~高タンパク食生活の心得も~
-日常生活を例に、正しい処方を表示-
【 その不足は、 全身に悪影響 】 ;
まず、 タンパク質の、
生体における、役割を見よう。
血液、骨、筋肉、神経、
内臓諸器官から、 皮膚や爪にいたるまで、
タンパク質でできていない物は、ない。
したがって、
それの欠乏があれば、
全身的に悪影響が及ぶ。
生体の代謝をにぎる酵素 コウソ 、
が、 すべてが、 タンパク質である、
ことも、 見のがせない、
重要なポイントである。
タンパク質の欠乏があれば、
代謝のスムーズな進行は、
期待できない 、
といって、過言ではない。
そしてまた、 タンパク質は、
抗体、や、インターフェロン 、など、の、
感染に対する、 自衛の手段にも、
利用される。
タンパク質が、 欠乏すれば、
細菌や、ウイルス 、 に対して、
人の体は、 無防備になるのだ。
生体の代謝には、
タンパク質も、 糖質も、
脂質も、参加する。
それらのすべてが、
酵素 コウソ 、を要求する、
ことを考えると、
タンパク質の比率が低くては、
代謝のスムーズな進行にさしつかえる、
という、 結論を出さざるをえなくなる。
エネルギー源が、
糖質・脂質だから、といって、
これだけを食っていたら、
エネルギーさえも、つくれない。
酵素な、 タンパクなしの代謝などは、
ありえないからである。
タンパク質の比率が、重要なことは、
このような、 極限のケースを、
想像すれば、 わかるはずだ。
【 タンパク食の高・低の比率差 】 ;
タンパク質の比率については、
水を抜いて、 考える。
すなわち、
食品を完全に乾燥したものについて、
糖質は、 何 % 、
脂質は、 何 % 、
タンパク質は、 何 % 、
というふうにするのである。
組織の損失や、ストレスのない場合には、
タンパク質の適正な比率は、
12 % 、である。
これは、 成人の場合であって、
子供や妊婦のように、
同化 、が、 異化よりも、
優勢な場合には、
タンパク質の比率の標準は、
18 % 、 である。
糖質、脂質の合計は、
成人の場合には、 88 % 、
子供や妊婦の場合には、 82 % 、
ということになる。
高タンパク食、 低タンパク食 、
という、言葉を使ってきたが、
タンパク質の比率が、 これより、
低い食事は、
低タンパク食 、と、いってよい。
昼食を、そば、や、うどんで、
すます場合を例にとってみよう。
☆ タンパク質乾燥比率は、
そば 、で、 12.1 % 、
うどん 、 にいたっては、 9.6 % 、
に、すぎない。
これらな、数字らは、
ヒトの体の色々なタンパク質らを成す、
のに、 必要な、
色々な、 アミノ酸たちのそろいように、
抜かりの無い 、
卵 、の、 アミノ酸たちの居合わせよう、
を、 百 、 で、
完全 、 としてある 、
プロテイン・スコア 、 を掛けて、
初めて、 現実的な意義をもってくる。
そこで、 そばのタンパク質有効比率は、
10.3 % 、
うどん、では、 5.4 % 、 となる。
どちらも、 低 タンパク 食 、
と、 いわざるをえない。
そばや、うどんは、
卵でも、おとさなければ、
きわめつきの低タンパク食である。
カレーライスや、チキンライスなども、
このたぐい、 と見てよい。
低タンパク食か、
高タンパク食かの問題は、
毎食について、 おこる。
どんな食事も、
タンパク質の比率において、
卵や、シジミ、の、それを、
百 、 としてある、
標準値 、 に達していなければ、
何らかの障害の原因となるはずだ。
昼は、 簡単にすませ、
夕食にご馳走をたべる、 という、
ありふれた食習慣は、
健康を管理する上では、
感心できるものでは、ないのだ。
☆ 【 体重の、 1 Kg 、あたりに、
1 グラム 、が必要 】 ;
毎食のタンパク質の比率が、
12 % 、なり、
18 % 、 なりの水準を保っている、
ことだけでは、
高 タンパク 食 、とは、 いえない。
それは、 必要条件であって、
十分条件では、 ない。
タンパク質の絶対量が、
もし、 不足していたなら、
異化と同化のバランスが、
とれなくなるではないか。
数年前まで、 国連の、 WHO ≒
世界保健機構 、は、 前記のように、
成人のタンパク必要量を、
体重の、 1 Kg 、 あたりで、
1.01 g 、 としていた。
私は、 これを採用したい、 と思う。
それも、 あっさり、
1 Kg 、あたりに、 1g 、とする。
体重 が、 60 Kg 、の大人は、
60 g 、 ということだ。
むろん、 それは、
卵のを、 百 、 とする、
プロテイン・スコアを掛けて、
60 g 、 とする必要がある。
かりに、 卵だけで、
これをまかなうとすれば、
1日の分として、
472 g 、 となる。
大型の卵で、 8個 、
というところだろう。
現実の食生活では、
卵の、 2個 分 程度の、タンパク質は、
主食や野菜からとれる、 と見れば、
確保すべき、 タンパク食品は、
体重の、 10 Kg 、あたりに、
卵の、 1個 、 の見当となる。