この世の中に存在するものの中で、あなた方にとって、何が最も大切であり、必要であるでしょうか?この質問をすると、答えの一つとして、愛をあげる方が、何名かいらっしゃることかと思います。では、愛というのは具体的に、何をもって愛とするのでしょうか?という質問をして、本当にしっかりこたえられる方がいるでしょうか。
あなた方にとって愛というものは、世間一般的に、昔から語られています。そしてそれは、あなた方が聞く、あらゆる歌の中にちりばめられ、あなた方の読む書物の中にもちりばめられ、ごくごく一般的に使われる続けている言葉だと思います。ですが、その愛とはいったい何を指すのか、本当にそれを追求して考えた方が、あなた方の中でおられるでしょうか?愛とは、いったい何を指して愛というのでしょうか?例えば、魂のあり方を語る書物、あるいは宗教書の類の中で、愛は魂にもともと備わっている要素であり、あなたは愛から派生し、愛に帰っていくなどと書かれた本もあることと思います。また、魂は愛でなりたっているだとか、愛はすべてに充満し、すべてに溢れている、尽きないエネルギーそのものである、などと書かれている本もあります。ですが、実際のところあなた方にとって、本当に愛というものを、ではそれはいったい何なのですか?と聞かれて、自分が本当に理解しきったうえでこたえられる方が、あなた方の中でいらっしゃるでしょうか?多種多様に、日常の中で使われているのも関わらず、その本質について本当に理解されたうえで、つかわれているわけではないのです。
例えば、私達がメッセージの中で、ビーワンにも愛が波動として入っていると語ったことがあります。あなた方は、そのメッセージを読んで、ああ、愛が波動としてビーワンには入っているのだと頭では納得したつもりになっても、実際にそれの意図するところの本当の意味が分かっている方は、ほとんどいらっしゃらないのです。まわりくどいことを言っておりますが、愛という言葉については、あくまで1つの例に過ぎないのです。あなた方は、実際に頭の中でそうなのかと納得したつもり、わかっているつもりになっているだけで、その言葉が真に意味することが、まったくわかっていないことのほうが実は多いのだということについて、気付いていただきたいのです。
そしてこのような形で、一つ一つの真の意味というところを追求していくと、あなた方は、このあなた方をとりまく世界、あなた方の目に写っている世界の中で、実際自分が分かったつもりになっていると思い込んでいるものの中に、いったい何割くらい本当に理解していることがあるのでしょうか?よくよく自分自身に問い詰めてみてもらいたいのです。
例えば、私たちのメッセージを、月刊ビーワンで一読します。そして、一読した後で、ああなるほど!こうなのだ、そうなのだと、わかったつもりになって終わらせる方が多いかと思います。あなた方に、これを本当に自分の中でしっかり理解していただきたいのですが、あなた方がこの世を含め、あなた方の目に写るもの、あなた方をとりまいているもの、そして、あなた方自身そのものについて、実は何一つ本当に心の底から理解しているものなど、この世界にはないという事実に対してです。そして、あなた方は幼い頃から、あなた方の両親を皮切りに、周りの大人たちや、あなた方を取り囲む社会によって、いろいろな知識を事実として教え込まれてきました。そしてそれが実際、自分自身でまったく理解していないにもかかわらず、そうなのだと思い込むように教育され続けたのが、あなた方の今の姿です。そしてそれは、本を読んでも、何かの情報を人から聞いても、ただの知識の状態にもかかわらず、そうなのだと思い込み、わかったような錯覚を起こす訓練を、幼い頃から、数限りなくされ続けてきました。そして、それが何なのかさえわからない状態におちいっているのがあなた方の現状であります。
なぜ私たちが、このようなことをメッセージで伝えるかというと、受け取るだけの受動的な知識というものは、あなた方にとって役に立たないどころか、害になりえるということを言いたいのです。どんなにすばらしいことの書かれた本であっても、ただそれを盲目的に受け入れ、知識であるだけのものを、そうなのだと自分が理解したと思い込むならば、それはまだ、読まない方がマシとも言えるのです。あなた方は、それを本当に長い間、繰り返し、繰り返し行ってきているのです。私たちのメッセージにしても、もしそれを受け取って、ただ、ああそうなのだと盲目的に思い込むだけならば、私たちのメッセージがあなた方にとって、何の利益も生まない紙クズに等しいものになるということを、どうか理解してもらいたいのです。
とにかく、どんなすばらしいと感じるものであっても、自分の本当に心の底から湧いてくる、経験を通しての気付き、そして自分自身の心の底から湧き上がってくる理解というもの、それらをともなった事柄のみを、真実として受け取っていって欲しいのです。
そして、そういった経験を繰り返していくことによってのみ、あなた方の眼前に写る世界、そしてあなた方自身の本当の真実を知ることになるのです。すべては、自分の内側からのみにしか、真の理解、真の気付きは得られないのだということを、心しておいていただきたいのです。そして、そうした心積もりの上で、私たちのメッセージを受け止めていただきたいと思います。