スマートフォン(高機能携帯電話)向けの無料通話・メールアプリ「LINE」(ライン)を
展開するNHNジャパン(東京)は、ラインにビデオ通話機能を実装する方針を固めた。
来春をめどにリリースする。
ラインは、1対1やグループ間でのメッセージのやり取りに加え、通話もできる。
大型絵文字の「スタンプ」の交換なども人気機能の1つで、
若年層のスマホ向けコミュケーションツールとして定着しつつある。
新たなビデオ通話機能では、ユーザー同士が互いに相手の様子を動画で
見ながら会話を交わせるようにし、ライブ感を演出。
従来の3G回線で安定的に使えるようにするという。
ユーザーは、離れて暮らす家族やカップルらが想定されるほか、
災害時の安否確認の際でも互いの顔が見られれば安心感につながる効果も期待される。
先行す
る無料通話アプリでは、世界中にユーザーを持ち知名度の高い
「スカイプ」も同種のビデオ通話機能を備えており、
ビジネスシーンで利用されることも少なくな
い。
後発のラインは、スマホの普及に比例してユーザーが増えており、
今後、伸びしろを残すアジアなど海外市場を有望視している。
このため、ライバルアプリと遜色のない機能をラインにも実装し、
家族間や友人間でよりカジュアルに使ってもらうことでユーザーの一層の獲得を目指す。
すでに開発に着手済みで、NHNの執行役員、
舛田淳・ウェブサービス本部事業戦略室長は
「モバイル端末によるコミュニケーションでは、テキスト、
音声に加え動画もカバーすべきだと判断した」
と語った。
【産経新聞】