ツイート転載
若きポルノ女優と飼い犬チワワと孤独な老婆と魔法瓶と。
清く正しく美しくはなかなか居られない世界の片隅で、それでも善き人でありたいそれでも誰かを信じてみたい、そんな願いを感じ。
真っ昼間の墓地のような鉄塔の林も黄昏の車窓も美しくて🥲
12年ショーン・ベイカー監督の傑作。
登場人物一人ひとり、善悪の価値基準・許容範囲が一様でないんですよね。
こんなことやっちゃうのにあれできるんだ、こんなことしてそうだけどやらないんだとかとか...
実際そうだよなあって。人間描写力に終始刮目。その後のベイカー監督の特色の一つ。
主人公が売れっ子なのはポルノ女優としての魅力はもちろんだろうけど、彼女の人柄、信頼感の大きさにあるのがきっちり描写されていて。
彼女を信頼している社長のプロとして商品を見る冷酷さと温情と。
主人公の友人の男の悪辣さも通り一辺倒ではなく。レッド・ロケットの原型?などなど。
そしてあの老婆。長い人生の一端一端の見え隠れ。主人公との交流する中での心の開閉。チワワのシーンな。
落語やO.ヘンリーの短編とかも想起しながら観ていましたがそんな綺麗にオチさせない。
かといって無理やり想定超えや外しをしているわけでなく。でも「なんか分かる。気がする」
※7.20「聖なる電灯」@SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2025にて


