「末席に着く」ということが勘違いされています。
それは会衆席の最後列の席に座る、ということではありません。
何かの集会があると、大体後ろの席から埋まっていきます。
そして、前のほうが空いて、そこがさん然と輝いています。
「末席に着く」ということは時に、前列に座ることでもあります。
そこに座ってしまうと、もうどうにもなりません。
後ろの目があります。だらしのない格好もできません。
後ろの席は少し自由があって、出たり入ったりも割りと自由にできます。
小学生のときから、
わたしはそれほど背が大きくないのに、その自由な後ろの席を好みました。
それで成績もよくなかったと思います。
「末席に着く」とは招待されている場合のことです。対面式の会議などで、招待されていたらどうするかということ。
司会者があとで、「どうぞ前にお座りください」と言われるかもしれない。
そのときはそれに従えばよい。
「別の方が着ますので、後ろに下がってください」と言われたら残念恥ずかし。
ですから、会衆席のことではありませんし、会衆席は前列から座るべきです。
写真:富士通株式会社 サンプル
