第146回天皇賞(秋)・G1(28日、東京・芝2000メートル)に出走する
エイシンフラッシュは、10年のダービー以来勝ち星から遠ざかっている
が、
今回、鞍上にM・デムーロを配し、久々の激走をもくろむ。
オールカマーを勝って、ここに駒を進めてきたナカヤマナイトは、
森に囲まれた、新しい厩舎へ
の移転でリラックス効果抜群。
秋の盾奪取へ、静かに闘志を燃やす。
にぎわう都会のマンション群から、森に囲まれた郊外の住宅地へ―。
不動産の広告のように、新たな“マイホーム”へ引っ越したナカヤマナイトが
変わろうとしている。
「こっちの厩舎に来てからは平均的に静かで落ち着いている」
と三浦助手は精神面の変化を口にした。
美浦では厩舎の老朽化に伴い、今年の6月下旬から新厩舎への移転が始まった。
最初に移動したのが、同馬が所属する二ノ宮厩舎。
これまではトレセンで最も交通量の多い道路に面した立地だったが、
今回は厩舎群から離れた森に囲まれた閑静な場所へと環境が様変わりした。
調教場への“通勤時間”こそかかるが、ライフスタイルの変化が
精神面に及ぼす影響は少なくなかった。
「以前の厩舎では馬房から見える他厩舎の馬が通るとそわそわしていたし、
馬の出入りでピリピリしていた。そういう面がなくなったのが大きい」
と三浦助手。
宝塚記念(8着)後に休養から戻ってきた8月24日
からは、
新居で落ち着いた生活を送っているのだ。
苦手な道悪で勝った前走のオールカマーは、新居から“出勤”した初戦だった。
「本来は良馬場の方がいいけど、背中と腰が徐々にしっかりしてきたので、
道悪もこなせた」
と三浦助手。
精神面の安定に、肉体面の成長が加わったことで春よりバージョンアップした様子が
うかがえる。
お気に入りの自宅で仕事の結果が出れば、モチベーションも上がってくる。
「1回使ったことで気持ちが乗ってきた。さらに調子が上がっている。
相手は強く
なるけど楽しみ」
と三浦助手。
新しいマイホームを支える二ノ宮厩舎の大黒柱として、
G1奪取という大きなビジネスに取りかかる。
【スポーツ報知】