仕事を失敗して、周囲が出す言葉は、「頑張れよ」とか「また、チャンスがあるさ」ぐらいである。


わたしたちは成功談よりも失敗談のほうがより勉強になることが多い。


だからそんなときは、「いい仕事をしたな」と、ユーモアで励ましたい。


学生のとき、成功談ばかり話す講師がいて、1年間うんざりだった。


オールポート(19世紀の心理学者)は「ユーモア」について、


「自分の愛する者を笑って、なおかつ、愛し続けることのできる能力」と定義した。


ユーモアは愛がなければ出てこないし、出してはならない。


自分の最も愛する者、つまり自分自身を「バカな奴」と笑いながら、


しかし、軽蔑したり、いじめたりすることなく、いとおしみ、育てていこうとする愛である。


それができないと、失敗もそれなりに評価し、真実に、ユーモアを使って他人を愛するという事ができない。


日本人はアイロニー(皮肉)は、にくいほど得意だが、失敗した他人を生かすユーモアがない



写真:T.I



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