15  手術25日前  大震災  2011/3/11   | 胃がん手術と、術後100日の泣き笑い プラス

胃がん手術と、術後100日の泣き笑い プラス

50代女性。中学女子・高校男子の2児の母。
2011年4月に早期胃がん手術を受け、胃の1/2を失う。
手術前まではフルタイム勤務

再びB病院へ。外科医の診察を受ける。





手術は腹腔鏡による

胃の約1/2と、

回りのリンパ節の切除。





病巣は胃の中心あたりにあるため、

噴門部と幽門部は残すことができるので、

予後がよいだろうと、

A病院の診察結果と同じだった。





手術日を決めてもらい、

看護師から諸注意を受ける。





その後、

入院申し込みカウンターで申込書を書いていたら、

ものすごい地震が。





カウンターごしに対応してくれている女性と

手を握り合って耐え忍んだ。





揺れも収まったので、

早く家に帰ろうと病院を出たが、

電車は不通。





電話ボックスも長い列が。

30分ほど並んで、家と会社に連絡を入れることができたが、

その間にも余震が。

立っていられなくなって、しゃがみこむ。





電車が動かないので、

病院に戻ると、

テレビの前にイスを並べてくれていたので、

座ってしばらくテレビを眺めていた。





東北で起こった惨状が映像になって流れてくる。





結局、電車はその日は動かないことになったため、

病院に泊まることになった。





おにぎりと水、バスタオルを1枚用意してくれたし、

診察室前の待合室をほとんど開放してくれたので、

長椅子に横になって結構眠ることができた。





病院のベッドではなく、

待合室のソファに寝て一夜を過ごすのは、初体験だった。

なかなかできない体験ではある。




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