わかっている
   (     Creider   2012    )   。

   また、   数千   ミリ・グラム    単位の、
    即時放出性   ナイアシン   、  
  の、  投与を伴う、   被験者が、
   合計で、  一万人を超える、
    複数の研究らにより、
    ナイアシン  、 での、 
    高用量な摂取が、
   多くの統合失調症患者らに、
   実際的な変形的軽減をもたらすことも、
   臨床的に証明されている
  (    Hoffer    1964;     Osmond     1962    ) 。

     最も重要なのは、
    60年を使用された今でも、
    ナイアシン
   (    とくに、  即時放出性   ナイアシン   )
  、 の、   安全性プロフィールは、
   最も安全と言われる薬よりも、
   はるかに安全である、  という事である
    (    Guyton    2007   )  。

   
      ☆      悪い報道;

   それなのに、   マスコミ  、 は、
   New England Journal of Medicine   、
  に掲載された、  つい最近の研究に応えて、
    なぜ、 突然に、
   ナイアシンに、 物議を醸すような、
   下記の見出しを載せたのだろうか?

「    Niacin    drug     causes
    serious    side      effects, 
    study     says 

   (     ナイアシン  薬  、 は、   
    深刻な方の効果らをもたらす、
   と、   研究は、 言う     」:
    2014年7月16日付     Boston Globe   紙   、

 「    Niacin    safety, 
    effectiveness    questioned
     in     new    heart    study 

  (     新たな心臓系の研究で、
   ナイアシン  、  の、安全性と有効性が、
    疑問視される     」:
    2014年7月17日付     Healthday News    、

 「    Doctors    say 
    cholesterol    drug      risky    to     take

   (     コレステロール 薬 、を服用する事は、
   危険   、   と、 医師たちは、言う     」: 
    2014年7月16日付     Times Daily    、

   「    Niacin    risks     may      present
     health    risks    claim     scientists 

  (     ナイアシンのリスクは、
    健康 リスクらをもたらすかも、  と、
    科学者たちが主張している     」: 
  2014年7月17日付     Viral Global News   、

  「   Studies    reveal 
    new   niacin    risks 
  
  (     ナイアシンの新たなリスクらが、
   複数の研究らで、  明らかになる    」: 
   2014年7月17日付     
  Drug Discovery and Development    、

   「     No    love    for     niacin 
   (    ナイアシンへの愛は、ない    」: 
   2014年7月17日付    Medpage Today   、

  「      Niacin     could     be 
   more     harmful     than      helpful 

   (     ナイアシン  、は、   益よりも、
     害をなし得る     」: 
  2014年7月18日付     Telemanagement   。


     実際のところ、   前述の研究で、
   引用 、および、  使用されたのは、
    ラロピプラント
  (    商品名:    コルダプティブ   、
  および、   トレダプティブ    )  、 であった。

    ラロピプラント  、は、  問題のある薬で、
   研究の結果では、  ナイアシンについて、
    ほとんど、触れられていない。

    この研究は、  ナイアシン  、と、
   ラロピプラントの組合せ、
   もしくは、   プラセボ  、 による、
   処置を受けた、  患者、の、
    2万5千人を比較したものであり、

     被験者は、   心筋梗塞、
   脳血管疾患   、  もしくは、
    末梢動脈疾患の既往歴か、
    症候性冠動脈疾患の徴候がある、
    糖尿病の既往歴がある、 患者であった。

     その結果にて、
   ラロピプラント 、と、  ナイアシン 、の、
   組合せを服用した、  グループのほうが、
    重篤な副作用が見られ、
    総死亡率も、高く、
   糖尿病の発症リスクも、  有意に、
  高くなっていた。

     責任ある記者たちは、
   こうした結果を見て、    犯人は、
   どちらの化合物か、   つまり、
   ロピプラント  、 という薬か、
   ナイアシン  、 という、  ビタミンか、
   疑問に思ったに違いない。

     そのような副作用らは、
   数万人の患者が関与している、
   ナイアシン関連の、  10を超える、
   大規模な臨床試験でも、 見られていないし、
    全国の診療所らでの、
    60年以上に及ぶ、   ナイアシン 、の、
   通常使用においても、 
    見られた事は、  無い。

    ただ、   ナイアシン  、 は、
   皮膚の紅潮
   (   フラッシュ   )   、  を引き起こす。


    この、 ナイアシン・フラッシュ 、 を、
    不快と感じる人もいるが、
    多くの人たちは、
   この、 一時的な感覚を享受している。

     前述の研究にて、
   ナイアシンと組み合わせて与えられた、
   ラロピプラントは、
   この、 ナイアシン・フラッシュ  、 を、
   防ぐ薬である。

    ナイアシンと一緒に、
   一定用量の、 ラロピプラントを加えて、
   紅潮をなくすことにより、
   不平なく、  ナイアシンの恩恵を受けられる、
   患者が増えるかもしれない、
   という、  考えであった。

    しかし、  実際には、
   ナイアシン・フラッシュ  、は、 
   健康的なものである。

    ナイアシン  、 に対する、
    紅潮反応が、 少ない、  
    ということは、
    統合失調症の発生率が、 高い、
   ことを示す、  特殊症状らの一つであり、

     こうした分析結果は、
   色々な文献で、見ることができる

  (     Horrobin 1980;    Messamore, 
   2003;    Liu 2007;     Smesny, 2007     )。


   ラロピプラントに関する問題;

   それでは、   相方である、
   ラロピプラント   、  という、  薬は、
  どうなのだろう?

    •    ラロピプラント  、 は 、
    アメリカ内での使用が、
     FDA  、によって、
   承認されたことは、  なく、
   単独で服用すると、
  胃腸での出血が増える、
   ことが、 わかっている。*


    •    ラロピプラントは、
   健康状態を良くする上で、   重要である、
    基本的な、  プロスタグランジン  、
   へ対する、   受容体の経路を妨げる。


    •昨年、   メルク
   (   米国の製薬会社    )   、 は、
   大陸ヨーロッパからの苦情を理由として、
   世界的に、  ラロピプラントを撤退させる、
   と、 発表した。

    したがって、   つい最近に行われた、
   前述の研究にある臨床試験らは、
   英国、スカンディナビア、
   および、 中国で、  行われただけ、
  の、 可能性がある。

   それなら、 なぜ、 これほど多くの、
   メディア局が、 また、
   一部の医師でさえもが、
   ナイアシンに問題があった、
   と、 結論付けているのだろうか? 

     答えは、 単純。
   どの見出しも、 
   ラロピプラント  、 に触れていない、
   から、  だ !。

     報告された副作用を引き起こした、
   本当の犯員が、
    ラロピプラントである、 ことは、
   極めて、 明白である。

    これを最も簡単な方法で言い換えれば、
    マスコミが広めるセンセーショナル
   (   煽情的   )  な話というのは、
   完全に間違っていることが、
   きわめて多い。
    つまり、  隠された意図があるのだ。

    紛らわしい見出しや、
  空想的な見出しにすると、
   読者が増え、
   興奮状態を利用した、
   ビジネス・モデルに役立つことがある。

      正しい見出しにするなら、
   「   ナイアシン   、 は、  
   重篤な副作用を引き起こさないが、
   薬は、 引き起こす    」     、 となる。


     ビタミン   B群 、 が、   それほど、
   重要である理由;

     ビタミン B群 、 は、
    ペラグラ
   (   ナイアシン  /    
    ビタミン   B 3   、  での、   欠乏症    )
   、  と、   脚気
    (     チアミン     /
       ビタミン   B 1   、   での、  欠乏症    )
      という、  
    恐ろしい栄養疾患が多発した事により、
     発見された。

    我々は、  ナイアシン  、 の欠乏に対しては、
   非常に敏感である。

     アメリカの南部では、
    20世紀の最初の、 20年間に、
   食事での、 ナイアシンの不足によって、
     10万人以上が死亡した。

      
     人間という動物が、
   ナイアシン  、の欠乏症に対して、
   いかに、 弱いか、  という事を示す、
    恐ろしい証拠となった。

     ペラグラ  、と、  脚気の流行は、
   精白米や、 精白小麦粉   、  というような、
   加工食品が導入された直後に勢いづいた。


     ☆      質の悪い食事、
  精神的・肉体的なストレス、および、
   特定の病気らは、

    すべて、
    ナイアシン系の、
  ニコチンアミド・アデニン・ジヌクレオチド         (    NAD   )  、 の、 値を、
    激減させる、  事が、 わかっており、

     そのために、  患者たちは、
   平均を上回る、   
   ナイアシン用量に好反応を示す事になる。


    なぜ、   ナイアシン  、 が、
   様々な病気らに役立つことが、
   あり得るのだろうか。

      ナイアシン   、  を必要とする、
   生化学反応の数  、  が、   他の、
  どんな、 ビタミン  、 に由来する、
   分子よりも、  多く、
   遺伝子によって、  コードされる、
  450種以上の酵素   コウソ   反応ら      ≒
     450種以上もの、 代謝ら     、
   に、   必要だからである

  (     スイス・バイオインフォマティクス
  研究所 、  の、   UniproKB   データベース
   (     Penberthy    2013      )。  


     その反応の数は、
   他の、 どんな、 ビタミン  、  由来の、
    補因子よりも、  多いのである! 


      ナイアシン  、  は、  
   ほぼ、 すべての主要な、 
   生化学的経路ら、  に関与している。

    酵素タンパク質の、  
    NAD  結合領域内に、
    遺伝子によって、 コードされた、
    アミノ酸多型を有している人は、

     NAD   、 に対する、  
    結合親和力  、 が、  低いために、

     他の人より、  多く、 
    ナイアシン   、  を投与する事により、
    正常な健康状態に必要な、
    NAD量にしなければ、 
    治療をできない。


     この例のような、 
    遺伝的な違い、らが、  あるために、
    多くの人は、
    自分が持つ、  酵素   コウソ   、らを、
   正しく機能させるために、
   大量のナイアシン  、 を、
   必要としている
   (    Ames     2002    ) 。

      こうした情報らを、 マスコミが、
   これほど頻繁に無視する、  というのは、
   全く、 恥ずべきことである。

    幸い、 多くの医師たちは、
   ナイアシンの高用量摂取療法が、
   循環器疾患の予防に、 
   いかに効果的であるか、を、     
  すでに、 自ら目にしているため、
   ナイアシン  、 について、
   誤った情報らを伝えている、
  最近の見出しの正体は、 お見通しだろう。

     栄養剤  (  栄養素   )  、  は、
   解決策であり、   問題ではない;

     
    結局、   コレステロール   /   LDL
     ≒      低分子      、    値   、  に、
   問題がある患者らでのデータらによっても、
  
     健康的な、脂質プロフィールを維持する、
   ためには、
    即時放出性  ナイアシン   、 を、
    3千   ~   5千     mg   、   を摂る、
   ことが、   臨床的に証明された、
   最良の方法である、
    ことが、  裏付けられている。


      用量が、   250  ~   千    mg    、 の、
    ナイアシン   、は、 安く買う事ができ、
    入手源も、たくさんある。

    持続放出  (  除放  )   性の、
    ナイアシン   、 は、 
   処方箋によって、 売られる、
   ことが、  最も多い形態の、
   ナイアシン    、  であるが、
   即時放出性の、  ナイアシン
   (   簡素な、  旧型   ナイアシン   )  、
   より、  副作用が、 多く、
   価格も、 はるかに高い。


     ナイアシン  、 とは、 関係ないが、
    循環器疾患   、  という点では、
    ついに、   伝統医学でも、
    キレーション療法
   (   キレート療法    )      ≒    

       キレート  、 とは、 
     何彼を、  封筒のようなものに、
    包む格好にする事や、 その物      、

      が、   一つの方法として、
    尊重され始めた。

     これは、   糖尿病がある、
   循環器疾患患者に対する、
   無比の臨床成果が、 最近に、
   見られている、 ためである。

    その成果は、
   再発性心臓発作を、  最大で、
   50  %   、  を予防し、
   あらゆる原因らによる、死亡率を、
    最大で、  43  %    、 を下げる、
    というものである
    (    Avila    2014    )    。


      場合によっては、
   キレーション療法は、  高額となり得る。

    しかし、   伝統医学では、  まだ、
   真価が認められていない、
    IP 6   、 の、   高用量療法など、
    他にも、  安価な方法は、ある。

     典型的な循環器疾患の場合においては、
     栄養療法として、   その他にも、
    ビタミン   C   、    マグネシウム   、
     コエンザイム  Q       ≒    
      補酵素     ホコウソ   キュー、
   脂溶性のビタミン
    (    D   、  E  、  K 2  、  A   )  、
  の、  サプリメントを摂取し、
   草で育てられた牛の乳でできた、
    オーガニックのバターを摂る、
   ことが、  望ましい。

    理想的な摂取量は、
   個人個人によって、異なる。

     必要なのは、
   ナイアシンのような栄養剤
   (   栄養素    )   、  であり、
    マスコミの誤情報では、ない。

  (   訳注:    nutrients      、には、
    栄養素    、  という意味も、
    栄養剤と意味もありますが、
    ここでは、  栄養剤    、   としました   )  。


    元記事は、  こちら
https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=1652162154900102&id=100003189999578

@    ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド 
       (    nicotinamide   adenine dinucleotide     ;

        NAD    、   とは、
    全ての真核生物と、 
   多くの古細菌、や、 真正細菌で、
    用いられる、   電子伝達体   、である。

    色々な、 脱水素酵素   コウソ   、 への、
   補酵素   ホコウソ   、 として機能し、
    
     自らの側の電子を奪われるなどして、
   電子強盗をやる態勢にされてある、
 
   酸化型      (    NAD+    )

    および、    
     電子を与えられるなどして、
    電子強盗をされる態勢にされてある、

      還元型      (     NADH    ) 
   、の、   2つの状態を取り得る。


     二電子還元を受けるが、
   中間型は、  生じない。

    略号である、  NAD+
  (   あるいは、  NAD  、でも、同じ   )
   、  のほうが、
   論文や口頭でも、良く使用されている。
    
    また、   NADH2   、 とする、
   人もいるが、  間違いではない。


     ☆      NAD    、 は、
   ニコチン・アミド・ヌクレオチド  、と、
   アデノシン   、  が、
   リン酸結合した化合物であり、
    ビタミンの一種である、
   ナイアシン   、  が、
   化学変化したものである。

     水素と結合すると、 還元型となり、
    NADH    、  と、 呼ばれる。