今までは、危険なことやマナーの悪いことを、ただだめだということを教えればよかったのが、最近は、だめだとわかっていることを、親を茶化すというか気を引くためにわざとすることが多い。これも知恵がついた喜ばしい成長なんだろうが、叱ったり言い聞かせたりするのに疲れ果てる。
あまり手荒な方法やきつい言葉は、今はまだ避けたいので、うまい言いくるめ方法はないものかと探していたところ、グッドタイミングで面白い出来事が。
ドラッグストアのレジで並んでいたところ、後ろにおじさんが立ちました。そのおじさんは真っ黒に日焼けしていて、その風貌がワカメにはとても恐かったのでしょう、私の膝に両手でしがみついたまま、じっと彼を凝視していました。恐いくせに、相手がどう動くかわからないから監視するかのように、目を離さずじっと見るのです。そうすると、そのおじさんがワカメをあやそうと話しかけてきました。「そんなじっと見たら、おじさんのほうが恐いわい」。そしてワカメがレジのお姉さんにもらったおもちゃを見て、「おじさんにくれんかの」と言うと、そのおもちゃをポイと床に放り出すのです。本当に恐かったようで、私が拾ったそのおもちゃも受け取ろうとしません。
そうして、買い物を済ませ車に戻るといつもの駄々っ子が始まりました。買ったばかりのパンを車で食べると言い出すのです。そこで、何気なく「おうちまで我慢しなかったらこわいオジサンが来るよ」と言ってみました。なんと効果絶大!!!ふっと思い出して表情を固まらせ、おとなしくパンの袋を持ったまま!
それから、何度も使いました。おじさんには申し訳ないけど・・・。いうことを聞かせたいときに魔法の言葉でした。ごねて暴れてもこの一言で、真顔になり落ち着くのです。でも、これは良い方法ではないなとは思っていました。
その翌週、おじいちゃんが出張にのためにこちらへ来てくれ、いつものようにワカメへのお土産をたくさん持ってきてくれました。ワカメはおじいちゃんが大好きで、いてくれる間ずっとおじいちゃんから離れません。そして、別れ際におじいちゃんがワカメに「良い子にしてたらまた来るわ」と。
それからは、「おじいちゃんがダメって言ってるよ」「そんなことしたらおじいちゃん来てくれないよ」「これこれしたらおじいちゃんが来てくれるよ」を使ってます・・・当初はこれも効果てき面でしたが、段々効果も薄れてきつつあるこの頃。
何か良い次の手は見つかるでしょうか・・・