「企業財務会計士」という資格制度が見送りになった
公認会計士は試験に合格しても2年間の実務経験を経ないと
会計士にはなれない
リーマンショック後、後任会計士のの就職難が続いている
2010年は公認会計士の合格者約2000人のうち
監査法人などへ就職できなかった人の割合がなんと4割にもなり過去最悪だったそうだ
国は2011年は合格枠を1500人に減らし就職難をコントロールするそうだ
ここ2年くらいで、会計士の資格を取られた方の就職の相談も多数受けてきたが
中々、希望にこたえることができなかった
特に高い年齢で合格されて実務経験がない方は
企業の受け入れ先を探すのがとても大変だった
この就職難を解決するために検討が始まったのが
合格するとすぐに資格が認められ企業に会計のプロとして
就職しやすくなることを目的にした「企業財務会計士」という資格制度だ
なんだか、良さそうな資格制度なのになぜ見送りが決まったのだろうか
背景には企業のコンサルティングなどを手がける税理士事務所にとって
この資格者が競争相手になってしまうため
地元の税理士たちが野党へ見送りの働きかけを行ったようだ
既存の税理士事務所でも経営が困難なところが増えているという話も多く聞く
2012年以降国際会計基準への対応が今後重要な局面を迎える中
各国は戦略的に会計人材を育てている
日本の公認会計士約2万人に対してアメリカは約35万人
インドや中国でもすでに10万人以上を抱えている
今後、日本の会計の競争力をどう人でカバーしていくのだろうか
政府や協会の戦略やイメージが見えない
<日経新聞4月22日の記事を参考>