「13冠ベイビー」がファンのものに! 命名権譲った馬主・谷水オーナーの決断 | ゴルフ大好き どらちゃんブログ

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日本ダービーが終わって競馬界の暦は、来年のダービーを見据えた
「2013-14年」に切り替わった。
2歳新馬がデビューする夏競馬が始まれば、次世代の スター候補が続々と顔をみせ、
来春への長いダービー・ロードが始まる。

そんな中、今季最も注目を集めているのが、13冠ベイビーのウオッカの初仔(はつご)だ。

久々の“超新星”のデビュー、しかもその命名権をファンに委ねるとオーナーが先頃、
“爆弾表明”したことで、さらに話題が沸騰している。


 ■13冠ベイビーの名付け親に!?


 9日に放送された関西テレビ系の競馬番組「競馬BEAT」の中で、
ウオッカの谷水雄三オーナーがこの秋デビュー予定の同馬の初仔(2歳牡馬)の名を
公募すると明らかにした。

 ファンの関心をかきたててナンボのギャンブルだけに、
話題づくりには事欠かない競馬界だが、これだけ大きな“アドバルーン”は近年珍しい。

 ウオッカといえば、2007年に牝馬として64年ぶりに日本ダービーを優勝した
GI7勝の名牝。その引退後初の繁殖相手が凱旋門賞などGIを6勝した
アイルランド生まれのシーザスターズ。
下世話にいえば母父あわせて「13冠ベイビー」。

 注目度は当然ながらワールドワイド!
国内GI勝ちはすでに織り込み済みだろうし、将来の海外遠征でさえ既定路線という、
文字通り銀のさじをくわえて生まれてきたサラブレッドである。
それだけに、ネーミングをファンに任せるというのは、ちょっと驚いた。

 競走馬の名付け親に-というのは競馬ファンにとって、このうえない魅力だ。
一口馬主とよばれるクラブ馬が隆盛な理由のひとつも命名権にある。
ただし、 ファンが財布から資金を持ち寄って購入するクラブ馬は
やはり血統背景もそれなり…というケースが多く国内外のGI勝利は夢だ。

 競馬シミュレーションゲームが一時ブームになったのも、そんな実世界の状況を見て、
せめて仮想世界の中ではGIを勝てる超A馬を命名、
所有する充実感を味わいたいためだったのだろう。


■日本競馬界屈指の名オーナー

 谷水オーナーといえば、ウオッカ以外にも多くの名馬を育て上げてきた。
1973年の天皇賞馬タニノチカラ、02年のダービー馬タニノギムレットが代表格。
ダービー2勝馬主というのは貴重な存在だ。
本業は西日本にゴルフ場などを経営するバリバリの実業家である。

 とともに、父・信夫氏から受け継いだ生産牧場のオーナーでもある。
ちなみに信夫氏は63年ダービー馬タニノハローモア、
70年2冠馬タニノムーティエを 育て上げたオーナーブリーダーでもあった。
つまり親子2代のダービー馬主。
日本を代表するサラブレッド・オーナーといっていい。

 そんな谷水氏だが、13冠ベイビーを前にしてはさすがに心平らかとはいかない様子。
いくら考えても妙案が出ず、悩んでいたときに山積になったファンレターを見て
「ファンに応援してもらえる馬になってほしい」
と思ったそう。
だからといって
「この子の名前はファンの皆さんからの公募が一番ではないか」
と思いついたというのは豪気だ。

 ウオッカ、ギムレットのようにお酒の名前を馬につけることで有名な谷水オーナーだが、
今回に限っては
「皆さんのお好きな名前で応募して」
とか。
ついでにいえば、親子2代で「タニノ」の冠でも知られるが、こちらにも拘泥しないという。

 そんな話題のウオッカ初仔は、誕生地のアイルランドを離れて、
現在は北海道浦河町の牧場で育成中。
すでに560キロを超すまでに育ち、ウオッカも管理していた栗東トレセンの角居厩舎に
入厩が決まった。

 「ダービー馬はダービー馬から」という格言通りに父タニノギムレットから、
娘ウオッカへと引き継がれた優駿の血脈が、その孫にどんなふうに現出するか。

 ウオッカの初仔の名前の応募はインターネットの特設サイト
http://www.ktv.jp/vodka/index.html
のほか、
はがきでも7月末まで受け付けている。



【産経新聞】