2.9「夜明けのすべて」「瞳をとじて」の記。 | ドルヲタ見習いの記。

ドルヲタ見習いの記。

子熊座の男。あんっ↓ちゃあぁぁぁあんっ↑の人。今いる現場こそその日最高に楽しい現場ですよGo!Fight!Win!

2024年初のコレっ‼︎て映画出ました😆🎞

 

ツイート転載

 

「夜明けのすべて」

大傑作👏
助け合いともまた違うこれって何ていうんだろう。
優しく柔らかく迸る映画。
キャスト全員良かったなあ。子ども達抜群。
ほぼ全てのカットが丁寧に創り込まれて刮目。
冬から早春の気持ち空気光陰そして「音」がフィルムに焼き付いています。
めちゃめちゃ善い!超オススメ!

 

ほぼ全カット止めながら「ここがすごい」って言えそうなくらい。

画角画面構成とテンポ、演技だけではない出入りや見切れの動かし方見え方。光陰の入り方見え方、現場音の拾い方...

当たり前のようにやっているのがもう。

音楽使いのストイックさとその効果も。

感動です

 

萌音さん北斗くんが素晴らしいのは言わずもがな。

会社の同僚たち中学生たちもとても良かった。

そして描かれる関係性とその描き方も。

いやー良かった

 

劇中の天空の星も地上の星も人間が想像/創造したもの。

社訓。

動く気持ちと一緒に光陰の揺らぎも吹く風も映り/移り。中学生たちが写し撮る人々も。

季節も人生も冬から春へ。冬は寒いだけではなく優しかった。春は希望だけじゃないけど。

シェイドを開けた分だけ陽射しが差すように

 

いかにも、なカットじゃない、かといってありきたりではないカット、人間同士のやりとりや生活の撮り方、演出。

ぼんやり思い出すだけでも。

二人の症状の表現と対する人々のあり方、二人の変化。

原作未読なんですが映画ならではだなあって。

ずーっとおもしろかった

 

「瞳をとじて」

映画時間の使い方が贅沢です。
昔観たビクトル・エリセ作品群のあの感覚蘇らせながら。
正直に感想がない。
「観た」ということと「まなざし」の数々が残っています今は

映画館推奨、というか大きなスクリーンに向き合わないと厳しいし、ビクトル・エリセという名前あってこそかなあ。覆面上映とかだとどうだったんだろうって。これも映画あれも映画人それぞれ