トイレにたった彼はなかなかもどってこな かった
アタシはケイタイメールを確認したり窓から見える景色をみながらぼんやりしていた
「ごめんおまたせ」
「どうしたの」
「・・・・・・・・・」
「あっ、わかった。家からでしょ」
「違うよ」
「どうしたの?」
「・・・・部屋がとれなくて」
「え?」
「ここのホテル満室だって」
かなり落ち込んでいる彼をみたらいとおしくなった
まだアタシをおとすためにがんばってくれる男がいるということが
なによりも嬉しかった
「ありがとうね」
・・・・ラウンジを後にして鴨川を二人で手をつなぎながら散策していた
でもアタシの体は、じらされているようで火照ってしかたがなかった
「もう我慢できない」