ここ数年で気づいたこと。
自分は案外傷つきやすい、打たれ弱い、ということ。
今起きている辛いこと。
自分の解釈、自分の目線に偏って綴ると
私は〇〇が別に好きではない。しなくて済むのならしたいことではない。
というのが私の中で根深く突き刺さっている、ということから始まる。
なるべく関係性のためにそこに触れないように避け続けていたが、結果としてその欲求不満的なものが自分に親切な人や行為を寄せてくれる方に陽性転移に近いものが起こっていたんだと思う。
ただし、自分の理性は比較的強く、仲良くはなっても一線を超えたりその行為に準ずるとこまで踏み込もうとは思わない、それどころか年々やはり生物としての衰えを感じる部分もありまず選択肢にも入ってこないのが本当のところ。
でもきっとこういうのって女性的には理解できないんだと思う。
ま、それはそれでいいとして、
僕が本来関係性を高く保ち、生活を共にしたい相手は1人で一緒にいる時間はとても尊い。
そんな相手に誤解、というか疑われるような関係性になってしまうのは本当に辛い。
彼女の言い分としては、付き合っていた時からそうだった。女の気配がする度に質問すると小さな嘘をつく。
まさにその通り。これに関しては言い訳しない。
自分としてはやましい関係でもそれに近いことも本当はないはずなのに変な心配や大きな疑いをかけられたくない思いから小さな嘘で誤魔化そうとしていた。
感覚としては転んで膝から血が出ても心配されたくないから大丈夫だ、と言い張るような感覚で誤魔化していた。
でもそういうのは良くない。
論点からそれてしまったが、自分は彼女で満たせない欲求を他人に陽性転移させた結果、半端に他の女性と(直接的ではないにしても)仲良くなり、それが相手の目に触れて不快な思いをさせてしまい、私に問いつめたら嘘をつかれる。
これを繰り返したことによって彼女は自分への不信感が積み重なってしまった、ということだ。
決して自分を正当化しようなんて言う考えはないし、その根本のことについて話せば良かっただけのことなのかもしれない。
彼女は私から求められなくなって自信を失っていたのかもしれない。
挙げればキリがない。
自分の欲求を不完全な形でコントロールしようとして嘘をついたのが悪いのだ。
じゃあ、そもそもなんで陽性転移なんて起こったのか。他に目が移ったような思われ方をしたのか。
これが傷つきやすい、打たれ弱い、と結論づけたところ。
自分でも意外なほど若い時よりも些細な小言に敏感になって傷ついている。
太った、臭い(タバコ)、帰りが遅いなどまぁ中年の男性が浴びそうな言葉全般、冗談半分で言っているだけなのかもしれないし本音も混ざっているかもしれない。
でも事実若い時よりは太ったし、臭いもするのかもしれない、服装なんかも無頓着になってきたかもしれないし、帰りは遅くなっている。
でもこればっかりはどうしようもないこともあって、若い時みたいに暇ではないし責任もあるし求められることも多い。生きている中で仕事に振り分ける精神力の割合は増え続ける。
これは男性にしかわからないことだろう。
それを言い訳にしたくなるほど、仕事でも家庭でも傷ついてしまっていたし自覚していたし、それでも時々機嫌のいい時に楽しい時間を過ごせればプラスに転じて耐えられると思っていた。
大変なことを相手に愚痴でもこぼしてしまえばいい、という人もいるだろうが私は性格的に家庭と仕事は切り分けたい。
だからこうなっているのかもしれないね。
全てが言い訳のようだね。
見苦しいのは自分もだけど、こうやって書いていきながら自分の弱さや足りないことを整理して責めているんです。
ほんのちょっとした変化で土台から色々変わるのもわかるんですがね、今変えたところで信用してもらえることも無いでしょう。
自分はお金に不自由しない程度に平凡的な生活をしながら家庭の幸せに見つめ合いたい、のが本当です。
でもいつからか少しずつ精神的にすり減ってきて少し歪んでしまったのかもしれない。
相手はその犠牲者になってしまった。
本当に申し訳ない気持ち。
でもあと5年。あと5年だけ仕事を耐えきればその先はアルバイトでも一生食いつないでいくことができるようになる。
その5年間で取り返したい。
今までの自分の失敗や罪を信頼に回復したい。
今はお互いに違う方向を向いてしまっているけど、それは自分次第だと信じていきたい。
約10年間、この性格に築き上げられた生活から変化をしていくのは本当に苦しいことだけど、それを変えないと大切なものを失ってしまうと思うと、その方が辛い。
ここに書くことで決意の証として少しずつ、少しずつ変化していきたい。