第八感はこちら



〜2018年10月13日〜

後ろからした声の方へ振り返ると、そこには常連の〈バドラバー〉の姿が。

『いや、流石に一部で立ち疲れたので…座ります。』

『何を言ってるんですか?!いいから早く立ち見に来て下さい!』

いつもより強めに呼ばれるので、怪訝な表情のまま立ち見スペースに荷物ごと移動する。


『今日は…ですから…お願いします…』
『いや、しかしなぜ僕が…?』

『いやいや、推しでしょう…』
『………承りました…では…』

少しトーン落として、簡単に話をして…

開演を待つ。


そして…開演。

前半は一部と同じ流れで進んでいく。

《Crazy Party Night》

《Chocolate Kiss》

《仮契約のシンデレラ》

《チャイムが終われば》

…と、ここで一部からの無理が祟ったか…ジャンプした瞬間に右ふくらはぎが肉離れ←あるある

しかし

『血液中のあ!だ!ち!』

の為に四つんばいで上手まで向かい…炸裂させた後は悠々と歩いて戻る。


足を庇い気にしている間も公演は進んでいき…

《telephone》

《最上級ぱらどっくす》


MCを挟んでから

《go for it》

ここで今度は左足の裏側が一瞬攣ったので慌てて庇う←

《Dear my friends》

《いつか君が》

《I'm OK♡》

《Fighting Girl〜Qty ver〜》

も足を気にしつつ、声を出し、仮装アイテムのシックル(オモチャ)を振ったり。

《BudLaB theme》
《EVOLVE》

を経て…

“おおっ!”

1部ではやらなかった

《情熱シャングリラ》

に、テンションを上げ…
〈ミョーホントゥスケMIX〉を入れる立ち見のファン←

そこから

《君とhigh touch!! 》

《らぶるれっ!》

で本編は終了。

メンバーははけ、ステージは暗転する。


“ふぅ…”

少し息をはき、近くにいた〈バドラバー〉の方を見やる自分。

「では…いきますね」

無言で頷かれる。


『皆さん。先程の話にもあった通り、この公演をもって、岩坂祐里さんがしばらくベストホールをお休みする事になります。』

『祐里さんが学業に専念してもらえるよう…盛大な替え玉コールをお願いします!』


『…あ、すみません。やはり〔ゆうり〕コールでお願いします!』

慌てて言い直し…

全力で〔ゆうり〕コールを先導する。

“あの時のコール以来かな…この感じ…”

と、一瞬だけ、4年前を思い出しつつ、コールを続けていく自分。


しばらくして…

溢れる涙を抑えきれないまま、ゆーりちゃんがステージに姿を現わす。

立ち見ゾーンを起点に黄緑のサイリウムが出迎える。


他の10人は暖かい眼差しでゆーりちゃんを見つめたり、声をかけたり。

『ほら、ゆーりちゃん。曲フリしちゃってよー』

『うー…』

目に涙を浮かべたまま、ゆーりちゃんが紹介した曲は…

もちろん、《I'm OK♡》

最後にみんなで熱くなった。


曲が終わるとゆーりちゃんからお礼の言葉などが述べられる。

『まだ、卒業じゃありませんから!』
『分かってるよー』

『また、ここに戻ってきますから…待ってて下さいね!』
『もちろん!』



これで公演は終了。

1部同様、まずは全員握手会から。

りんりんに何故かこの部での仮装(2年前にやった囚人系)も怖がられる。

ゆーりちゃんとは笑顔で言葉を交わす。


それから、ランダムチェキでうたちゃんを引き当てて、にこにこしながらツーショット。

指定チェキでは怖がりやさん?なデビルリンリンと、しばらく会えなくなるゆーりちゃん。

ゆーりちゃんとはサイン会で言葉を交わすも…伝えたい事が殆ど言えず終い←手紙に書いて渡せないのが痛い

どこかもの寂しく、少し泣きそうになった。


その後は

りこちゃん
うたちゃん
りんりん
ゆずちゃん

と会話を楽しむ。

ゆずちゃんはいつもながらグイグイくるし、気遣いも凄いので話して楽しい。


とはいえ…両足を痛めたので、メンバーを見送った後は足早に宿に向かった。←LinQメンバーとすれ違っても気づかないくらいに



第十感につづく