国内男子ツアー「コカ・コーラ東海クラシック」で、大会連覇を狙うホストプロの石川遼。
昨年の大会はプロアマ戦で通算14アンダーをマークして優勝を果たし、その勢いのまま、
試合でも優勝を果たした。
この日プロアマ戦を終えた石川は
「ショットも状態が良いので、良いスコアが出そうですし楽しみです」と話した。
その理由の一つに、この日のプロアマ戦での
スコアが影響している。
プロ1名とアマチュア3名が1組でラウンドし、各ホールで一番良かった選手のスコアを
その組のスコアとする。
この日の石川組は通算
18アンダーと好スコアをたたき出した。
「自分は6か7バーディでした。でも16番(パー3)は左の崖に落としてしまい
トリプルボギーでしたけど・・・。でも去年が14アンダーで優勝ですから、
今年も優勝かな!?やっぱりプロアマ戦で好成績を挙げると、
気持ちよく本戦に入れますので、今日は良かったです」
と笑顔の石川だったが、通算19アンダー
をマークした宮里聖志チームに敗れ2位となった。
調子は良いという石川だが、この日トリプルボギーを叩いた16番には警戒心を強める。
「あのホールは左に落としたらダボは覚悟です。でも、試合前に落としたので、
試合では大丈夫かも知れませんね。今日もショット自体はストレートでよかったのですが、
風の計算を間違えたので、明日からはしっかりと判断して攻めたいと思います」
と言う。
さらに、15番パー5は昨年の最終日に起死回生のイーグルを奪ったホールだが
「上手くいけばイーグルも狙えますが、池も絡むのでボギーもあり得る。
17番、そして最終18番も攻めたいホールだけど罠もあるので警戒します」
と、上がり4ホールが鍵になると話す。
連覇のためには、この4ホールでいかにスコア
を伸ばすかが大事になりそうだ。
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