今週初め、下の子のショートステイの日程で伊豆へ。


3週間ほど前、この時期に、仕事の境目を迎えそうなのが
予測出来ていましたので、ネットで見ていると、かなり格安な
お値段で、いつもの宿の、露天風呂付の、お部屋が空いていました。

ここなら、足の悪い母も連れて行けるのではと、すぐに予約を。

まあ、結果的には、当初「楽しみだねぇ!」と喜んでいた母でしたが
一週間を過ぎた辺りから、「飼っている猫の調子が悪そうだから」と
不参加表明が・・



確かに、実家で飼っている“元狂暴猫”は、半年以上前に

鼻の奥に、ガン状の物が見つかり、骨の一部も溶けて、顔も変形し

常に、少量の鼻血が出ている状態なのですが・・


春の嵐の風雨が強い中、息子を送り出した後に出発。

強い風雨で、道中の、高速道路での走行は、少し、怖さも感じながら
安全運転で。

しかし、御殿場辺りを過ぎ、新東名を降りた頃には、急速に
風雨は収まり、薄日も差しだした中、雨量による通行規制が出される
いつもの、舩原峠は避け、一部、海側を通り、目的地に向かう事に。

 




道中は、先程までの強い風雨の影響か、落石や倒木もかなり有りましたが
通る車もまばらで、桜の花びらの積もった道路は、ピンク色。


もう、この頃には、すっかり天気も回復し、落下物に注意しながら
速度を落とした車窓からは、道路わきも良く見えて、“あ!ワラビ!
なんて、時々、車を停めたり。

 


う回路なのと、のんびりしか走れない影響で、土肥温泉に着いたのは
いつもの1時間遅れでしたが、いつも通りに“しま長”さんで
昼食を取り、いつもならその後は防波堤に直行なのですが
海はまだ、時化状態でしたから、1時間ほど周囲の散歩に。

 

土肥桜って初めて見ましたが、花の後はもう、サクランボ状態・・

河津桜みたいなもので、早咲きなのでしょうか。



トイレの借用がてら、土肥金山も覗いてみましたが

特にめぼしいお土産には出会えず。

 

 

伊豆でも、鹿が増えているとは聞いていましたが、ペット用の

鹿肉ジャーキーが、少ない量で中々のお値段・・

 


鯉の餌やり以外は、あまりお金を落とさず、ごめんなさい。

でも、楽しいので、結構、真剣に楽しんでいたら、大型バスで
観光に来ていた、中国の方々には、餌をやって喜んでいる姿を

随分、写真に撮られていたよ・・



チェックイン時間に、いつもの“湯の花亭”さんに着くと、すっかり、顔なじみと

成った女将さんから「今日は、特別室がご用意出来ましたのでお使い下さい」と。


以前も、同じような事が有りましたが、二人では広すぎますね。

 

窓の下にはまだ、桜の花も残っていましたから、のんびりと、部屋の露天風呂に
漬かりながら、ビールを飲んで、お花見も。

 


景色を眺めながら、寝るまでのんびりと過ごせました。



翌朝、朝食後、宿を出ると、ひとまず、いつもの防波堤へ。

北風が強く吹いている様子は、宿の部屋からも確認出来ていましたが
とても寒いし、海もまだ、かなり濁りが入っている状態。

取りあえず、いつもの、延べ竿に玉ウキに、付け餌を兼ねた
コマセを撒いてみても、いつもなら、うじゃうじゃと湧いてくる
小魚の姿も、全く見えない・・

ここでの釣りでは、私はもっぱら、餌付け係りですし
家内は、殆ど、針に魚が掛かったのを、目で確認して
釣り上げるという、特殊釣法ですからね・・


それでも、寒い中、暫くすると、小型のメジナや、スズメ鯛に
タカベやネンブツ鯛などが、ポツポツと釣れ出しましたが
いつものように、たまたま、運よく、口に針の掛かった物は
海にお帰り頂いて、不幸にも、お腹の中まで、針を飲み込まれてしまった
物だけを、お持ち帰り用にキープ。

まあ、余りにも寒かったので、早めに防波堤を後にし、これまた
いつものように、三松さんでウナギを頂き帰路に。

 



少し、時間も早かったので、今は、殆ど走る車も無い、旧道に廻り
やはり、往きと同様に、道路脇をキョロキョロしながら。

 

 

最後に、息子のショートステイ先に立ち寄り、自宅に戻りました。

 

 

例年、行っている、夏の、土肥花火大会は、今年は宿が取れずで

無理そうですから、秋頃には、もう一回くらい、行きたいなぁ・・