仏G1の凱旋門賞(10月6日、ロンシャン競馬場・芝2400メートル)を目指している
キズナ(牡3歳、栗東・佐々木厩舎)の現地での受け入れ先が、
シャンティイの名門パスカル・バリー厩舎に決まった。
OKの連絡を受けた佐々木調教師は6日、
「決まりました。よかったですね。ここから頑張りたいと思います」
と声を弾ませた。
同厩舎は、仏ダービーを5勝し、10年ドバイ・ワールドCをグロリアデカンペオンで
優勝した実績を持つ。
シャンティイのエーグル地区にあって調教コースも近く、
最高の調整ができる場所として選択された。
同じく3歳で10年の凱旋門賞に挑戦したヴィクトワールピサの滞在厩舎としても知られ、
今春には、
ジョッキーからトレーナーに転身したばかりの飯田祐史調教師が、
2か月間の研修を行っている。
キズナは、7月25日に鳥取・大山ヒルズから栗東に帰厩。
順調に調整を進めており、4日に坂路で55秒8―13秒1を刻んだ。
21日には、武豊がダー
ビー以来3か月ぶりに手綱を執って追い切る予定だ。
「日本で完璧に仕上げて、向こうで維持するような形にしたい」と佐々木師は話した。
決戦まで、ちょうど2か月。
トレーナーはライバルを分析しつつ、徐々に気持ちを高めている。
「キングジョージを勝ったノヴェリストは強い。
仏オークスを勝ったトレーヴもすごい。
歴史に残るようなメンバーが集まる。そうでなきゃ面白くない」
31日に千葉・成田空港から出国予定。
4戦3勝でパリ大賞を制したフリントシャーが待つニエル賞(9月15日、同)をステップに、
本番へ向かう。
【スポーツ報知】