一つの現場が終わり、先週はのんびりでした。
先週末には、地元の会社の仕事仲間が集まり、お花見も。
まあ、インドア花見でしたが、近くには桜並木も有る事だし
久々のお花見を楽しむことが出来ました。
桜の花が咲きだす、この時期、銃を所持する者にとっては
年に一度の銃砲一斉検査を迎える時期でもあります。
これは、所持している銃を、警察に持っていき、不正な改造等が
されていないかや、使用実績の確認、自宅保管の実弾の数や
保管状況等々の検査を受ける事が義務着けられています。
昨々年度末に、ひょんなことから、所轄署に設置されている
銃砲安全協会の長を引き受ける事に成った私。
数日前、前任の、銃砲担当者の移動に伴い、所轄署新任の担当者様が
自宅に、ご挨拶に来られたそうなのですが、私は不在でした。
今年度の、検査予定日は2週間後。
ご挨拶も済ませていませんでしたし、銃砲一斉検査の際に、会員の方々に
お渡しする、資料等の方も出来上がりましたので、その確認や、ついでに
一斉検査前の事前検査を済まそうと、事前に、アポを取り
先週の1日、警察署へ。
ご挨拶の後、持参した銃の長さを測ったり、番号を確認した後は
面接調査へ。
ここでは、普段の生活や、近隣トラブルの有無などを聞かれ
残弾の数や、使用予定などを聞かれますが、これも例年通り。
ここで、担当者から「使用実績について、今年から、少し細かく
調べるようになりましたので」との事。
ここで、少し、説明致しますと、所持をしている銃には、それぞれに
使用目的が定められており、一般的には、射撃・狩猟・有害駆除
の目的です。
銃の、許可を取り、所持し、許可を経て、火薬類(実弾)の所持が有れば
射撃場に行って、射撃は出来ますが、狩猟に使う場合には、狩猟免許を
受けなければ、狩猟の使用目的での許可には成りません。
また、狩猟とは似ているような、有害駆除目的の所持ですが、行政や
猟友会組織等からの任命を受け、狩猟免許を持つ、許可された者に対し
所持目的に加えられる物です。
私は、現在、上下二連式散弾銃、自動式散弾銃、自動式ライフル銃の
計3丁を所持しており、それぞれに、所持目的として
射撃・狩猟・有害駆除が付いており、当然、それ以外での使用、所持は
銃刀法違反です。
では、銃検査の際、これまでと異なる点とは。
まあ、使用目的が、このように分かれている以上、当然な事だとも
言えますが、これまで以上に、使用実績が細かく聞かれる事でした。
以前であれば、散弾銃で射撃は何回くらい使いますか?
狩猟はどうですか?有害には、どのくらいの頻度で?
ライフル銃の方は、何回くらいですかね~という感じでしたが
今回からは、それぞれの銃の目的ごとの正確な、使用実績が
質問されるようになりました。
例えば、私の、上下二連式散弾銃の場合。
直近の射撃での実績を聞かれ、一週間ほど前の、クレー射撃での
使用を答えると、カレンダーを見ながら3月30日の事ですねと。
続いて、狩猟方では何時ですか?
う~ん、この銃での狩猟の使用実績は、近年有りませんから
正直に答えると、更に、有害駆除の方の実績の方は?
昨年の、夏から秋にかけて行われる、鳥類の有害駆除の実績を
答えました。
続いて、自動散弾銃の実績の方も、同様に、狩猟での実績や
有害駆除従事の実績を日時と共に、伝え、同じように、ライフル銃の
それぞれの目的ごとの使用実績を答えました。
まあ、正直、私は、狩猟期間は元より、有害駆除従事に
成績は別として、年に、2~3回は、射撃にも行っていますので
“眠り銃”と呼ばれる銃は一丁も有りませんが、正確な
使用日時となると、射撃場での使用の際に、射撃場で記帳してもらう
実績印か、お恥ずかしい成績が記された、スコアーカード以外
猟や、有害従事の場合、自らが、記録をしておくしか、手が有りません。
当然、銃所持者には、実弾等火薬類の帳簿の記帳が
義務付けられており、購入(製造)から、消費まで、管理を
しなければ成りませんが、これは、あくまで、実包等の
管理の為で有って、銃の使用実績とは異なります。
具体的に言うと、狩猟や有害駆除に、銃を所持し、参加をする事は
銃を一切発射する事が無くとも、立派な、その銃の使用実績と成りますが
残念ながら、火薬類の消費は無い訳ですから、記録としては
何も残ら無い事に成り、それを、証明するのは大変です。
今回、たまたま、息子が、先月誕生日月を迎え、許可証の更新も有り
一斉検査前に、銃検査を受けた経緯が有り、この、今年からの件は
聞いていましたので、事前に、狩猟と有害実施の予定計画等の
資料に、参加状況を加えた物を持参していましたから
日時まで、正確な使用実績を答える事が出来ましたが
それが無かったら、ちょっと困ったのだろうなぁと。
別に、出鱈目な事を述べたり、嘘をつく訳では有りませんが
警察官に、聞かれて(調べられて)咄嗟にすらすら答えられるほど
記憶力に、自身は有りませんからね・・
私の場合、このブログにも、銃の事は割と書いていますが
これからは、銃に関する予定表や資料など、終われば捨てていましたが
ちゃんと保管をし、尚且つ、詳細な記録を残しておく必要が有ると
感じました。
変な汗をかきたくなかったら、まずは、準備ですね。
普段であれば、訪問者も1日数人の、当ブログですが、昨年の秋以降
訪問者数も、数倍に増え、もしかしたら、銃砲所持者や、狩猟者等の
方々が、増加したのかな?などと考えて、今回のような事を記しました。