茨城県の宍戸ヒルズカントリークラブ 西コースで開催中の国内男子ツアー
「日本ゴルフツアー選手権 Shishido
Hills」2日目。
石川遼が奇跡の予選通過を逃した。
初日「80」の大叩きで8オーバーの124位タイから出ると、
序盤からバーディを重ねて猛チャー
ジ。しかし8バーディ、1ボギーの「65」を
マークしながらも通算1オーバーの72位タイでカットラインに2ストローク及ばなかった。
出だしの1番から2連続バーディ。
絶好の滑り出しを見せた石川はこの2日目、
多彩かつ精度の高いショットでバーディチャンスを演出し続けた。
10番までに6バーディを奪取。初日最下位からの決勝ラウンド進出への光は、
ホールを追うごとに強くなっていった。
ドロー、フェードと高さも自在に操る姿には
「ああいうショットをしていれば向こう(米ツアー)でも通用するんだと思う」
と同組の松山英樹も脱帽。
16番
(パー3)では、6番アイアンで
「ストレートボールでは大きい」
という184ヤードを、フェードをかけて距離を調整し、ピンそば20センチにつける一打で
8つ目のバーディを決めた。
しかしカットラインまで2打に迫った17番。
同じ6番アイアンで、第2打を今度はドローでピン手前4メートルにつけたが、
続くパットがカップの左手前でピタリと止まりバーディならず。
そして18番では第1打を右サイドのラフに曲げ、第3打のアプローチも寄せきれずに、
ボギーフィニッシュ。
週末のプレー機会を失い
「最後は残念なホールだった。でもその100倍くらい、昨日のゴルフが残念です」
と肩を落とした。
今季から本格参戦した米ツアーでもまれた成果、数々のショットを繰り出した。
しかしやはりこの2日目の大きな改善点はグリーン上での戦いぶりだ。
出場選手中最下位の平均パットの数字(2.1667)を残した初日の結果を受け、
新たなパターを握った。
これまで愛用してきたL字マレット型から、大きなモデルチェンジとなる
「オデッセイ ホワイト・ホット プロ パター #7」。
ネオマレット型を手にするのはキャリアで初めてだった。
4月の「マスターズ」以降、米ツアー6試合連続で決勝ラウンドに進出するなど、
ここ2カ月の戦いは、予選落ちが続いた開幕直後とは一線を画す。
しかし、もうひとつ好成績が続かない一番の理由はやはりパッティング。
ストロークが安定せず、とりわけスライスラインを残した時に問題があった。
L字マレット型のパターは、緩やかな円軌道、
ヘッドの大きな開閉の動き(イン・トゥ・イン)でボールを打つのが定石。
これがフックラインの際には正しいストロークができていたが、
スライスラインではカット気味に近い形でヘッドが入り、
ボールが捕まらないままカップの手前で切れるシーンが目立っていた。
しかし、イン・トゥ・インではなく、バックスイングからフォローまでストレートに近い軌道を
描くこの大型ヘッドのパターを握る決断をしたことで、取り急ぎ、この悩みは解消された。
今後もストロークの矯正や、オプションとしてこのニュークラブを使用していくという。
この日の出来には手応えが大いにある。
だからこそ石川は
「なんで水曜日(開幕前日)に気付かなかったんだろうと思う。
そういうところに敏感になりたい」
と口惜しそうに話した。
同い年の松山英樹の前で見せた、屈辱と手応えの2日間。
36ホールで終わってしまった戦いだが、来季のシード権獲得への
確かな力となるかもしれない。
【GDO】
「独り言」
ドライバーを除いて(数ホールだが)
アイアンショットの切れ 安定性は初日から素晴らしかったと思ったが
使用クラブ(今回はパターだったが)への
柔軟性も必要ということかもしれませんね
でも飛距離をあそこまで落とさずにフェード系が打ちたいんじゃないかな?と
思ったのは僕だけかな?
初日の17番のOBは入射角がちょっと鋭角過ぎたかも・・・
紙一重の部分だろうけどね